いつも形意拳講習会でお世話になっている陸 瑶先生が主宰する大陸武術協会の演武交流大会が9月23日にあり、そこで形意拳の表演をするための事前練習会。
去年までは、連環拳と八式を繋げた套路で臨み、なんとかかんとか順番だけは間違えずに出来るようにはなった。
今年は7月16日に講習会があっただけ。「多分、順番は思い出せるだろう」と思いきや、前夜、陸先生から「套路は変えたよ^0^!」とのラインメール。えっえっえっ〜〜!!!
で、土曜日夜の練習会では、大会で発表する套路を必死で練習。。。
前回までは、連環拳を往復して八式をやって終わり。だったのが、新たに繋ぎに“龍”と、“ツバメ”が加わり、あわわわわ???
ザックリ言うと、連環拳からはじめて片道行ったら、振り返って“龍”。
右足—左足—右足と飛んで踏み換えて、右足を出して鑚拳(?多分)などやって八式に繋げ、終わりにかかったところで“ツバメ”を2回入れて、また連環拳に戻って、終わり。。。
言うのは簡単、やるのは難し〜いっ!
“龍”の足の入れ替えは、身体を伸ばして(腿が伸びてる)、跳び上がって足と手が入れ替わるのだが、最初は手と足が同時に入れ替わるのが出来ず、手と足がバラバラ。。あれっ!?あれれっ!?を何度か繰り返してなんとかクリア。
“龍”だから、足は跋歩で身体に巻き付けるように、手は前後に分けて押さえる。
“ツバメ”に至っては、跳び上がって下勢になるのが「足は同時につく!」で、またもや混乱。。。!!ついつい右足—左足、と時間差で着地しちゃうのね〜。。。。
分ける手は身体の後ろから、下に分けるように。同時に足が(水面に)着地(着水?)。
空中から水面に向かって一気に下降するツバメ。。イメージはあれども身体は重いし。
太極拳と違って、形意拳は身体をまとめて使う。足から力が出るではあっても、伝わっていくのではない。一瞬だ。余計な動きは一切なし!
骨盤ごと回して動くと(太極拳をやっているとやりがち)、身体が開いてしまう。
脇も膝も締めるために、骨盤は前を向いたまま、腰だけで後ろに引く。
手は引かない(手を引くと肘が離れて身体がばらける)。手は肘から先の尺骨と橈骨が回るだけ(これ、昔、太極拳を習い始めた頃に、ワタシが所属する日本太極拳友会の三代館長からよく言われました。。。)。肘の位置は変わらないのだ。
太極拳と形意拳の身体の使い方の違いなどはこれまでの講習会でも説明されていたことだが、この練習会では、さらに、動きの目的や細かい要求などのポイントを教わり、とても有意義な土曜日の夜でありました。
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