映画ファンだという人に、「一番好きな映画は??」と尋ねたら、けっこうな確率で『ニューシネマパラダイス』って答えます。
私も、1番じゃないけど、好きな映画です。
その「ニューシネマパラダイス」のジョゼッペ・トルナトーレ監督作品と聞いたら、出かけずにはおられまい。
スマッシュヒット中のコレ↓ 行ってきました。「鑑定士と顔のない依頼人」
時々、邦題ってトンデモないのが付けられますが、このタイトルは意味深でナイス。
1人で映画鑑賞、ゼンゼン平気なんですが、血の出るシーンや怖いシーンが大の苦手。ミステリーと聞いただけで怖気づき・・・・・友達についてきてもらいました。
が・・・・・・こわいシーンはありません。
1度だけ、ピクッとするのは、主人公が床に絵を落とした時の大音響だけ。同じくビビりの方、安心してご覧ください。
これ、皮手袋専用クローゼットです。すごーい。どんだけあるの??というこのシーンが、この映画を象徴しているのでは??潔癖で神経症的な主人公を体現しています。
とっても映画らしい、余韻の残る映画でした。シャンパンの泡、ネームの入ったグラス、肖像画、と小道具使いがステキ。
チョイ役でドナルド・サザーランドが出てくるんです。出てくるだけで、大物感があるので、ハナからこいつは・・・・と思っちゃいます。あっ、ネタバレ。