曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

回復とはいかなかったBこさん その5 デイとの小競り合い3 診察結果2

2020年10月13日 | 介護

8月始めに熱中症の症状の後、急激な筋力の低下と診断されたオット母Bこさん、93才のお話の続きです。

掛かりつけ医からは先月の診察で急激な筋力の低下が起きているので、リハビリで筋力アップをしないと一気に寝たきりになる恐れがあると指摘されたBこさんですが、今週2回通っているデイサービスでは「こちらでは急激な低下とは考えておりません」との返事があり、困っていると、別のサービスの訪問中ヘルパーさん、及び医療保険の方の在宅マッサージの担当者からケアマネを通して、デイでのサービスの見直しが申し入れられました。

ところがデイサービスの方から、足の浮腫みと、首の腫瘍が原因で歩行が出来ないので、「しかるべき治療をお勧めする」との返事が、ケアマネ経由からありました。ケアマネに返事が来たのはデイサービスに行っているその当日です。まだ、Bこさんはデイサービスを受けている時にケアマネから電話があったのです。

その返事を聞いたのはオット。

なので、私は又聞きとなるわけですが、その返事を聞いてまあ正直「はあ?」と思いましたが、でも今日のデイのお便りにちゃんとそのことが書いてあるだろうと思ったので、それを見てからのアクションと思っていました。

ところが、デイからは

「臀部に○○塗布、及び周りにワセリン塗布を致しました。傷及び褥瘡についてはこちらでも観察いたします。」とあるのみ。

浮腫みの件や、私とすると静脈瘤はどうなんだい?とか先日の傷がえぐれたようになったまま肉が盛り上がってこないのは大丈夫なのかい?については全く言及がなく、「浮腫みが心配だから診察を受けるように」のようなことは書いてないのです。

あの電話で言われたことは何だったんだろうと悶々としていると、Bこさんが、「首のところの腫瘍で首が動かないし、足の浮腫みもひどいねえ。ちゃんと診てもらわないとだよ、」と言われたと普段はデイでのことは私にはまったく言わないBこさんが、わざわざ私に言いに来たのです。

それまでの事でむっとしていた私。

「診察は来週月曜日が皮膚科、火曜日が掛かりつけ医の○○先生の診察日だからその時でいいですよね。」

Bこさん、「来週じゃあ………」

ともごもご言ってましたが

「今日は金曜日だから早くても(土曜日は混んでいるし)どの道来週しか掛かれないですから良いですね?もともと来週火曜日が○○先生の診察日ですよ。その時でいいですね。」

「でも、浮腫みがひどいって看護師さんが…」

「知ってますよ。傷の手当の時にも言いましたよね。足をあげていれば浮腫みは解消するし、朝はスマートになっているんでとりあえず夜寝るときに足を高くして寝るってしましょう。もう何回もそれやっているのに、一日でやっぱとか言ってやめてしまうけれど、しばらく続けてみたらどうですか。

浮腫みも静脈瘤もずっと経過を診てもらって薬も飲んでいるし、月一回の診察も欠かさず行ってますよね?泌尿器科にも何度か検査に行って診てもらってますよね(忘れちゃいないよね?)頭の方も何度も検査をしてもらってますよね?

とりあえず、朝晩で足の写真を撮らせてもらっていいですか?傷のところも心配なので。」

と、前置きが長くなってしまいました。

診察結果です。

1、脛の傷の治りについて

 7週間前の傷ですが、一ヵ所えぐれたようになっていて肉が持ってきません。

写真です。

深さが結構あって5mmほどの穴があります。

ここは肉が盛ってくるのは難しく、このままになりますが、心配はありません。消毒や薬の塗布も要りません。ただ、中にかさぶたがあってそれが取れた時に出血が見られることがあります。そうなった時、あるいは傷がじくじくしてきたときには診察に来てください。

2、足の浮腫みと静脈瘤について

夕方に浮腫みと静脈瘤が浮き出てきて、「デイの方で」診察してもらうように言われました。

写真です

朝は浮腫みは解消します。

静脈瘤については血流をよくする薬をずっと飲んでいるので、あとは減圧ストッキングや靴下の利用しかありません。(でも、しないですよねとDr,もこれ以上ね…と言葉を濁す。)浮腫みは朝はいいので心配はないけれど、う~~んデイでねえ…、デイに行く朝だけ利尿剤を飲みますか?

と言う訳で利尿剤を処方されたのですが、それにビビくるBこさん。

それまでの「薬を出せ」コールはどこへやら。「わたしゃ、利尿剤なんか飲みたかあない。」と繰り返す。

「でも、浮腫みが気になるならデイに行く日だけでも朝飲んで行けばいいじゃないですか(オニヨメ、こう言うだろうと、とっくにお見通し。)自分で気になるっていうから、デイでも言われたし薬が欲しいんですよね?試しに一度飲んでみてどんな具合か試したらどうですか?」

と言うと、

「あたしゃ、浮腫みなんかなあ~~にも気にならないだよ!だから飲まない!」

「そうですか。自分で気にならないなら飲まないで置いたら?」

急にしおしおしちまって、小さい声で「やっぱ、飲もうか?」

聞こえないふりしていたら、もう一度上目遣いに「飲んだほうがいいだか?」

またしても、オニヨメ「飲みたくないんですよね?むくみも気にならないんですよね?じゃ、飲まなきゃいいんじゃないですか?飲むか飲まないかは自分で決めてください。はっきり言って私は自分の体じゃないんで、私には飲んだほうが良いかどうかはわかりませんよ。」

と突き放しましたぜよ。

結局飲まずじまいで、浮腫みが…とは言わなくなりましたね。

3、首のぐりぐりが原因で首が動かない(ご本人様弁)

良性の腫瘍の脂肪腫なので、これが原因で首の骨がどうのとか、背骨がどうのと言うことはありません。気になるなら、まあ大きさから言うと手術して取るのもいいかと思いますが、傷の治りが悪いので、塞がらない恐れがあります。やれと言われればやりますがどうしますか?

と聞かれ、オニヨメ一存で「やらなくていいです。実家の母も同じようになり傷がふさがらずちょっと大変だったので(蜂巣しき炎を起した)そのままにしてください。」といたしましたよ。

デイの方には淡々と昨日の皮膚科の診察結果と今日の外科内科の診察結果を印して、しかるべく処置をお願いしました。

デイからの返事は、○○を臀部に塗布、ワセリンを腰部に塗布とだけありました。ガク_| ̄|○まあ、予想はしてたけど。リハビリメニュー等の変更はしていない様子。

デイには期待はしていないが、改めて、なんだかなあ~~とむなしくなったよし子がお送りしました~~。