何だかわけのわからん事になってます。
それは日韓通貨スワップです。
通貨スワップてのは、お互いに融通し合うからスワップなんで、一体日本が韓国に融通してもらわなければならない事態があるんでしょうか？
反日だけども、金はくれ！
そういう事になってます。
だいたい漢字が読めずに悲喜劇を繰り返す韓国。
以前にもそれについてアップしました。
ここです。
今回は韓国研究でおなじみの室谷克実氏の著作や他の在野の学者達が出している研究発表などから、私流に話してみようと思います。
最新の研究からも解る【韓国の妄想】を考えてみようと思います。
妄想学者
韓国の民族派という組織が運営するサイトがあります。
そのサイトの目玉がパクソンス名誉教授の歴史エッセイなるものがあります。
シリーズ物らしく、大変人気らしいのですが…
その23回のタイトルが『百済が日本に国を建てた』というものです。
普通の感覚をもつ日本人なら「え？」と驚きますが…
中身はこんな感じです。
日本古代史は中国の史書『魏志倭人伝』に至って初めて出てくる。
それを見れば、倭人が何処にいたかというと、韓半島の『帯方郡』現在の黄海道から南へ降りて行けば韓国があって。また降りながら海を東南側に行けば狗邪韓国(くやかんこく)に出る。
倭人はすぐ其方に住む。
これはつまりは
韓半島南側に韓国があり、また海を渡って日本の土地には、もう一つの韓国『狗邪韓國』がある。
そういうことです。
どういう事かというと、日本には倭人が暮らしているけれど、その倭人を支配しているのは狗邪韓國という国だ！という事です。
日本には百済の植民地があったと、魏志倭人伝が伝えていると主張しているのです。
何をどう読んで解釈したら、そうなるのか？
普通の感覚の人ならめまいを起こすレベルです。
古事記を読む私には、昏倒しそうなレベルです。
更には、こうも述べています。
日本列島に渡った韓国人は百済人ばかりでなく、伽耶、新羅、高句麗の人々がいた。
私達の三国史記には、その様な記述はないが、日本には記録は勿論、遺跡や遺物が多数ある。
日本の各地に国を建てたのは韓国人だ。
日本人はまだまだ野蛮で国をどの様に建てるかわからなかった。
日本に国が建ったのは7世紀のこと。
百済が660年に唐・新羅連合軍の攻撃に敗れ滅びたのが、正に7世紀だった。
この時、多数の百済王族が舟に乗って日本に渡ったのは、そこが百済だったからだ。
と、述べています。
もう、どうかしたのか？のレベルです。
ツッコミ所満載過ぎて、どこからツッコミを入れたら良いかすらわからないぐらいの妄想っぷり。
捻じ曲げ過ぎです
真面な日本人なら、こんな主張をする人は韓国人でも極端な右翼か民族主義者だろう…
とか考えてしまいそうですが、右派民族主義は間違いないようですが。
このパクソンス名誉教授はソウル大学史学科、高麗大学大学院史学研究科を卒業し、大学教員を務め、その後に政府機関の国史編纂委員会の委員に選ばれ、編史室長まで歴任しています。
経歴だけ見れば輝かしいものです。
ところが韓国の国史編纂委員会とは、そもそも右派民族主義歴史学者の牙城です。
しかし、形式的には韓国史学界の最高峰でもあります。
しかもこの名誉教授は韓国歴史学者の権威です。
それが「倭人を支配しているのは狗邪韓國」とか「日本に百済の植民地があった」とか言い出す始末です。
その根拠があろうことか魏志倭人伝だと言っているんです。
全くツッコミ所しかないエッセイ
魏志倭人伝は正確には『魏志』倭人伝です。
倭人伝の一つ前には『魏志』韓伝があります。
卑弥呼と同時代の朝鮮半島南部を伝えています。
それによると、朝鮮半島南部は韓族が馬韓、辰韓、弁韓の3地域に分かれて住んでいたけれど統一国家はまだなかったと伝えています。
馬韓は54の小国に分かれていて、百済はその中の1国に過ぎないのです。
魏志韓伝によると冒頭は次の通りです。
韓在帯方之南、東西以海為限、南興倭接
(韓は帯方郡の南にあり、東西は海を以って限りとなし、南は倭と接する)
と、あります。
末尾には弁韓・辰韓24ヶ国の一つである斯盧国(しろこく)をあげて興倭接界(倭と界を接する)としています。
