Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

じわじわおかしい『文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』

2018-12-06 | カルチャー

  
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順番というのは、自分の思い通りにはならないもので・・・・おいおい、よりによってこんなときに、ということも。

図書館の貸し出し予約をしていた本が、1年も待ってやっと回ってきて『やっと順番が来たか』と喜んだのもつかの間。
ポンポンと図書館から続けざまにメールが届く。

『ご予約の本がご用意できました』
『ご予約の本がご用意できました』
『ご予約の本がご用意できました』
・・・ということで、一挙に4冊回ってきました。
どれも長期間、順番が来るのを待っていた人気本ばかり。

取り置き期間はわずか1週間。貸出期間は2週間。しかも、一番読みたかった 須賀しのぶの本は、500ページの大長編。
この4冊を2週間以内で読み切れるのだろうか・・・積んでおくヒマはない。
まずは手始めに読みやすそうなものから。『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』
バカバカしいとお思いでしょうが、どうしてどうして、これが読書好きの琴線に触れます。
シェイクスピアから夏目漱石から、村上春樹まで。さらにはヒカキンといったユーチューバーや、星野源といった最近のミュージシャンも含めて、100通りの文体模写。
村上春樹なら言いそうだ。これいかにも谷崎潤一郎ぽいわ、キヤハハハまさに糸井重里だわ、とその特徴をとらえた文章のおかしみ。
しかも書いている内容は、ただのカップ焼きそばの作り方。じわじわおかしい。
通勤の往復で読み切りました。2週間のノルマ1/4クリア。

  
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