もう時効かな??二週間ほど前に、ワタクシ車で事故ってしまいました。
ご近所にちょっと心配なひとり人暮らしのおじさんがいて・・・・車でその家の前を通りかかったときに『そういえば、ここ数日見かけないなぁ~』と、ついつい、そのおじさんの家のほうをのぞき込んでしまい、わき見しちゃった。
そしたらガガカガガーー!!って、車に衝撃音。
あちゃあ~やっちまったなぁと、あわにてて車を降りたら、そのぶつかった対向車というのが・・・・・
黒と白のツートンカラーでした。えっ?えっ???そうです。
ワタクシは、パトカーにぶつかってしまったのです。
『こちらのお宅のことが、気になって・・・』モゴモゴとわき見運転の言い訳をすると・・・・
『ご近所の方のことは心配ですよね。でも、巡回はわれわれに任せてくださいね』と警察官に優しく諭される。
ホントよーーーー!!他人の心配しとる場合じゃないわ!!自分の心配しとけっ!!ってとこですよね。
なにせ事故当事車がパトカーなので、事故処理班やらに、あっという間にパトカー数台に囲まれる善良な市民のワタクシ。物々しい雰囲気になり、カーテンの陰からこちらをうかがうご近所の視線も気になる。
恐縮しきりで『スイマセン』の連発しながら、その場で任意保険会社に電話すると、担当者に『警察は呼ばれましたか?』と尋ねられ・・・・
『パトカーにぶつかったので、最初から警察が来てます。』
と答えると、保険会社の担当者は一瞬、沈黙したあと・・・『それはご安心ですね』
そうだ!そうだ!!事故の相手としては、ベストなんじゃないか!!と、ハタと気付く。
後で首が痛いなどとごねられることもなく、仲間うちの事故処理だから、テキパキと速い、速い。
『物損ですし、減点にもなりませんよ。ゴールド免許のままですよ』と寄ってたかって優しく扱ってくれる警察官たち。
そんなこんなで、オットや家族に連絡することもなく、ひとりでチャチャと処理も終えてしまいました。
その夜、仕事から帰ってきたオットに『昼間、事故してね』というと・・・『えっ??』と驚いていたけど『パトカーにぶつかって』というと『そりゃあ、面倒がない相手じゃったね』とやはり同じ反応。似たもの夫婦だ。
保険はうち持ちだろうと覚悟していたのですが・・・・この程度の傷ではパトカーは修理しません、との回答が返ってきて・・・うちの車も、まっいっか、と両方とも『修理無し』
保険を使わないという結論で、めでたし、めでたし。
あとで、友人たちには『パトカーとケンカする人、初めて聞いた』とか『警察庁24時か』とか『真似できん』とか、話しに尾ひれがついてて・・・・物騒なことを言うのですが・・・・断じて違う。
でも、お互いけがが無くてよかった、これが自転車とか通行人でなくてよかった、という反省はしなくてはいけません。