市民から「八幡さん」の愛称で親しまれている“函館八幡宮”の例祭が始まった...。例年、大勢
の市民が押しかけ賑わいを見せているが、今年は新型コロナウイルスの感染リスクを減らすため
に始まった「新北海道スタイル」を取り入れての実施。137段の石段を登り、社殿前で手指の消毒
を行い社殿に向かい新型コロナの一日も早い終息といつまでも走り回れるよう手を合わせる...
この日、社殿で「松前神楽奉奏」が行われる...。道南各地の神社では、例祭には松前神楽は付
きもののように奉奏されるが、“函館八幡宮”ではここ暫くなく、今回は80年ぶりの奉奏とのこと。
社殿神前で6人の神職が太鼓や龍笛、手平鉦の演奏に合わせ「福田舞」や「獅子舞」など6座を
披露、コロナの退散と氏子皆さんの健康を祈願した。松前神楽は、平成30年に国の重要無形文
化財に指定されたが、相変わらずの優雅な中にも迫力を感じる舞いに感動をもらってきた...
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