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土砂災害の前兆 土臭いにおい、根が切れる音、地鳴りに注意

2024年02月06日 14時03分13秒 | 天候のこと

土砂災害の前兆 土臭いにおい、根が切れる音、地鳴りに注意|NEWSポストセブン (news-postseven.com) 




2020.09.05 07:00
女性セブン

土砂災害の前兆 土臭いにおい、根が切れる音、地鳴りに注意

 今年8月、グーグルが「スマホを地震計にして世界最大の地震検知ネットワークを作る」と発表したように、災害予知技術の進化がめざましい。しかし、周囲を見渡せば、災害予知のヒントはある。


 近年、地震・台風・豪雨などの天災が頻繁に発生しているわが国では、『天災から日本史を読みなおす-先人に学ぶ防災』(中公新書)という本がロングセラーとなっている。これは『武士の家計簿』の著者で歴史家の磯田道史さんが、古文書に残された災害の記録をひもといた一冊だ。


 江戸時代の宝永地震が招いた富士山噴火で振動が4日間、降灰が12日間続いたという被害状況や、高知県を襲った巨大津波の際に武士家族が先祖代々の刀を取りに戻って避難が遅れた話など、過去の災害で生き延びた人たちの行動に学ぶ知恵が紹介されている。


 なかでも興味深いのは、若き日の森繁久彌の逸話。1946年、徳島県で大津波に遭遇した際、前日に井戸水が濁り、前夜に地鳴りを聞いたなど前兆現象のエピソードが紹介されている点だ。もしもこのときに、避難していなければ、稀代の名優は誕生しなかったことになる。


 災害を予知して命を守るもう1つのヒントが、地元にある“災害伝承碑”の場所とメッセージを確認することだ。たとえば、岡山県倉敷市真備町の源福寺に建立された「明治26年大洪水供養塔」という災害伝承碑は、1893年当時の洪水時の水位がこの碑の高さまで上がったことを示している。






「災害伝承碑や市町村の災害史は、地元の過去の災害を調べる絶好の材料です。自分の住む地域のどこに何の危険があるのかを調べ、さらに土砂災害防止法に基づき、全国で約67万か所もある土砂災害警戒区域が近くにないか、地元の役所で配布している最新ハザードマップでチェックし把握するだけでも、命を守る行動につながります」


 そう話すのは一般財団法人砂防・地すべり技術センターの研究顧問、池谷浩さん。池谷さんによれば、台風や豪雨、地震が多い日本では、全国どこでも土石流やがけ崩れ、地すべりなどの土砂災害に遭う可能性があるという。

 ちなみに、土石流は長雨や豪雨で崩壊土砂や川底の石が一気に下流へと流れ下る現象。がけ崩れは豪雨や地震で斜面が突然崩れ落ちる現象。地すべりは家や田畑や木なども一緒に地面が大きな塊のまますべり落ちていく現象のことをいう。


「従来の土砂災害は全国平均で毎年1000件程度だったのが、2018年には3459件と約3.5倍に激増し、2019年も約2倍。今年の7月豪雨では932件もの土砂災害が発生しました。雨の降り方が明らかに変わってきている点に留意すべきです」(池谷さん・以下同)


 つまり、「何十年も住み続けて何も起こらなかったんだから、うちは大丈夫」といった経験則が、いまや通用しない時代になってきているのだ。だからこそ、過去の災害履歴に学びつつも、それだけに頼らず、ハザードマップや最新気象データも活用しながら、土砂災害に関する前兆現象の知識も総動員して災害に備えることが重要だ


「災害は前兆現象が目視できる昼間に起きるとは限らず、“土臭いにおい”や“根が切れる音”“地鳴り”など耳や鼻でわかる前触れに注意を払うのも大事な点。土砂災害で最も多いがけ崩れの場合なら2階に避難するだけで助かる確率が高くなり、土石流なら家ごと破壊されるので、近くの安全な友人宅などへ避難する…など、平時から決めておくことも大切です」


