要支援1→要介護1→要支援2と、介護と支援の間で行ったり来たりのオット母92才Bこさんですが、背の曲がり(右前に大きく捻じれている)ですが、それ以外は眼もよく見えるし、頭は変にクリア(これがまた厄介のもとではありますが)ではありますが、歩行器でどこでも行ける訳ではありません。例えばタクシーへの乗り降りも一人では出来ないし、タクシーを降りても段差はクリアできないので(結構段差のある建物は多い)付き添いが必要。歩行器を自分で段差をあげると言うことは出来ないし、荷物は持てないし。結局送迎と目的の場所(ドアの中まで)まで送って行く必要があります。
なので、「自立」とはならないですけど、歩行器を使えば歩けるし、介助があれば段差も越えられるし、認知も問題ないとなれば、ましてや息子夫婦との完全同居、二人とも退職して家にいる。そしてその子どもも近くに住んでいるなんてなれば、介護の認定は下りない事は重々承知なので、ヨメの私は全く介護の認定をとりたいなんて思っていません。もう、そのむなしい努力はしないことにしたので、先日ケアマネから「認定審査をやり直すか?」と聞かれた時にははっきり、「介護をとることはあきらめています。手間がかかるだけで認定がひっくり返ることがないのに申請はしません。」と伝えました。(キーパーソンであるはずのオット、この時家に居るのに同席しなかった!あんたがやることでしょうが!)
Bこさんは、「え~?私、介護が取れないと…」とか言ってもごもご言ってましたけど、去年Bこさん自身が言った言葉を言ってやりましたよ。
「お義母さんはなんでも自分で出来るので、私は着替えや洗面、入浴(これも見守りだけで自立=自分で出来る)食事も全部介助なしですから。頭もしっかりしていて、暗算も私よりも出来ますよ。(実際そうですからね。病院に行った時私が立て替えて支払い後で清算するのですが診察と薬局での支払いをBこさん暗算でいくらいくらと正確にしますよ\(◎o◎)/!)よく覚えているし。先日泊りに行った時も準備も何も手伝わなくてもちゃんと出来たし、ベットからの移動もひとりで出来ましたから。家でもタッチアップなしでやってるんじゃないですかね。夜なんかトイレに行く時も歩行器は使いますけど全部ひとりで出来ますからね。」
「それに、昼夜ひとりで家に居るなんてことは無いし、病院に行くにも夫婦で付き添ったりしてますしね、ヘルパーさんにも笑われましたけど、すぐ近くの美容院や医院だって、歩かずに来るまで送迎しているし、いない時は孫娘が近くにいるので来てもらっていますから、そんな恵まれていて介護は付かないですよね?」
ケアマネさん、戸惑いながら「じゃあ、今のままで…。」
「はい、介護になれてもBこさんの利用の仕方では支援でも全く困りませんから。週3回入浴。週2日リハビリ。はっきり言ってこれ以上予定が入ったらこっちが逆に大変です。週3回誰かが来てとなると、こちらも出掛けられないですし。入浴もいざとなれば自分で入りますからデイの利用も今のままでいいんじゃないですかね。週2日のリハビリで歩行もかなりよくなっているとデイでも言われていますし。関節炎があるわけではないし、痛みもないし、血液検査も何の問題もありません。のに、なんだかんだ言って薬は出してもらってますが。病院も内科、外科、耳鼻科、眼科、歯科と月1回連れて行けば、週に1回はどこかに連れて行っていますし。洗髪は美容院でないとと言うので、美容院にも週1回連れて行っています。」
ケアマネさん(新規に変わったこともあり)「そうなんですね。それじゃあ、これ以上は介護保険の利用は必要ないですね。(たぶん介護認定になれば利用料が上がるし、ケアマネの立場だと支援のままだとうまみがないからだと思う。)」と残念そうに言う。
本来は介護認定が上がる?下がる?方がいいはずなんですが(介護保険の利用が少なくなればいいはず)実際はデイなど経営が厳しくなっている(利用者が減ってきているらしい。介護施設も近くにいくつも出来てきたし。)
今まで、申請を希望してもとても無理だからと言われていたのに、風向きが変わってきた?
と言うより、私の気持ちが変わったのかな?
ある意味あきらめ。ある意味冷静。傍観。冷たいとも言う。
そして、このヨメ。この連休、自分の故郷に実家母と行ってきます!
5年ぶりかな?ずっと我慢してたけど、もう我慢しない。実家母が病弱だったため母代わりになってくれていた叔母さんにも会いたい。
もう許可はとらない。
行ってきます!と宣言で終わり!ブフフ!そう仕向けたのは、オット母Bこさんとオットだあ~~。
え?もちろん、Bこさん不遜ですけど、そんなんで遠慮してたら、叔母さんにも会えなくなっちゃうからね~~。