izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

中国語が飛び交う銀座で、くすはら順子の作陶器展は爆発してた~!

2012-04-06 14:47:29 | 日記・エッセイ・コラム
木曜日の午後
風は強かったけれど、暖かくよく晴れて気持ちがいい陽気に誘われて、銀座まで。
ブログで紹介した「くすはら順子作陶展」の会期が今週いっぱい。今日を逃すと、終わってしまう。。。

フツーじゃないだろう、とは思っていたが、やっぱりヘン~~!!でも素晴らし~~い!!
ギャラリー入り口すぐにあるのは、これまでの立体の延長となる猫のモチーフの陶器。
中に進むにつれ、徐々に、遠慮なく、思うままに、やりたい放題、くすはら順子ののびのびハチャメチャな作風が解放されたような作品がずらり並ぶ。


まるい凸や、おかしな口、意味のない形はユーモアを通りこして、もう、バクハツしてる~!
でも、グレーや赤や紺、白など、使われている色とバランスがなんとも上品で、形がどれだけやりたい放題でも芯にまとまり感があるのだ。
「この色を出すのに苦労したみたい」と聞いたが、確かに、焼き物は目で見た通りの色が出るとは限らない。
その条件の中で、これだけの洒落たいい色を出すのは、相当な粘りが必要だろうな~。さぁ~すが!
ガウディか、はたまたピカソか、クレーか、と思えるほどの自由奔放な形の陶器作品は、これまでのくすはら順子が一つ突き抜けた進化を遂げたようだ。

陶器の作品がテーブルに並ぶ、その壁面には、リキテクスによる平面作品が並んでいるのだが、これは対照的に抑制された規則的な線と色とで構成されたシンプルなもの。これもいいのよ~!
「壁の絵だけ見て、下の(テーブルの上の)陶器はなんにも見ないで帰っちゃった」人がいたようだが、確かに、平面も素晴らしい作品。
両極端があってこそのくすはら順子の個性、であることを確信した個展。
日曜日までの会期だが、これはおススメ!わざわざ行く価値は十分!

久しぶりに歩く昼間の銀座通りは、中国から(多分)の団体旅行がいっぱいで、聞こえてくるのは中国語ばかり。
木曜日の午後、SHISEIDOもユニクロも、中国人客で溢れていた。

帰りに三越で大好きなマカロンを買って、ちょっぴり開放感いっぱいになった日でありました。

コメント
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