コミケ絡みの夏休みが終わって月曜、出社してきました。
・・・うっわー。仕事したくねえーっ。
なんてナマな事言ってられる程気楽な身分じゃありませんよ。来月から席無くなっててもいいんですか。→嫌です。
ということで、コミケ前にTusk様やフェイクタング様やYug達と遊んできたボードゲームを紹介します。
~が、無駄に熱い長文になったので読み飛ばし推奨~
「エージェント夜を往く」
この時他に遊んだゲームは「魔法にかかったみたい」でして、私は以前に何度か遊ぶ機会があった上に鉄板で良くできたゲームだったためここではスルーします。
で、このゲームの面白いところは、プレイヤー全員でサイコロを振って盤上に居る7つのエージェントコマを動かしてポイントを稼がせて行きますが、どのプレイヤーがどのエージェントを担当しているのかはシークレットにしておき、ゲームの最後に公開するという推理性にあるのです。が・・・
まず、オプションのない基本ルールで遊んだところ何が起きたかと言いますと、「全員で出る杭を順番に叩く現象」。
当然といえば当然ですが、「自分のエージェント以外が勝利する」ケースを全員で避ける上に、勝負が決着する直前までは「自分が担当するエージェントがばれる」のを避けますので、全てのエージェントがダンゴ状態になっていきます。そうやってじりじりと一時間半ほど経過して、最後に「たまたま自分の手番で良い出目を振った人」が勝ちました。マルチゲームプレイヤーを舐めたらアカンということですね。
コレでは埒があかんと、続いて「重要機密カード」を導入してみました。さすがトップシークレットです。一枚で決着するはずの勝負をひっくり返します。で、ルールを読んだところ「重要機密カードのプレイは、誰もカードをプレイしたくない、もしくはできない状態になるまで続きます」。ちょーーーっと待て。カードゲームを舐めたらアカンぞ。こんな1枚で場をひっくり返すカードを場に居る全員が出し切るまで使い放題ですか?・・・何が起きたかと言いますと、「カード独占で場が進まない状況」。
凄いですよマルチプレイヤーって。「上座の人がサイコロを振り、エージェントを動かした事で黄色の勝利フラグが立った。カードを使わなければ負けてしまう。しかし、この場で私がカードを使わなくても、私の下座の人も同様に黄色に勝利されたら敗北が決定するだろうからカードを使わざるを得ない。なので、私は今は敢えてカードを温存しておく」。こういう判断を全員がすると思ってください。
終 わ り ま せ ん
じりじりと三時間近く経過して、結局ヤケ気味にカードを使用した人がいたおかげで最後に「たまたま自分の手番で良い出目を振った、最後までカードを持っていた人」が勝ちました。
コレでは埒があかんと、続いて「ゲーム中盤でどのエージェントが誰の担当か推理して当たっていたら最後に加点」ルールを導入しようと考えましたが、現状、最後の最後まで自分の担当エージェントを隠しておく事が困難でなく、デメリットもあまり無いゲーム性から、「推理のまぐれ当たりで勝負が決まるゲームはNOだなぁ」ということで実施せずに終わってしまいました。
なお、最後にカードを使用できるタイミングを制限した(一度カードを使わない宣言をしたら、そのターンはカードを使えない)ところ、カードのコンボゲーになりました。ちなみに、このゲームのカードは1枚で決定的な効果を持っていますので、2枚コンボで使用して誰にも邪魔されなければ、まぁゲームが終わります。・・・私のようなカードゲーマーには納得です(このゲーム、【魔剣】で言ったら全てのカードに「致命傷」って書いてあるのと同義ですよ。まさにトップシークレット)が、マルチゲーマーには釈然としないものがあるでしょう。
思わず「これテストプレイしたのか?」という言葉も途中出てしまいましたが・・・。マルチゲームを遊びすぎた面子には20年前のゲームは素直すぎたと言いますか。(笑
で、なんでこんに熱く語ってしまったかと申しますと、これ、少しハウスルールを加えたら凄くイケたゲームに生まれ変わるんじゃないかなと思えるんです。誰がどれだか判らない要素、推理する事が勝利につながる要素、サイコロによるランダム要素、そしてカードゲーム要素。イイ!かなりイイ!
