きれいなこと、美しいもの、できることを考えて、前に

３月である。
誕生月である。
ワタシの生命線はとても長いので、まだまだこの先、今までと同じくらいの年月がありそうだ。やれやれ。


それでもこの先はこれまでとは違う。
とりわけ、21世紀に入ってもう10年が過ぎて、時代はすっかりデジタル。
つまりは、これまでのつながりがどんどん消えて、曖昧だったことが明らかにされる、ということだ（良くも悪くも。デジタルは、細かい数字・記号が正確でないとなにも出てこないからね）。
"今まで”にこだわっていると、先に進めない。
これまで蓄積してきた知恵や知識や経験は自分の引き出しにしまっておいて、それではこれからどうするか？を考えなくてはならない時代なのだ。
世界を見ると、歴史の一大変換期にかかっていることが目に見えて分かる。


以前、一緒に仕事をしていたファッションデザイナーの女性が
「21世紀は末法の時代よ。今まで隠れていたことが全部外に出てくるよ」と言っていたが、本当にその通りだなと思う。


ここまで生きてきて、さてこれから、と考えたとき一番に思ったのが、
『これからは、きれいなこと、美しいもの、できること（だけ）を見ていこう』ということ。
現実には、そうはいかないよね。もちろん。
腹が立つことも多いし、悲しいこともあるし、人間関係は厄介だ。
ノンシャランとしていても、あちこちからボールが飛んでくる。。。。。
それでも、そう思っていなければ、自分の信念もあっちにぐらぐら、こっちにゆらゆら。。。。
やってらんないっ！と思うことはあるけれど、できないことを数えるよりも、できることを考えていこうと思う。


と、誕生日を来週に控えて、心を引き締めるワタクシ、でありましたとさ。