曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

「だまして入れた」と言われました(^_^;)

2015年10月05日 | 高齢者

連絡がつかなくなってしまった叔母さんの事を、従兄弟(叔母さんの長男)に尋ねたところ

「だまして、施設に入れた。」と言われました。そっくりそのまま言われたのです。

まあ、伯父さんが亡くなってから3年、本当の片田舎の不便なところに、不便な家に一人暮らしがもう無理だというのはわかっていましたが、あっさり、「だまして入れた。」と言われると、なんとも…。

私の両親は体が弱く、その為、伯父夫婦に私と弟はよくあずけられていました。伯父さん伯母さんというよりも、育ての親の様で、伯父さんのところの子どもたち(従兄弟)とも、兄弟のようにして育っているのです。けれども、いつのころか、従兄弟達と、言ってみれば伯父さん達の処遇を巡って、私たち兄弟と距離が出来てしまいました。

伯父さんが入院→入所となった時には、どこにいるのか秘密のこととなり(私たちだけではなく、周りにすべて秘密のこととなって、誰も面会に行くことが出来いまま、最期を迎えてしまった。)、会いたいと思う私たちの気持ちは結局報われることなく、お葬式の前にやっとお顔が見れたという事がありました。

その、お葬式などを巡っても、その後の諸々も、従兄弟達兄弟同士でも、他の親族とももめ事があり、まだその時は元気だった叔母さんのところに行くのも、従兄弟に拒絶されたりしたので、伯父さんの死後3年経ちますが、叔母さんの事が気になりながらも、会いに行けない状態が続いていました。

そんなことで、以前は兄弟のようにしていた、従兄弟の長兄と、私の弟も、口を利きたくないって感じになりまして、一応、私とはなんとか、従兄弟も素直に話してくれるので、いざという時には間に入るようにしているんですが、実は叔母さんの所在が分からなくなったのは、6月からです。

その間、弟も電話したりFAXしたり、他から尋ねたり色々したんですが、不明のまま。

私に相談がありました。

で、従兄弟がLINEをやっており、友達申請はしていないものの、向こうはこちらを登録してあって、従兄弟のホームページは覗ける状態です。

それを見ると、9月の連休には田舎に帰り、実家の畑で、蕎麦を育てている様子がアップされていました。と言う事は、もしかしたら、叔母さんが電話に出れないか(電話が母屋にあるので)単に設定を間違えているか、それか、わざと電話を使わないようにしているのかも(だまされないように)しているのかなと、LINEで、「叔母さんが電話に出ないので心配しています。弟も心配しているので、一度ご連絡ください。」と送ってみました。

と、即、電話がかかってきまして、

「もうしょうがないんで、だまして入れた。」との事で、伯父さんの時には居場所を教えてくれなかったのですが、施設名も電話番号も教えてくれました。

まあその、だましてってのはなんですが、あっさり教えてくれたのと、是非電話してやってというのと、弟のところにも電話を入れたとの事でした。

あっさり、一日経たずに判明したって事に、なんというか、弟も微妙な反応。

「即答で、姉さんに脱帽です。」とのメールが来たので、「LINEで連絡したらすぐ答えが返ってきた」というと、

「俺なら、絶対あいつとLINEなんてやろうと思わない!」

オイオイ!まあ、気持ちはわからんでもないが、でも、一応、ほれ、お兄さんの様な人だったのにねえ。そこまでこじれたのかと、これはこれで、ちょいと悲しいし。

「だまして」はともかくとして、叔母さんの為には施設にいた方が安心だし、逆にその方が、会いに行く事も出来るなあと、思ったら、日帰り断行したくなったよ。

だましてでも入れなくてはならなかった、従兄弟の気持ちもわからないでもないけれど、どこかに、一緒に暮らせなかったのとの思いもある。けっして親を粗末にはしていないとは思いながらも、いろんな意味で複雑な思いが色々めぐる私であります



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