 そして分散避難で3密を避けるのも、ウイズ・コロナ時代の災害避難のポイントだ。


 さらに、国土交通省砂防部が作成した「土砂災害警戒避難に関わる前兆現象情報検討会」資料から、見逃してはいけない土砂災害の3つの“サイン”を紹介する。






【土石流】


 発生の2~3時間前には、流水の異常な濁り。1~2時間前には、渓流内で転石の音がしたり、流木が流れてくる。発生直前には、土臭いにおい、地鳴り、流水の急激な濁り、河川水位の激減などが見られる。特に、雨が降っているのにもかかわらず河川水位が激減した場合は危険。上流で山腹が崩壊し天然ダムができている可能性があるので、すぐに避難する必要がある。

【がけ崩れ】


 発生の2~3時間前に、がけから水が湧き出してくる(湧水)、表面流(地中に水が染み込まず、土壌表面を流れる水)の発生。1~2時間前には、小石がパラパラ落ちてくる、新たな湧水の発生、湧水の濁り。発生直前には、湧水の停止・吹き出し、がけに亀裂が入る、小石がポロポロと落下、地鳴りなどが起こる。ただし、上記の現象が一気に発生する場合もあるので要注意。


【地すべり】


 切迫性が小さいものとして、井戸水の濁り、湧水の枯渇、湧水量の増加などが見られる。池や沼の水かさの急変、亀裂・段差の発生、落石・小崩落、根の切れる音がする、樹木の傾き、構造物のはらみ出しやクラックの発生などが起こると切迫性が大きくなる。地鳴り・山鳴り、地面の振動などが起こると切迫性が極めて大きくなるので、その前に速やかに避難しよう。


※女性セブン2020年9月17日号











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悲惨な状況です!>埼玉も大雪、国道で30台立ち往生…秩父で積雪25cm・さいたま8cm

2024年02月06日 13時03分08秒 | 天候のこと
>雪に弱い関東は、悲惨な状況です!

降雪に対する基本がないので、北国の方には笑われますね

埼玉も大雪、国道で30台立ち往生…秩父で積雪25cm・さいたま8cm(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース 


埼玉も大雪、国道で30台立ち往生…秩父で積雪25cm・さいたま8cm
2/5(月) 22:42配信




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コメント71件




読売新聞オンライン
雪が積もり始めた埼玉県秩父市。車を慎重に運転するドライバーが目立った(5日午後1時頃)


 5日の降雪による被害について、埼玉県は午後8時現在の状況をまとめた。所沢市や朝霞市など8市町で50~80歳代の男女計10人が道路で転倒して軽いけがをした。所沢市と三芳町では車のスリップ事故もあり、2人が軽傷を負った。山間部の秩父市大滝では、山梨県とつながる国道140号の約2キロ区間で車約30台が立ち往生しており、県災害対策課が対応を急いでいる。


【写真】雪が積もった東京・渋谷109前の道路


 県内は同日昼頃から広い範囲で雪が降り始め、午後6時過ぎに北部と南部に、同9時過ぎには秩父地方にも大雪警報が発令された。気象庁によると、午後9時までに観測された積雪は、秩父市で25センチ、熊谷市で11センチ、さいたま市で8センチ。県などは6日午前も路面の凍結や交通への影響などに注意するよう呼び掛けている。


 秩父市街地では5日午後1時頃から、建物の屋根や道路に雪が積もった。中心部から三峯神社など奥秩父へ向かう路線バスは、午後1時過ぎの便から運休し、他の路線バスも運行の見合わせが相次いだ。市教育委員会は公立の小中学校5校を6日に休校すると発表。この時期の観光名所「あしがくぼの氷柱」(横瀬町)も同日の臨時休園を決めた。

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なぜ、小保方晴子氏の不正は世界から異様に注目されたのか? ――あなたが知らない科学の真実

2024年02月06日 10時03分16秒 | 医学と生物学の研究のこと
なぜ、小保方晴子氏の不正は世界から異様に注目されたのか? ――あなたが知らない科学の真実(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース 







