曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

入浴「見守り」から「介助」へ

2020年10月29日 | 介護

オット母Bこさん、93才の入浴の話。

入浴の変遷は長い話になるので、とりあえず1年前から始まった自宅での入浴介助の件。介護保険を使うようになってから10年。1年前に要介護2になったのを機にヘルパーさんを使った自宅ケアとして「60分の介助」として入浴介助がありました。

一人暮らしの方だとお風呂の洗浄セットから入浴→お風呂を洗うところまで行って60分となるようですが、なんでも自分で出来る。見守りだけでいいといい、こちらでお風呂洗い、お湯はりまで行ったところに、ヘルパーさんは検温、血圧測定後、浴室までの歩行の見守り、着脱の見守り、入浴中の見守り(その間ヘルパーさんがお話を聞いてあげる)、出てから着衣の手伝いをしてもらい、「入浴の見守り」のみなので、どうやっても30分で終了。

あと30分あるので、部屋の片づけ等あれば手伝いますよと言われるも、人に部屋に入ってもらいたくないBこさんは拒否。

その後、背中や足の保湿剤の塗布、靴下のセットが追加で、それでも40分。

つまり、20から30分は早めに終わっていたわけです。

ところがこのところの急激な退化(?)で、最近では洗面所の脱ぎ着が大変になりというかそもそも洗面所の入り口が越えられないので、中までカートを使って入れ、つかまり立ちをしてもらってパンツをはずすのですが、片足立ちが出来ず、ヘルパーさん四苦八苦。

挙句褥瘡が出来、そのケア(入浴時の洗浄とその後のケア)も含め、見守りだけではなく、背中からお尻にかけてはしっかり洗浄をしてもらう必要があり、それもやはり立ち上がってもらわないといけないので、大変です。

そして、懸案だった洗髪も一度ヘルパーさんにやってもらってからは、毎回シャンプーもしてもらうことになり、当然髪も乾かしてセットも入りと、たっぷり時間一杯掛かるようになり、更にそのことがデイサービスの方になかなか伝わらないと、担当事業所の責任者に来てもらって、ケアの見直しを行ってもらいました。(介護プランの見直しではなく実際のヘルパーさんのケアの仕方を見直したと言う意味です。)

足が上がらない、立ち上がりも大変なBこさんが自宅の浴槽に入ると言うのは本当に大変でして、前はなぜか浴槽はまたげたのに、最近は難しくなり、しかも浴槽の中で座っての入浴なので、お湯をたくさんにしないと首までつかりたいと、大湯にするので、体が浮いてしまい、立ち上がろうとすると下の滑り止めのマットごとずる~~と滑ってしまって立ち上がれないそうで、相談された私、「立ち上がる時お風呂の栓を抜いてお湯を少なくしてくれていいですよ。」と答えておきました。

はっきり言って最近洗髪もするので、抜け毛が沢山お湯に浮いてたりするので、こぼしてくれちゃっていいんですよ( ̄▽ ̄;)

責任者とヘルパーさんとで色々相談しつつ、先に責任者が帰り、その後ヘルパーさんと話をすると、ため息交じりに、「最初お受けした時と大分様子が変わってしまったので、ちゃんと他の人にも見てもらわないとと思って。それに私の方から直接色々言えず、責任者→ケアマネ→デイケアセンターに伝えると言うようにしなくてはならないので、ちゃんと伝わるか心配だったもので。」

たぶん以前なら介護度の見直しなんてこともあったんでしょうが、Bこさんの場合3年固定になっていて今その丸1年たったところです。

こちらとすると、介護度が上がると料金も上がるので、今のままの方がいいのですが、ケア側とすると、大変さは大幅に上がって時間はかかるのに料金は同じと言うことで、(まあ、今までもっとやってもらえばよかったのに自分で出来ると突っ張っていたんですけどね( ̄▽ ̄;)ケアセンターとすれば、厄介な利用者と言う事でしょうかね。

私?私は全く介護度というか世話をすると言う点では変わりませんね。むしろ、車いすにしたことで、通院などの時間は大幅に短縮、車いすが私の車には乗せられないので、自動的にオットの車をオットが運転して連れて行くので、通院は楽になりましたから。

だいぶ車いすの扱いにこちらが慣れてきたので、オットがひとりで病院に連れて行くことも出来るようになったので、良かったです。

まあBこさんは、「シルバーカーでいいだけど」と言い張りますが、オット「駄目~~!」と一言で強引に車いすで連れて行っております。今日も耳鼻科へ行くと言い張り、今まで遠方の交通が激しいところの医院に行っていたのですが、オニヨメの悪智恵もあり、直ぐ近くの優しい先生がいて、車いすでそのままイン出来る医院にオットひとりで連れて行っていました。ついでに天気がいいからと強引に散歩に行く(本人は非常に嫌がっていましたが、なんせ車いすなんで抵抗できず)と言う進歩した介護者になっておりました。

結局リハビリのデイサービスの利用はしていないので、ヘルパーさんの負担は増えているけれど、こちらは変化なしと言うことで、11月30日に介護の見直し予定があるはずですが、何の連絡もないので、どうなっているのかな~~と軽~く心配?と言うかま!どうせ、コピペで書類は作られるんだろうよとあきらめモードなよし子がお送りしました~~。