久しぶりにイジって楽しそうなゲームを見つけました。
日本語ルールブックまで準備していただいたTusk様には本当に感謝です。またやりましょう。
~以下、読み飛ばし必須~
今私が思いついているハウスルール
○ゲーム前に重要機密カードの中から「ダミーのエージェントカードを云々・・・」を抜く。引っこ抜く。引っこ抜いて神棚に上げてプレイヤー全員で3秒間黙祷を捧げる。
○重要機密カードの扱いは、ルールブック通りとする。
○推理ルールについては、以下のように変更する。「第三コーナーを回ったエージェントコマがある時、その色のエージェントが誰の担当であるか全員で手元の紙に予想して書く。この予想は最後に一度だけ変更しても良い。」「最後に手元の紙をオープンして、誰にも予想を当てられなかったプレイヤーは+10ポイント、1人に当てられたプレイヤーは+5ポイント、2人に当てられたプレイヤーは+2ポイントする。3人以上に当てられたプレイヤーはポイントの変動はなく、予想を変更したプレイヤーは-3ポイントする」。第三コーナーを回らなかった色の担当プレイヤーは誰にも予想されてませんネェ。そうですネェ。きっと必ず+10ポイントされるのでしょう。
○一番初めのエージェントコマが第一コーナーを回った時のコマの順位により、最後にその担当プレイヤーにボーナスポイントを与える。「1位の色=2ポイント」同着がある場合は双方に同ポイント。
○一番初めのエージェントコマが第ニコーナーを回った時のコマの順位により、最後にその担当プレイヤーにボーナスポイントを与える。「1位の色=3ポイント、2位の色=1ポイント」同着がある場合は双方に同ポイント。
○一番初めのエージェントコマが第三コーナーを回った時のコマの順位により、最後にその担当プレイヤーにボーナスポイントを与える。「1位の色=5ポイント、2位の色=2ポイント、3位の色=1ポイント」同着がある場合は双方に同ポイント。
ポイントの細かいところはアレですが、要は推理ルールを「当てた人」じゃなくて「当てられなかった人」に加点するところと、最後に予想変更できるところ、それから途中で予想をするための材料として各コーナーにポイントを加点する事をちょっと考えてみました。
たたき台としてお考え頂けると嬉しいです~
・・・うっわー。仕事したくねえーっ。
なんてナマな事言ってられる程気楽な身分じゃありませんよ。来月から席無くなっててもいいんですか。→嫌です。
ということで、コミケ前にTusk様やフェイクタング様やYug達と遊んできたボードゲームを紹介します。
~が、無駄に熱い長文になったので読み飛ばし推奨~
「エージェント夜を往く」
この時他に遊んだゲームは「魔法にかかったみたい」でして、私は以前に何度か遊ぶ機会があった上に鉄板で良くできたゲームだったためここではスルーします。
で、このゲームの面白いところは、プレイヤー全員でサイコロを振って盤上に居る7つのエージェントコマを動かしてポイントを稼がせて行きますが、どのプレイヤーがどのエージェントを担当しているのかはシークレットにしておき、ゲームの最後に公開するという推理性にあるのです。が・・・
まず、オプションのない基本ルールで遊んだところ何が起きたかと言いますと、「全員で出る杭を順番に叩く現象」。
当然といえば当然ですが、「自分のエージェント以外が勝利する」ケースを全員で避ける上に、勝負が決着する直前までは「自分が担当するエージェントがばれる」のを避けますので、全てのエージェントがダンゴ状態になっていきます。そうやってじりじりと一時間半ほど経過して、最後に「たまたま自分の手番で良い出目を振った人」が勝ちました。マルチゲームプレイヤーを舐めたらアカンということですね。
コレでは埒があかんと、続いて「重要機密カード」を導入してみました。さすがトップシークレットです。一枚で決着するはずの勝負をひっくり返します。で、ルールを読んだところ「重要機密カードのプレイは、誰もカードをプレイしたくない、もしくはできない状態になるまで続きます」。ちょーーーっと待て。カードゲームを舐めたらアカンぞ。こんな1枚で場をひっくり返すカードを場に居る全員が出し切るまで使い放題ですか?・・・何が起きたかと言いますと、「カード独占で場が進まない状況」。
