曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

どこまでの治療が必要か?

2014年05月13日 | 医療

友達の義父(完全同居)が誤嚥性肺炎で入院中。

要支援1だったのに、たぶん介護度は一気に下がり(この場合上りと言うのか?)4か5になると言う。

もうすぐ、退院しなくてはならないが、家での看護・介護はとてもできないと、病院のソーシャルワーカーさんには言い渡されたそうだ。

療養型の施設に至急手続きを取り、早くて1ヶ月待ち。もしかしたら、そこまで持たないかもしれないのだそうで。

つい先日まで、庭いじりだの散歩を楽しんでいたおじいちゃんだったけれど、今は自分では何もできない(食べる事も)状態で、入院前37キロしかなかった体重も更に減って27キロにまでなってしまったそうだ。

生きているのが不思議と、入院前にもう掛かり付け医に言われたそうだけれど、その時はまあまあ元気に普通に暮らしていた。(けれどもなぜか痩せて行き37キロまで体重が落ちた)

息苦しそうにしているのを家族が見かねて掛かり付け医に連れて行ったら、「生きているのが不思議」と言われたのだそうで、「それだけなんだよ(治療しなかった)!」と言っているうちに、歩けなくなり、うちのBこさんと同じく、圧迫骨折が発覚。

やはり、同じく(画一的にと言う意味)フォルテオ(これは男性には効かないときいているがなぜかやると言う)を始め、コルセットを作る(補助が出るとは言え、安いお金ではない)。

ところが、37キロになった、彼の体に あの固いコルセットは一人ではとてもはめられるものでもなく、なんとかはめると、逆に強い痛みを呼ぶことになり、それを告げると、医師から、絶対にそんなことはない、体に合わせて作ったから、合わない訳はない、コルセットはしてなくてはいけないと言われたそうな。

やはり、付き添った彼女はあの部屋とあの技師に「なに、あの人は!」と怒りをぶつける。

何しろ、物置小屋のようなところだし、もうちょっと、言い方もあると思うのだけれど、整形外科の医師も言い方がねえ…。

コルセットセット後、苦しくて痛くてになり、救急車で総合病院に運ばれて、そのまま、ベットin。

日々衰弱。

入院前ももう、立つこともできず、ヨメである彼女がおぶってトイレに連れて行ったり、移動したりしていたそうな。

文字通り息も絶え絶え。

7年前に心臓に入れた、ペースメーカーで生きているのではないかと言われたそうな。

う~~ん

が、しかし、もう治療はないから、別のところにと、言われたと…。

おばあちゃんは家に連れてきたいと思ったらしいけれど、自宅に連れてきたいとのおばあちゃんの気持ちはわかるけれど、おばあちゃんだけで面倒見られるとも思わず、結局彼女が大変になるのに、彼女も「連れて来てやりたい」と言っていた。

訪問看護をしてもらえば出来るんじゃないかなんて言っていたけれど、たぶん、とっても出来ることではないと、彼女には言って、とにかく、ソーシャルワーカーさんと話をしてからねと、答えておいた。

やはり、ソーシャルワーカーさんは、とても自宅療養は出来ないとの事(なにしろ、薬も点滴で入れているし、下手すれば、このまま胃ろうもあるだろうし)で、今次の行き場(?)(生き場?)を探しているとの事。

それにしても、あの、コルセットに、フォルテオの注射って、全く無駄だよね。

男の人で37キロって想像できない細さですよね。(今は27キロ)それなのに、あの固いコルセット、するだけの体力があると思うのだろうか。あの固さでぐ~~としめたら、あばら骨ボキボキいきそうだよね。

てな訳で、人ごとながら、どうなんだって、もんもんしているんでございますよ。

う~~、医療は人を見て行え

 

コメント
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