izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

認知母さん誕生日~!

2012-04-20 11:22:58 | 日記・エッセイ・コラム
4月19日は、母の誕生日。
今年で89歳になったのだ!
午後から、花とペニンシュラのデザートを買って、グループホームに。

お茶の時間に合わせて、と思って行ったら、リビングルームのテーブルの上座(?)に座って、他の入居者たちと「ケーキを作ってお祝いする」ところ。
見ると、チョコレートのスポンジに生クリームを塗って、上にバナナをスライスして並べる作業をしている。。。
チョコレートバナナケーキだ。
母の前には、妹が贈って来た花束と、みんなで作った造花とプレゼントが置いてある。

「いくつになったの?」と聞いたら
「今、聞かれたけど分からなくて恥かいちゃったのよ・・」と半泣きの困った顔。。。
う~~ん、”分からない”ってことは分かるんだね~。
これは本人も辛いだろうなぁ。。。。

この認知症のグループホームは、入居者が8人(1人欠員)でとても家庭的。
スタッフの人たちも暖かく親切で、何も心配なくお任せしている。
でも、もしも看護が必要になったら、ここでは対応できない。
介護を経験した友人が「早めに特養に申し込みを出しておいた方がいい」と。
そこで申請を出したのが去年の9月。
3月に「面談に行く」との連絡があり、どうやらアキが出たので受け入れられるとのことであった(!)

特養は何年も待つ、と聞いていたのでビックリ。
今よりももっとレベルが下がって、内科的にも看護が必要になったら、と思っていたので、まだ気持ちの準備が出来てない。
聞けば、母の場合は、状況判断での優先度が高かったようである。"いい位置に付けてた"のである。

金額的には、毎月かかる費用が、移れば半額以下になるのだが、母の様子を見ていると、ここで引っ越しするのは迷いがある。。。。
特養の方はプロだから、不安になって不穏になったときの対応も慣れてるだろうけど、本人はまだ分かる部分もあるから可哀相だしな~。。。。

そんなこんな悩んでいたが、結局、「もっと困ってる人に譲ってあげて」との声もあり、今回は辞退。
また順番の後ろにつくことに決めた。
せっかく慣れたところだから、もうしばらくはここで安心して暮らしてもらおう。


誕生日会で、「ご家族の方も一緒にどうぞ」とお茶に呼ばれ、チョコレートバナナケーキとミルクティーで「おめでとう!」
みんなはもりもり、ペロッと食べている(!)
一番高齢の方は105歳だとか!!

ケーキは、ボリュームがあって、甘くて、ワタシのおやつには重過ぎ。。。
なんだか負けそうになって帰ってきたのでありました。
 

コメント
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