7年前の台湾旅行(女4人旅)は台湾に到着と同時に
私は発熱し(のちにインフルエンザだったと判ったけど、その時は
そうは思わず、解熱剤を飲み続けていた)
最初に訪ねた淡水の街の中の臭豆腐の臭いに打ちのめされて
その後三日間、熱と臭いとの戦いを続けたので、
台湾=臭い
というイメージでした。
だからだぁりんにも「台湾臭いよ!」「台湾臭いよ!」
と言い続けていたのですが、
今回はあまり臭いが気にならないでここまできました。
(九份は臭いましたが)
ああ、「臭い!臭い!」と言って台湾に悪い事をした!(笑)
と反省をしていたのですが・・・・・
甘かったーーーーーー
有名な『士林の夜市』を歩くことになったのですが
道すがらほぼハンカチで鼻を覆っていることになりました(笑)
十份、九份の山の上から台北の街に下りて来ました。
下界は気温36度、湿度も70%ぐらいで、
バスを降りると、サウナの中に入った感覚です。
街角のスイーツ店で、タピオカ入りの甘いミルクをみんなで飲んだのですが、
王さんが「ちょっとミテキマス!」「ダイジョウブ、ちゃんとロックアイスつかってマス」
と言うように、ここでは外で売っているものは注意しないと
お腹にくることがあるそうです。
今夜のディナーは台北101の85階にある
『欣葉101』というレストランです。
台北101は高層建築物の中では世界4位
一位はドバイの ブルジュ・ハリファ
二位は日本の スカイツリー
三位はサウジアラビアの アブラージュ・アル・ベイト・タワーズ
だそうです。
ディナーはフカヒレあり、アワビあり、車エビありの豪華なものでした。
味は・・・お上品なお味でございます。
ただ、今までの食事ではアルコールはビールと紹興酒しかなかったのに
ここではワインや日本酒もあって、男性陣ご機嫌でした。
次に向かったのは、“九份”
九份と言えば、台湾で訪れてみたい場所で常に上位にランクインする超人気スポットです。
七年前の旅行でここを訪れた時は、雨の夕方で
情緒がある状況だったのですが、
インフルエンザの発熱(旅後インフルエンザだったと判明)に苦しみながら
臭豆腐の臭いに倒れそうになって歩いたので、
辛かった事の方が記憶にあります。
かつて金の採掘で栄えた山あいの街は閉山で寂れていったのですが、
映画の舞台となったことや、宮崎駿監督のアニメ「千と千尋の神隠し」にでてくる
湯婆婆の館を彷彿とさせる景色に出会えることから注目を集め、台湾屈指の観光地なりました。
カラフルなお土産屋さん
この阿妹茶館(あみちゃかん)が千と千尋の映画っぽいのです。
メディアの力って本当にすごいですよね。
山の中にある“十份”
十份(シーフェン/じゅうふん)は「天燈上げ」のメッカ
台湾ではランタン(天燈)に願い事を書き、空に飛ばすと願いが叶うとされています。
夜にランタンをあげるランタン祭りが各国のメディアで取り上げられて、
過疎になっていた山の中の村が一大観光地になったのです。
私も「世界の果てまでイッテQ」で松嶋尚美さんがカレンダー撮影に行った映像を見て
一度は行ってみたい場所になっていました。
今回は残念ながら昼間でしたが、楽しい経験が出来ました。
二人にひとつ、ランタンが付いて、四面に願い事を書きます。
係の人に連れられて、線路の上で記念撮影して、火をつけたランタンを飛ばします。
単線の平渓線では、日中約1時間毎に上下線1本の列車がこの駅で行き違いするのですが、
列車がいない時間帯には駅から約300mの線路沿いは入っていい事になっていて
写真撮影やランタン飛ばしを行うポイントになっているのです。
日本じゃ、あり得ませんね~
そんな訳で線路の上で記念撮影
実はこの日、台北市内は気温36度、
ここは少し標高が高いですが、たぶん34度はありました。
暑すぎる!