豚のみ

この金曜日は先日那須で手に入れた「スモークド豚タン」と勝負する事を心に誓っていたのですが、バックシンケンと比べても、外見からして強敵です。だって豚の舌の形そのまんまスモークしてパックしてあるわけですから。
ドラゴンを倒すためにはドラゴンスレイヤーが必要ですが、豚タンを倒すためにも何らかの装備が求められるはずです。
ということで立ち寄った「トウキュウハンズのまち」で京セラさんの所のセラミックスライサーを買ってきました。

で、実際に豚タン封切って、我々はその圧倒的な肉感に、これはさすがの京セラさんでも無理がありそうだな・・・そもそも肉をスライスするために作った商品じゃ無いもんな・・・つーかこの白い刃って切れそうにないよなぁ。となかば絶望しかけたのですが。
もっっっしゃりもっっっしゃり言いながら着々と1.3mmにスライスしていきます。凄いよ京セラさん。そうかコレこそが豚タンバスターだったのか。
逆に怖くなって、そこそこでスライス作業を切り上げました。私の指の一つや二つ、豚タンバスターの刃に掛かればあっという間に1.3mmですよ。

で、本日のメニュー（図１）ですが、レタスの上にスモークド豚タンスライス。以上。

敢えてドレッシングも油も塩も胡椒もなにもかけていません。
果たして腸詰屋さんが世に誇るスモークド豚タン（そんなにプッシュもしてませんでしたか。）がどの程度の実力かを確かめるために

すげえええ！

この脂、牛肉のシモフリみたいなサシですよ。で、この歯ごたえですか。さらにスモークの香りと風味ですか。むしろこの大物を見事にスライスしてくれた豚タンバスターの偉大さを感じました。
色々工夫してもおいしいと思いますが、基本シングルタスクで複雑な味わいまで理解できない脳な私にはコレで十分だと思います。

豚（トン）のみ。役満。