なぜ、小保方晴子氏の不正は世界から異様に注目されたのか? ――あなたが知らない科学の真実
2/6(火) 6:02配信


ダイヤモンド・オンライン
Photo: Adobe Stock


 「すべての科学研究は真実である」と考えるのは、あまりに無邪気だ――。

科学の「再現性の危機」をご存じだろうか。心理学、医学、経済学など幅広いジャンルで、過去の研究の再現に失敗する事例が多数報告されているのだ。
鉄壁の事実を報告したはずの「科学」が、一体なぜミスを犯すのか? 
そんな科学の不正・怠慢・バイアス・誇張が生じるしくみを多数の実例とともに解説しているのが、話題の新刊『Science Fictions あなたが知らない科学の真実』だ。
単なる科学批判ではなく、「科学の原則に沿って軌道修正する」ことを提唱する本書。
イギリスで発刊された本書の中から、今回は、かつて「STAP細胞」で日本中を騒然とさせた小保方晴子氏に関する本書の記述の一部を抜粋・編集して紹介する。


● 小保方氏は「目を引く証拠を大量に集めていた」


 2014年、日本の理化学研究所(理研)の研究チームが、人工多能性幹細胞(iPS細胞)に関連して新たな成果を報告する2つの論文を『ネイチャー』に発表した。


 幹細胞と違って、iPS細胞は成熟した大人の細胞から作製できるため、胚由来の細胞を使う必要が少なくなる。
この種類の幹細胞を作製する標準的なプロセスを発見した科学者は2012年にノーベル医学・生理学賞を受賞しているが、問題は、手間がかかって効率が悪く、数週間を要して多くの無駄が出ることだ。


 理研の研究グループは、STAP(刺激惹起性多能性獲得)と呼ばれる別の方法で幹細胞を作製することに成功したと発表した。
成熟した細胞を弱酸性の溶液に浸す(あるいは、物理的な圧力など軽度のストレスを与える)だけで、面倒な手順をかけずに多能性幹細胞に変わるとされた。


 研究リーダーの小保方晴子は、顕微鏡写真、グラフ、成熟細胞がリプログラミングされて多能性を獲得したことを示すDNAのブロッティング※画像など、目を引く証拠を大量に集めていた。


※ブロッティングとは、分子生物学の実験で生成したり調べたりする化学物質の組成を解析する手法で、さまざまな種類がある。
● 世界の研究者が気づき始めた「画像の矛盾」


 これは画期的な成果で、小保方は日本で一躍、脚光を浴びた。


 彼女個人と風変わりな研究環境(ペットの亀を飼っている、研究室をムーミンのキャラクターで飾る、白衣の代わりに祖母からもらった割烹着を着る)に関する記事が日本中にあふれ、めずらしい女性研究者の輝かしい例として持ち上げられた。


 ただし、長くは続かなかった。論文の発表から数日後には、ほかの研究者が画像の矛盾に気がつき始めた。
特にDNAブロッティングの4本の「レーン」は、同じブロッティングのものとされていたが、よく見ると1本だけ背景がほかのものより濃くて、端が不自然にとがっていた。検証の結果、この1本は別のブロッティングの写真から切り貼りして、別のレーンに合うように微妙にサイズを変えていることが判明した。


 論文の本文にそのような説明はなく、透明性を重視する科学者の行動とは到底、思えなかった。


● 画像の複製・反転・色の調整…次々と異常が明らかに


 その後もさらに多くの異常が明らかになった。


 写真の一部は現像後に色が調整されていた。
小保方は画像の複製もおこなっていた。2本目の論文で異なる対象とされている写真のうち2枚は同じ写真で、もう驚きさえないが、片方を裏返しにしただけだった。


 一方で、普通はあまりないことだが、世界中の研究室が小保方たちの実験結果を再現しようと躍起になった。
STAP細胞の欠点の1つは、あまりに単純な手法だったために、ほかの研究者が簡単に再現を試みることができたことかもしれない。


 ある細胞生物学の教授は、再現実験の経過報告を発表できるサイトを作った。
肯定的な結果や有望な結果は緑色の字で、再現に失敗したものには赤色の字で表示したが、次々に届く報告はほぼすべて赤色だった。


