さあくる湯沢温泉

備忘録みたいなものです。内容は食べ物の事とゲームの事とその他のことが三割ずつ。残りの一割はアレです。

分不相応な3

2007-01-24 22:50:25 | その他
何度か「やっぱやめとくかな。」と挫折しかけましたが、漫然とチャレンジを繰り返し、苦節数日間、やっとこさっとこ移動要塞ThinkpadA30を自宅サーバとして設定できました。ゲーオタとは括れてもPCオタとは括れない私にできたってことは自宅サーバ構築の難易度もかなり敷居が低くなっているんだな、と思いましたが、
んでもやっぱり結構苦労はしたので、それを分かちあいたいといいますか、何処かに殴り書きしたいといいますか、ブログに垂れ流したいといいますか。(つまり今日も専門用語な駄文長文読み飛ばし推奨なわけでして。)

環境
サーバPC:(IBM) ThinkPadA30
黒くて四角くて重量感あふれるA4ファイルサイズなニクいやつ。鈍器です。

OS:Vine Linux 4.0
評判が良いのか悪いのか一切知らずに導入しました。インストール後のGUI操作はWindows感覚でいけます。

回線:フレッツADSL 8M
いまだにADSLかい、しかも8Mですかい、いい加減光れや、とか言われながら数年来変えてません。

ルータ:Aterm WR7600H
何となく買ってしまった某パソコンメーカー製ですが、こいつは大活躍しています。

ご参考(大感謝):Home de Network様
「自宅でサーバ」とGoogleったら2番目に出てきた情報サイト様。ご記載の内容をほぼ完パクさせて頂きました。

敷居その1
「isoファイル?」
VineLinuxのホームページからFTPでの最新版をダウンロードしましたが、CD媒体に焼く必要があるとのこと。
で、ダウンロードしたファイル名は"Vine40-i386.iso"。
オッケーオッケー。イソファイルですね。あれだ、CDイメージだ。
ライティングソフトで、イメージをCDへ復元させればいいんですね。

・・・で、どうやんの?(^^;

結局、私が自作PCに使っていたDVD-R付属の「Drag'nDropCD」というソフトには、イメージ復元の機能がついていない、というオチで。なんか色々毒づきながらフリーソフトの「ISO Burner」をダウンロードして使い、事なきを得ました。

敷居その2
「さらばWin98SE」
Linuxのインストールを始めてすぐに、「グラフィック能力が足りないんでテキストモードでインストールしてください」と言われました。といっても、非常に詳しいマニュアルがWeb上にありますので恐るるに足らず、ゴリゴリ進めましたが、インストール直前で
「インストールプログラムで自動パーティション設定する前に、ハードディスクの領域の使用方法を選択しておく必要があります」
「・システムのすべてのパーティションを削除」
「・すべてのパーティションを保持し、既存の空き領域を使用」
と聞かれて、そらまぁ、すべてのパーティションを削除したら再セットアップ領域に入っているWin98SEの情報が吹っ飛んで二度と再セットアップできなくなる(ディスクを買えば・・・とか細かい話は抜きにして)ことくらいは薄々判ってましたから、後者を選択して、「なんかうまくいかんの。」と拒否られました。
それで、自動インストール以外にも「DiskDruid」っていうものを使って自分で領域を設定するという事ができるらしかったので、オッケー。要はFDISKっしょ。今後98SEが必要になるかは疑問だけど華麗に再セットアップ領域だけ残してLinuxインストールするべさ。と開始したところ。
「なんかうまくいかんの。」と駄々をこねられます。どうやらLinuxを動かすには別パーティションでswap領域をとらないといけないらしい。そしたらとったるべさ。と設定したところ、何でか意図しない拡張領域が追加されます。気味が悪かったので拡張領域ををとらないようにswapパーティションを設定しようと足掻くも果たせず、なるほどswapとは拡張領域でなければ作れないものなのですな、と自分で勝手に解釈、拡張領域ぴったりにswapパーティションを設定しようとするも、どーしても10Mとか6Mとか中途半端な空き領域が残ります。果たしてこんなんでしっかりとLinuxがインストールできるものでしょうか。

つーことで晴れて思考停止、全自動洗濯機並みに全てをクリアしてLinuxインストーラの言うがままにしてしまいましたトサ。

敷居その3
「謎は解けた、グローバルIPだっっっ!!」
Linuxインストール開始からはHome De Network様仰る通りにしてサクサク進み、ieServer(アイイーサーバではなくて家サーバと読みます。そこに惚れました)さんからDDNSを頂きました。
で、A30のIPアドレスを固定、ルータのwwwポートをそこ目掛けて空け、VineLinuxにApacheが入っていなかったのでダウンロードしてインストール、・・・見事にメインPCからローカルIPアドレスを叩いてindex.htmlを表示させることに成功しました。やっほー。
ところが、メインPCからDDNSのアドレスを叩いてもページが表示できません。ルータに割り振られたグローバルIPアドレスでもページが表示できません。この時点でルータの設定を何度も何度も見直して再起動再起動、きっと隣でYouTUBE見ていた同居人には迷惑かけただろうなと思いつつも一切解決せず、消沈して東方サッカーを起動させたり会社に行ったりしていたのですが、風呂に入っている時にフと、

あ、ルータ再起動したんだからグローバルIPアドレス変わってんじゃん?

ということに気づきました。もちろんDiCEっていうグローバルIPアドレス変更に伴ってDDNSの紐付けを変えるソフトは起動させてますが、ルータ再起動した直後に働くとは限らないですよね。ってか何で気づかなかったのか。阿呆か。いやむしろ良く気づいた偉いぞオイラ!
ということでルータの設定画面からグローバルIPアドレスを確認、

ピクリとも変わってねーでやんの。

ありがとうAirnet。そうでした。ダイヤルアップの頃から常に安定した回線を提供してくれる(つまり使用ユーザ数が・・。)そんな貴方が好きだったから私ゃネットを始めてからこのかた10年近くプロバイダを変えていなかったんですよね。一度や二度の再起動ならグローバルIPが目まぐるしく変わることなんてないですよね。
ということですっかり意気消沈。東方サッカーやる気力も無く就寝しました。

敷居その4
「そして私が知らないだけの常識・・・」
その後は時間のあるときにしばらくGoogleったりしてみていたのですが、サーバ構築に関する情報は溢れ過ぎていてなかなか自分の現在の状況にマッチするものがみつかりませんでした。
そうして、結局お恥ずかしいことに「教えてgoo」にまで分け入ってしまい、そしてその奥地で私が見たものは!

QNo.1363460 Webサーバーの構築について

あれ?そうなのん?
もしかして、同じルータのネットワーク内だと外からのドメインやIP指定しても接続できないのん?ってかそれってまた常識でした?・・・この「だから、このアドレスでアクセスできないのは世界中であなただけなんです。」という回答が私のハートにぶっ刺さるんですが・・・

A30起動ー。携帯iモードオーン。みれとるやーん。

(上のリンクはウチのA30の電源が入ってないときはページを表示できません。)
実はftpの方がやっぱり外部からアップロードできないとかいう問題抱えているのでまだまだこれからなのですが、ぶっちゃけ疲れたのでとりあえず終ー了ー。


教訓:なせばなる。なさねばならぬ。ならぬは人のなさぬなりけり。
教訓:・・・なさぬは面倒だからなりけり。
コメント (4)
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