7月25日は、希直さんの月命日だった。。。
その日は、友だちに紹介された元町のメンタルクリニックに。まだ気持ちに揺れがあることもあり、花が萎れてきたのでついでにどこかで花を買ってこよう、とも思った。亡くなって自宅に戻ってすぐは、お付き合いのあるマンションの知り合いや友だちから花が届いてきたが、1ヶ月もたつとそれも落ち着いた。
もう1ヶ月、まだ1ヶ月。。。沢山の一緒に過ごした時間が思い浮かんで寂しい、哀しい。人に聞くと、「3年はかかるよ」とか「5年はかかる」とのお返事。せめて少しでも気持ちがラクになるなら、と、メンタルクリニックを紹介されたのであった。
一番辛いのは、夕ご飯が終わって後片付けをして、ベッドに横になっている希直さんに「ゴミを捨てに行くけど、一緒に行く?」と声をかけると、かならず「行く」と言ってベッドから身体を起こし、車椅子に乗って、家庭ゴミだけでなく、新聞雑誌やら段ボールやら、プラごみやらをまとめてマンションのゴミ集積場に捨てに行っていたことを思い出す時だ。。。夜空を見上げながら「月だ出ているね?」とか、「寒いから早く中に入ろう」とか、他愛もない言葉を交わしながら、夜の中庭まで車椅子散歩であった。。。今は、思い出すと辛いから、ゴミ捨ては昼間だけ。
メンタルクリニックでは、初回ということで、たっぷり1時間かけていろいろ話を聞いてくれて、少し気持ちが軽くなった。
花はどこで?と、元町商店街で探したものの、UNIONの花屋は今はまとまった花は扱ってないし。。。で、思い出したのが石川町駅近くの花屋さん。店先にはいつも、小さな花の苗を沢山並べてあって、安いのである。
そこで、ひと抱えくらいの花束を作ってもらって(思いのほか安かった!)帰宅。
話を聞いてもらって、命日に綺麗な花を飾って、こうやって少しずつ希直さんがいない生活に慣れていくしかないのだろう。。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます