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政府が見解「非常事態宣言を出して休業・休社しても、国も会社も補償する義務はない

2020年04月06日 22時32分10秒 | 雇用と職のこと
政府が見解「非常事態宣言を出して休業・休社しても、国も会社も補償する義務はない

新型コロナウイルス感染の拡大で、安倍晋三首相が改正新型インフル特別措置法(新型コロナ特措法)にもとづき緊急事態宣言を出し、ライブハウスや映画館などが営業停止した場合の社員への休業手当について、厚生労働省は二日、本紙の取材に「休業手当の支払い義務の対象にならない」との見解を明らかにした。緊急事態宣言を出す場合、予算措置による所得補償もセットで講じなければ、生活困窮に陥る人が多数出るおそれがある。 (池尾伸一)

 通常、企業が社員を休業させる場合は「会社都合による休業」として、労働基準法に基づき「平均賃金の六割以上の休業手当」を払う義務がある。現在、コロナの影響による営業不振や自粛で社員らを休業させている企業にも義務は適用されている。

 しかし、緊急事態宣言が出されると、都道府県知事は学校など公共施設に加えライブハウス、野球場、映画館、寄席、劇場など多数の人が集まる営業施設には営業停止を要請・指示できる。労働基準法を所管する厚労省によると、施設・企業での休業は「企業の自己都合」とはいえなくなり、「休業手当を払わなくても違法ではなくなる」(同省監督課)としている。

 また、生活必需品以外の幅広い小売店や飲食店も、客の激減や従業員が通勤できなくなるなどで休業を迫られる可能性がある。こうした場合も厚労省は、企業の自己都合とは言い切れず企業に「休業手当の支給義務を課すことは難しい」とみる。

  宣言の間接的な影響で飲食店などが休業手当を支払わなかった場合は、政府と専門家の間で見解が分かれている。労働問題に詳しい日本労働弁護団幹事長の水野英樹弁護士は「違法と考えるが、最終的には裁判所の判断に委ねられる」との認識を示す。




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在日米軍、早くも非常事態宣言 関東の基地・施設対象

2020年04月06日 22時15分23秒 | 政治のこと
在日米軍、早くも非常事態宣言 関東の基地・施設対象


在日米軍司令部(東京・横田基地)は6日、東京都内での新型コロナウイルス感染拡大を受け、関東地方の基地や施設を対象に公衆衛生上の非常事態を宣言したと発表した。駐留する米軍隊員、軍属らの健康を守るための対策を取る権限を司令官に与える。5月5日まで継続する。

【写真】ミキハウスが洗えるマスク発売 
 横田基地のほか横須賀基地(神奈川県)、厚木基地(同県)などが対象となる。在日米軍のシュナイダー司令官は「この状況がいかに厳しいか理解した上で、ウイルス感染を防ぐ最善の努力をすることがわれわれの責任だ」と述べた。(共同)
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マツコ、政府の30万円現金支給の方針に失笑「マスクにしても、一体誰が考えているんだろう。現実とあまりに乖離しすぎ」

2020年04月06日 21時45分00秒 | 政治のこと

マツコ、政府の30万円現金支給の方針に失笑「マスクにしても、一体誰が考えているんだろう。現実とあまりに乖離しすぎ」

6日放送のTOKYO MX「5時に夢中」(月~金曜・後5時)で、世界的に流行する新型コロナウイルス感染症について特集した。

【写真】「マスク2枚」に自民・後藤田氏がツッコミ

 政府が収入が落ち込んだ世帯に1世帯あたり30万円の現金給付の方針を示したことについて、タレントのマツコ・デラックス(47)は「あの細かいあれを、どう判断するんだって」と、支給を受けるための条件が細かいと指摘。

 市役所の対応待ちのイスの間隔が広げられている事にも、両手を広げて「こんな間隔を広げて…収まりきれなくなるわよ、混乱して。そこまでちゃんと考えて(るのか)…」と絶句。

