昨日、犠牲者がたくさん出た被災地域を豪雨災害以来、はじめて通りました。
開通したのは知っていましたが、こわくて今まで、現場を通ることができませんでした。
警察官が殉職された場所では、胸がざわつき、ここを土石流が襲ったんだな、と思うと、アクセルを踏む足が震えました。
被害が大きかった地域は、えぐりとられた斜面や、土砂で埋まった沢など、いまだ豪雨の傷痕が癒えていません。
そんな地域に比べると、わが家の周辺は、住民がボランティアに大勢駆けつけて来ていただいたおかげで、復旧が早くつつがなく生活が送れています。
いまは、人手で出来ることはなく、重機による砂防ダムの工事が行われているところです。
ダムの水を地上に汲み上げるポンプが昨日から無くなってる。
これは良いことなのか、悪いことなのかわからず、素人にはちょっと不安なんだけど。
でも、被害が大きかった場所を目の当たりにすると、いかに自分たちがラッキーだったのかを、思い知ります。
人生はほんの数メートルの差で、大きくかわる、そのことを経験したから、いま普通に暮らせていることは、なんとありがたいことでしょう。
泥水につかってしまったわが家の庭も、再生の時期。
ビタミンカラーの花が一斉に開花し始めました。
しばらく手付かずだったガーデニング、そろそろ腰をあげよう。