izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

学ぶことはまだまだ沢山ある。。

2011-11-02 14:50:57 | 太極拳
10月23日は、品川区武術太極拳連盟企画・主催の「陸 瑶老師の呉式太極拳入門講習会」の2回目。


今回もまた、陸先生からは、基本の基を沢山教わって、目からウロコの一日。
陸先生は、「中国で子供の頃から毎日武術館で見ていたから当たり前と思っていたことが、日本に来て、太極拳を教えはじめて、当たり前じゃないのかな?!と分かった」ことがいろいろあるという。
多分、中国の老師たちも、自分たちにとっては言わずもがなのことが、日本人にとっては分からないことがまだまだあるのだと思う。


例えば、拳の握り方一つとっても、指を間接から(きっちりと)折り畳むように曲げて親指を曲げて添えると、掌(てのひら)がほっこりした感じがして真ん中が見える(労宮のツボが隠れない)。
こうすると、力は入れなくても、あらら不思議、キュッと締まる感じがする。。。。


例えば、ジーで押すときに、手首の血管に反対の手の労宮を合わせると、相手から押されても引かれても安定して支えることができる。。。
なるほど~、なっとく~、ということが次々と。。。


気や経絡からを考えれば、気の出るツボ(=労宮)は隠さない方がいいわけだし、ひとつひとつの手の位置、動きには確実な意味があるのだね~。。。あれもこれも、初めて確信が持てた気がする。


足の指も「ちゃんと体重を支えないと」と言って、陸先生は、靴を脱いで、ソックスを脱いで、素足の指を見せてくれた。。。。その指は。。。。
「え~~っ!すご~~い!!」 
足の第1指よりも第2指が圧倒的に長く、指がきっちりと地面を掴んでいる。
指と指の間も隙間たっぷり。
濃いグリーンのペディキュアがぴっかぴっかできれい! 


よく言われる「踵に座る」という言葉を誤解して、身体ごと踵に乗って指先が浮いてる人は大勢いる。
足の指は、きちんと地面を掴むためにあるのだし、湧泉のツボがしっかり地面についてないと、大地からのエネルギー(=気だよ)も取り入れられない。
経絡から考えれば、しごく当然のことだ。
意識して指で立つと、本当に、”足が地に着く”とか”どっしり立つ”の実感がある。


いや~、またしても、手応えのある講習会!
陸先生は、全身全霊で指導してくれるから、みんなも楽しい!嬉しい!で、足の痛さはどこへやら。
情熱を持って、好きなことを学べる幸せ!!
順番は途中までしか進まないし、覚えられなかったけど
終了後は、「また次回も来ますね!お知らせくださいね!!」とピカピカの笑顔がいっぱいだった。





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