凄いですよマルチプレイヤーって。「上座の人がサイコロを振り、エージェントを動かした事で黄色の勝利フラグが立った。カードを使わなければ負けてしまう。しかし、この場で私がカードを使わなくても、私の下座の人も同様に黄色に勝利されたら敗北が決定するだろうからカードを使わざるを得ない。なので、私は今は敢えてカードを温存しておく」。こういう判断を全員がすると思ってください。
終 わ り ま せ ん
じりじりと三時間近く経過して、結局ヤケ気味にカードを使用した人がいたおかげで最後に「たまたま自分の手番で良い出目を振った、最後までカードを持っていた人」が勝ちました。
コレでは埒があかんと、続いて「ゲーム中盤でどのエージェントが誰の担当か推理して当たっていたら最後に加点」ルールを導入しようと考えましたが、現状、最後の最後まで自分の担当エージェントを隠しておく事が困難でなく、デメリットもあまり無いゲーム性から、「推理のまぐれ当たりで勝負が決まるゲームはNOだなぁ」ということで実施せずに終わってしまいました。
なお、最後にカードを使用できるタイミングを制限した(一度カードを使わない宣言をしたら、そのターンはカードを使えない)ところ、カードのコンボゲーになりました。ちなみに、このゲームのカードは1枚で決定的な効果を持っていますので、2枚コンボで使用して誰にも邪魔されなければ、まぁゲームが終わります。・・・私のようなカードゲーマーには納得です(このゲーム、【魔剣】で言ったら全てのカードに「致命傷」って書いてあるのと同義ですよ。まさにトップシークレット)が、マルチゲーマーには釈然としないものがあるでしょう。
思わず「これテストプレイしたのか?」という言葉も途中出てしまいましたが・・・。マルチゲームを遊びすぎた面子には20年前のゲームは素直すぎたと言いますか。(笑
で、なんでこんに熱く語ってしまったかと申しますと、これ、少しハウスルールを加えたら凄くイケたゲームに生まれ変わるんじゃないかなと思えるんです。誰がどれだか判らない要素、推理する事が勝利につながる要素、サイコロによるランダム要素、そしてカードゲーム要素。イイ!かなりイイ!
久しぶりにイジって楽しそうなゲームを見つけました。
日本語ルールブックまで準備していただいたTusk様には本当に感謝です。またやりましょう。
~以下、読み飛ばし必須~
今私が思いついているハウスルール
○ゲーム前に重要機密カードの中から「ダミーのエージェントカードを云々・・・」を抜く。引っこ抜く。引っこ抜いて神棚に上げてプレイヤー全員で3秒間黙祷を捧げる。
○重要機密カードの扱いは、ルールブック通りとする。
○推理ルールについては、以下のように変更する。「第三コーナーを回ったエージェントコマがある時、その色のエージェントが誰の担当であるか全員で手元の紙に予想して書く。この予想は最後に一度だけ変更しても良い。」「最後に手元の紙をオープンして、誰にも予想を当てられなかったプレイヤーは+10ポイント、1人に当てられたプレイヤーは+5ポイント、2人に当てられたプレイヤーは+2ポイントする。3人以上に当てられたプレイヤーはポイントの変動はなく、予想を変更したプレイヤーは-3ポイントする」。第三コーナーを回らなかった色の担当プレイヤーは誰にも予想されてませんネェ。そうですネェ。きっと必ず+10ポイントされるのでしょう。
○一番初めのエージェントコマが第一コーナーを回った時のコマの順位により、最後にその担当プレイヤーにボーナスポイントを与える。「1位の色=2ポイント」同着がある場合は双方に同ポイント。
○一番初めのエージェントコマが第ニコーナーを回った時のコマの順位により、最後にその担当プレイヤーにボーナスポイントを与える。「1位の色=3ポイント、2位の色=1ポイント」同着がある場合は双方に同ポイント。
○一番初めのエージェントコマが第三コーナーを回った時のコマの順位により、最後にその担当プレイヤーにボーナスポイントを与える。「1位の色=5ポイント、2位の色=2ポイント、3位の色=1ポイント」同着がある場合は双方に同ポイント。
ポイントの細かいところはアレですが、要は推理ルールを「当てた人」じゃなくて「当てられなかった人」に加点するところと、最後に予想変更できるところ、それから途中で予想をするための材料として各コーナーにポイントを加点する事をちょっと考えてみました。
たたき台としてお考え頂けると嬉しいです~