  続けて「マスクにしても、一体誰が考えてるんだろうっていう。ちょっと現実とあまりに乖離(かいり)しすぎてて」と失笑していた。     
報知新聞社


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接待飲食・風俗業も休業補償へ 菅氏「支給要領見直す

2020年04月06日 21時16分22秒 | 政治のこと
接待飲食・風俗業も休業補償へ 菅氏「支給要領見直す

新型コロナウイルスの感染拡大を受けた一斉休校の影響で休職した保護者への間接的な助成制度から「接待を伴う飲食業」や「風俗業」が除外されていることについて、菅義偉官房長官は6日の衆院決算行政監視委員会第1分科会で「(助成金の支給)要領について見直したい」と述べた。無所属の寺田学氏への答弁。制度を巡って「特定の業種だけ支給しないのは差別だ」などと批判が出ていたことを受けて、助成対象に含める方向だ。

【図解でわかる!新型コロナ】すぐできる四つの予防

 寺田氏は「なぜ風俗で働く人が除外されるのか。公金を使う際には細心の注意が必要だが、働いている人はさまざまな事情がある」などと指摘。菅氏は「助成金の運用については厚生労働省が検討する。指摘を踏まえて検討していきたい」などと答弁した。

 助成制度は、一斉休校で子供の世話のために休業した保護者に有給で休暇を取得させた事業者に1日8330円を上限に賃金相当額を支給する。雇用関係の他の助成金制度を準用し、「暴力団員」などと並んで、ナイトクラブなど「接待を伴う飲食業」や「性風俗業」の関係者を制度の対象外としている。

  加藤勝信厚労相は3日の記者会見で「(雇用関係助成金の制度は)公的支援の対象とするのが適切なのかということで基準が設けられてきた。現在、取り扱いを考える考えはないが、(関係団体から)要望書が提出されたことは承知している」と述べていた。【秋山信一】


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アルコール依存と「発達障害グレーゾーン」の悲しい関係性

2020年04月06日 20時46分53秒 | 科学のはなし
アルコール依存と「発達障害グレーゾーン」の悲しい関係性

ここ2~3年で一気に認知度が上がった発達障害。主に、衝動的な言動や不注意の多いADHD(注意欠如多動性障害)、コミュニケーションに難があり独特なこだわりや反復行動を好むASD(自閉スペクトラム症)、知的な問題はないものの、読み書きや計算に問題が生じるSLD(限局性学習障害)の3つがある。 
※写真はイメージです

 しかし、発達障害の傾向はあっても診断まではおりない「発達障害グレーゾーン」という層も存在する。発達障害グレーゾーンの層は確定診断がおりた場合に受けられる福祉サービスが受けられなかったり、周囲にどうカミングアウトするか悩む人が多い。そして、「他の人が簡単にできるのに自分にできないことがある」と、努力不足なのではないかと自分を責めがちだ。 
生きづらさのストレスから酒に逃げた

 先日『しくじらない飲み方 酒に逃げずに生きるには』(集英社)を上梓した、精神保健福祉士・社会福祉士の斉藤章佳氏は著書の中で、発達障害グレーゾーンの特性のために職場で不適応状態に陥った結果、アルコールにのめり込んでしまった女性、Dさんの事例を上げている。  

斉藤氏は「発達障害的傾向からくる生きづらさが依存症の一因となる場合がある」と語る。アルコール依存症というと、焼酎のペットボトルを抱えて手を震わせながら一日中飲酒している姿を想像してしまうが、最近のアルコール依存症の患者が飲むお酒は、低価格でアルコール度数が高い缶タイプの商品に変わっているという。 「患者さんの部屋に訪問に行った際、ゴミ袋いっぱいに空き缶が詰まっている光景をよく見ることがあります。これが一晩に飲む量で、翌日も大量の空き缶のゴミ袋が出るんです」  

