曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

ヨメ=私の入院前後のBこさん(オット母)

2019年03月26日 | 高齢者

60歳過ぎてから、毎年定期的に入院するようになった私。オットも合間に?交代で?入院しているので、お互いに慣れてしまった感があります。とはいえ、92歳のオット母Bこさんを4泊5日面倒を見るのはやはり大変な事なんですが、当のBこさん、なあんにも言いません。わかっているのかどうかもわかりません。いや、わかっているのは、わかっているのですが。オットのストレスは全く理解していません。

定年してすぐに恐らく介護ストレスからくる心筋症のオット。

あちこち良性とはいえ腫瘍持ちのヨメのしんどさなんぞ、「私ん大変だだよ~」のBこさんには理解しがたいものであるようです。

以前ですと、私も用意万端整えて入院の準備をするのですが、もちろん、自分の入院中のものはしっかり準備しましたが(何せ、見舞いに来てもらうことは無理だし、自分で買い出しにも行けないし、洗濯も出来ないので、ばっちり着るものから、生活用品、飲み物、おやつ類=同室の人にも分けられるものまで、ばっちりぬかりなくね(*^-^*))留守中の二人の事は、アウトオブ脳みそといたしました。

前回、デイの手配だのなんだのやっても結局デイは休むは、あそこに連れて行けだのああだこうだ。あのね、手術の時は付き添いが必要なんですけど→結局入退院はひとりで荷物を抱えて雨の中でおました(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

だから、何の手配も致しません。いつも通りの介護日程。それをするかどうかはBこさん次第でして、と言うかBこさんの自覚次第と言うところですかね。うるさいヨメのいない間、好きなようにお過ごしくださいませ~~。

しかも、なぜか!オットの弟がやってくる日があり、はあ?何しに来るの?唯一オットに来てもらえそうな日だったのに、おじゃんでおます。

いいよいいよ。わたいはひとりで乗り切るさ。

入院当日の朝、Bこさんにしつこく行ってきますねと声をかけるも、あらかさまに知らん顔をするBこさん。

もう、時間なので、見切って出かけようと私が廊下に出た瞬間、立ち上がるBこさん。

へえ、一応、行ってらっしゃいとでも言ってくれるのかな?なんて思った私はびっくらこきましたよ。

いつもはそこまで行けえないと言っているBこさんが、やたら食べないように、物の下に隠してあるお菓子の入っている缶々のところに行き(ヨロヨロもせず!杖も使わず!)缶の蓋を開けて、中身を素早く取り出した\(◎o◎)/!

いやね、別に白内障の手術ですから、命には関係のないようなものですよ。

そうですけどね~~!

行ってらっしゃいもなく、お菓子!ですか!

なんて言うかなんて言うか。

でもですよ、いつものあのよろよろは一体?

ま!これで何の心配もなく(オットのメンタルは心配だけど)入院できますわ。

 

そして、5日目の朝、本当は9時退院ですけど、9時に来てもらうのは無理なので、10時に迎えに来てもらって帰宅。

この日の晩まで、Bこさんのお弁当はとってあったので、片づけなくてはならない食材でドライカレーとゆで卵とサラダを作ったのですが、せっかくチンしたお弁当、Bこさん、「わたしゃねこんなもんを食べるとお腹ん悪くなるから、そっちの食べる。」とお弁当を放りだすようにオットのところに。

きっとそういうだろうと、と言うかBこさんも食べれるように用意はした、が!なんつう言い草。もちろん、お帰りお一言もなく、いきなり、

「わたしゃねこんなもんを食べるとお腹ん悪くなる」ってね。お弁当も食べ、オットの買って来たお惣菜も肉類もかぶりついて食べていたそうなんですがね、カレーはいつもはあまり喜ばないんですよ。なのに、私が自分のものをよそって行った時には空っケツでしたよ。

言い方がね~~。

今までと距離感が違うので、玉ねぎを薄く切るとか皮をむくとか、思いのほか大変だったんですよ。結構苦労して作ったのにね~~。

もっとかわいくさあ、「あれば、私も食べたい」とか、「やっぱり、作ってもらったものの方が美味しい」とか言ったらどうなの?

結局この後しばらく、私を見ない、眼を合わせない、目の前に居るのにわざわざオットに向かって言うという、とってもイヤ~~なおばあさんでしたよ。

いやね、やっぱり見えてなくて私もBこさんのこと、きれいなおばあちゃんなんて思っていたんですけど、なるほど、ムスメの言う通り、底意地悪いおばあさんで、しわくちゃなおばあさんでしたわ。

しわくちゃは仕方ないですけどね、意地の悪いとか、意地汚いおばあさんにはなりたくないと改めて思った次第です。