Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

最低限のホスピタリティについて

2017-11-19 | お仕事あれこれ

広島ブログ

私の個人的見解で、商売の邪魔をする気はないので「ん???」と思ったお店のことは、ブログに書くことはめったに無いのですが・・・・でも、今回は、ちょっと毒を吐きます。
相手も個人経営ではなく、大資本なんで、少々のことではグラつきもしないだろうし。

会社の記念行事で、あるホテル(広島ではトップクラスな)のレストランで懇親会をしました。
前菜・スープ・魚料理・肉料理・デザートのコースでした。
パンが出てきた頃から「ん???」と思ったのです。
このランクのホテルなら、ホテル内のデザートやパンは自家製だと思うのですが、パンが温めてもなくて、なにやらパサパサ。そこはまだしも。

魚のメインは穴子の照り焼き リゾット添え。
この穴子が出てきた時点で冷たい。冷え切ってます。
アナゴが冷たいだけじゃなく、リゾットが冷え切ってる。冷えたリゾットって、ただネチャネチャしたご飯だから、病人食みたいで、完食するのがつらかった。

で、メインのサーロインステーキ。
サーロインステーキって、血の滴るような・・・とまでははいかなくても、レア感が命ですよね。
焼き加減が確認できないほど、薄い肉だったのは、100歩譲ってでも我慢もしよう。
だがな、ステーキが冷え切っていたのはどういうことだ???
おとなしく食べていた他の社員も、ちょっとザワザワ。
「これって、思っていたステーキと違う」
「なんか料理が冷えてるよね」


お金をとってお客さんに出す料理って、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、というのが最低の基本だと思うのです。
これが、人手不足のファミリーリストランでなら、致し方ない。
これが昭和チックな居酒屋だと、作り置きの料理でも、お値段、雰囲気そういうもの含めて、全然OKなんですが。

だけど、今回のこのコースは、そこそこのホテルで、送迎・お土産・フリードリンクがついてのフルコースひとり1万円なんです。1万円って、自分じゃそうそう出せません。

ホテルって、一度に大量の料理をつくるから、個人レストランのように、こだわっては作れないのかもしれませんが・・・高級感やおもてなしやら、ホスピタリティこそが、ホテルのウリなんじゃないのかしら。
冷え切った料理をお客に出すというのは、ホテルのプライドとしてどうなんだろうか。ホテルの名前が泣くよ。


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