亀田中野町の四季の杜公園に向かう途中、大きな樹木にフジの花のような感じで房状
に咲く白い花を見つけ車を止める...。この花は、“ニセアカシア”で樹高7,8mの高木
でまさしくフジの花のように流れ落ちるように咲き誇り、木の下に行くと甘い香りがする。
明治時代に輸入された当初は「アカシア」と呼んでいたが、その後本来の「アカシア」が
日本に輸入されたことから、区別するために“ニセアカシア”と呼ぶようになったとか...
花の形は、本来の「アカシア」は放射相称の形状で黄色く、“ニセアカシア”の白い蝶形花と
は全く異なる...。また、「恋の町札幌」に歌われる「アカシアの花」など、歌に出てくる「ア
カシア」はすべてこの“ニセアカシア”の花だという。ところで、去年の春に五稜郭公園の外
堀東側に15,6本の“ニセアカシア”の高木があったのだが、見事に切られていたなあ...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)