● 「STAP細胞の物語」あまりに悲しい結末


 画像の検証や再現実験を通じて圧力が高まるなか、理研は調査委員会を設置し、画像の改ざんを認定した。


 小保方たちは『ネイチャー』に論文の撤回を申請し、2014年6月までに撤回された。小保方は同年12月に理研を退職した。


 さらに詳細な調査がおこなわれ、小保方の罪状は画像の改ざんだけではないことが判明した。古い研究の画像を新しいものと偽って添付したり、細胞の成長速度を示すデータを捏造したりしていたのだ。
多能性を示す証拠はどれも、彼女がサンプルに胚性幹細胞(ES細胞)を混入させたために生じていた。


 STAP細胞の物語はあまりに悲しい結末を迎えた。
幹細胞の研究で知られる優秀な生物学者で小保方の論文の共著者だった笹井芳樹は、不正行為には直接関与していなかったが、理研の報告書では小保方の結果をダブルチェックしなかった「重大な責任」があると指摘され、2014年8月に理研の建物内で首を吊って自殺したのだ。52歳だった。彼は遺書で、小保方の不正が発覚したことで始まったメディアの騒動に触れていた。


● 不正な論文が“異常なほど”世界の注目を集めた


 これは、不正な論文が異常なほど注目を集めた事例だ。小保方氏の論文は世界でも権威ある『サイエンス』と『ネイチャー』に掲載された。


 これほどわかりやすい偽物がこれらの学術誌の審査を通過したことだけでも十分に問題だが、その名声ゆえに論文はすぐに世界の注目を集め、詮索にさらされた。


 このような不正が科学界の最高レベルでおこなわれているのであれば、知名度の低い学術誌では、はるかに多くの不正が目立たないようにおこなわれているのだろう。


 (本稿は、『Science Fictions あなたが知らない科学の真実』の一部を抜粋・編集したものです)


スチュアート・リッチー/矢羽野薫


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イノシシの罠ですね❗

2024年02月06日 09時03分32秒 | いろいろな出来事
まだ、イノシシは捕まらないようです。

捕獲されると、射殺されて猪鍋にされますね🍀



1・23・2022
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コロナワクチン「既に大薬害」京大名誉教授が指摘 米一流紙も「繰り返し接種した人は感染率が上がる

2024年02月06日 03時03分53秒 | 感染症のこと 新型コロナウイルス
コロナワクチン「既に大薬害」京大名誉教授が指摘 米一流紙も「繰り返し接種した人は感染率が上がる



ワクチン接種後に死亡するケースが国内で2千件近く報告されており、ついに、ワクチンを緊急承認したアメリカの食品医薬品局(FDA)も「負の側面」に言及。ファイザー社製のワクチンを接種する前と後で、肺塞栓症という病気になる頻度が統計的にみて有意に高くなっていたと報告したのだ。

  ここ日本でも“潮目”は変わり
2023/02/25(土) 20:49:


コロナワクチンは「すでに“大薬害”」京大名誉教授が指摘 米一流紙も「ワクチンを繰り返し接種した人は感染率が上がる」

新型コロナワクチンは、高齢者の死亡率を低下させるなどの福音をもたらした半面、ここにきて決して看過できない“不都合なデータ”が次々と明らかになっている。ワクチン接種後に死亡するケースが国内で2千件近く報告されており、ついに、ワクチンを緊急承認したアメリカの食品医薬品局(FDA)も「負の側面」に言及。ファイザー社製のワクチンを接種する前と後で、肺塞栓症という病気になる頻度が統計的にみて有意に高くなっていたと報告したのだ。

  ここ日本でも“潮目”は変わり始めているのかもしれない。何しろ、コロナワクチン接種推進の責任者だった河野太郎デジタル大臣が責任逃れの弁明を行って炎上したのだ。そんな中、米「ウォール・ストリート・ジャーナル」が報じた「ワクチンの暗部」とは――。 


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