著書に出てくる発達障害グレーゾーンのDさんの場合、元々は飲酒の習慣がほとんどなかったのにもかかわらず、飲酒がやめられなくなった。これはなぜなのだろうか。 「Dさんには内向的で人とコミュニケーションを取るのが苦手なASDの傾向がありました。それで、仕事がうまくいかないストレスで眠れなくなり、最初は弱い度数の甘いチューハイを飲み始めました。いわゆる寝酒です。寝酒は寝付きをよくする効果が多少はあるものの、睡眠の質事体を落としてしまいます」  

飲酒習慣がなかった人が飲み始めるのは、飲むことによって得られる“メリット”があるからだと斉藤氏は語る。Dさんの場合、寝付きがよくなった。しかし、Dさんは次第にアルコールの耐性がついてだんだん度数の高いお酒を飲むようになり、最終的にアルコール度数の高いお酒に手を出した。その結果、酒のニオイをさせたまま出勤したり、遅刻や欠勤が増えたことを先輩に指摘され、仕事をやめざるを得なくなったそうだ。  また、Dさんはおとなしくて自己肯定感が低く、親しい友人もいなかった。そのため、仕事の悩みを相談できる相手がいなくて酒に走ってしまった。女性の発達障害傾向のある人の中には、孤立した寂しさを埋めるため、複数の男性と関係を持つ性依存に陥る人もいるという。Dさんの場合、婚活で出会った男性に騙されてしまったため、男性に不信感を抱くようになり、それ以上踏み込むことはなかった。 「発達障害の傾向がある人には、子どもの頃にいじめられたエピソードを持つ人がとても多いと言われています。自己肯定感を持てずに『自分は変なのかもしれない』と思いながら大人になり、社会に出る。そして、不適応からくるトラブルが最も出るのが仕事の場面です。  

グレーゾーンの人は社会に出てから挫折を経験することが多いのではないかと思います。学校はコミュニケーションが比較的ゆるいので顕在化しにくいのですが、恋愛や職場は人間関係が濃いし、長期的なスパンになります。そうすると一気に特性が顕著になり、悩んでしまうのだと推測しています


 また、「発達障害グレーゾーンの人はおとなしい人が多い」とも斉藤氏は語る。私はこれまでに確定診断のおりている発達障害当事者とグレーゾーン当事者の両方を取材した経験があるが、確かにグレーゾーン当事者は自己主張が少なくおとなしい方が多かった。 「最近は『カーリング子育て』と言われる親子を見かけることが多いです。これは医師の岩室紳也先生が名付けた言葉で、カーリングのストーンが円滑に滑るよう、親が先回りして障害物を取り除き、過干渉・過保護気味に育てる親子関係です。Dさんの場合もそうでした」  


カーリング子育てで育った子どもは常に親の期待を読み取りながら成長してきている。だから、親側からすると「育てやすい子」だが、子ども本人は相当しんどい思いをしているという。その生きづらさがのちに歪んだ形で痴漢や盗撮といった性犯罪や万引きなどの依存症として出てくる場合もあるそうだが、Dさんの場合は一人で飲めるお酒にたどり着いたのではないかとのことだった。 「私が臨床の現場に入った約20年前は、ちょうどADHDやASDという言葉が使われ始めたくらいの頃でした。当時、ASDは男性が多い傾向があったのですが、最近は女性の患者さんもちらほら来るようになりました。依存症に陥ってしまう女性の中にも、顕在化していないだけで、ベースには発達障害や発達障害グレーゾーンの方がいる、というのが最近の臨床の現場で感じることです」  


小児科医の熊谷晋一郎先生の有名な言葉に「自立とは依存先を増やすこと」というものがある。しかし、「誰と繋がるかが重要だ」と斉藤氏は指摘する。今、発達障害者をターゲットにした悪質な高額セミナーや詐欺が問題となっており、私も実際に詐欺被害にあった当事者を取材したことがある。そのような組織と繋がってしまっては余計苦しむことになってしまう。

以下はリンクで>



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