大好きな高田 郁のシリーズ『あきない世傳 金と銀』の第6巻が発売されたのを知ったのは数日前。
すぐに本やさんに走り、小躍りしながら読みはじめて、2日で読み終わりました。
前巻から半年待っての待望の新刊。
たった2日で読み終わるのは、あぁもったいない。読み終わるのは惜しいのだけど、先が知りたくて、ページを繰る手が止まりません。
時代小説には、とんと興味がなかったのに、高田 郁の『みをつくし料理帖』シリーズに出会って以来、これだけは別。
実は、このシリーズ累計300万部を超える大ヒット作です。
この出版不況にあって、300万部ってすごいよね。
高田 郁が『みをつくし料理帖』シリーズ完結後に始めた『あきない世傳』シリーズがこれまた面白くて、いつも次回作が待ち遠しくて。
心根の美しい人達が、苦心して、苦心して商いを成功させていく出世ものですが、何度も感激して涙ぐみそうになるので、通勤バスの中では、周囲に気づかれないように気をつかいます。
かわいそうで涙が出るのではなくて、登場人物たちの心映えが優しくて感動して流す涙なので、気持ちが洗われるよう。
ぁ、また次回作発行までに、また半年待たなければ。
その前に、もう一度、6巻を今度はじっくりと再読しまーす。