つまり朝鮮半島の南部は倭人の地であると魏志韓伝は言わば【証言】しているのです。
魏志倭人伝では、魏の直轄地である帯方郡から倭国の本拠に向かうルートも示しています。
循海岸水行、歴韓国乍南乍東、到其北岸狗邪韓國、七千里、始度一海千里、至封海国(海岸にしたがい水行し、韓国をへて、南し東し、その北岸狗邪韓國に到る。七千里にしてはじめて一海を渡る。千余里にして対馬国に至る)
この一文は因みに『魏志倭人伝』です。
これには狗邪韓國は『其北岸』としています。
つまり倭国の北岸に当たるとしています。
恐らく、この記述には日本の敗戦後教育を受けてきた日本人にも？ではないでしょうか。
しかし、倭人伝にそう書いてあるのです。
狗邪韓國が「韓」というのも、韓族が半島南部の韓地にあるからでしょうか。
狗邪韓國の民族構成も韓族より倭人が多かったのだろうと推察されます。
しかし、国を支配しているのは倭人。
倭人が支配する倭国があり、その倭国の本拠は日本列島とするけれども、朝鮮半島南部にも広がっていたのです。
ですから、倭人伝は狗邪韓國を『其(倭国の)北岸』と書いているのです。
これは『南は倭と接する』とする韓伝と同じだと理解できます。
歪曲デマ
三国史記には明確に書いてあるのです。
と、なると先の名誉教授の主張は一体なんでしょうか？
もうトンデモ解釈と言うよりは原典無視の歪曲デマではないかと思いますね。
そうでないならば、現在我々日本人が読む魏志倭人伝や魏志韓伝は、韓国人が読むそれとは記述内容が違うことになります。
この名誉教授が大学院の史学研究科まで出ていて、まさか漢字が読めないのでしょうか？
しかし、一般の韓国人は漢字が読めません。
漢字が読めないからこそ、この名誉教授の『トンデモエッセイ』が通用するのです。
日本人なら漢字を読めますから、読めば大凡の理解は出来ます。
学校で漢文の素養もあります。
実際には、韓国人右派民族主義というのは古代史のこうした部分は知らないのです。
この手のサイトにある論文や論考、エッセイの類いは読み手を理論武装させる意味合いがあるのです。
日本では左派サイトに良く見られる傾向ですね。
これは『精緻には知らないけど漠然と知っている』と言う事です。
我々日本人も、歴史を『漠然』とは知っているものです。
つまり、敗戦後教育では間違った歴史教育をされますから『漠然』としか知らないのです。
精緻に教えたら、戦前を肯定してしまう部分をも教えなければなりませんから、これは都合が悪いですね。
この地味ブログを読んで下さる皆様は、歴史の事実をよく勉強されてると思います。
そういうのは、現在の日本社会では「よろしくない人」とか言われます。
その漠然としか知らない歴史を、トンデモ解釈で刷り込みをしたいのが日本の左派教育です。
これが韓国だと、右派勢力となる訳です。
おおまかな『歴史構図』として韓国人一般には我が民族が日本列島に国作りを含めた文明文化を教えてやったと思い込んでいるのです。
この辺りの妄想は古事記と合わせて考えると、韓国のムチャクチャ振りが理解出来様というものではないでしょうか。
韓国の学校教育では、教師も不足しているし高校でも週1時間程度しか『世界史』教育をしません。
『国史』も『世界史』も大学入試の必須科目ですらありませから、高校生は歴史を勉強することもなければ、しようとすらしません。
しかし、男子には兵役があります。
入隊すると初年兵教育として『国史』を教育されます。
そこで将校が教える訳ですが…
「世界五大文明の一つである古代韓文明が…」と、ありもしないトンデモ歴史に始まり「未開の倭奴に我が民が文明を教えてやった」となるのです。
ですから、歴史構図のトンデモ解釈は特に韓国人男性は信じきっているのです。
疑いもせず…
韓国人の古代史知識とは先に述べた程度のものです。
その漠然とした歴史知識程度の一般的な韓国人に向かって『政府の国史編纂委員会幹部』だった名誉教授という肩書きを持つ権威が
「そうした事実は、宗主国様の魏志倭人伝に書いてある」
と、歪曲と嘘とで塗り固めた理論武装的資料を提供しているのです。
そんな韓国人の論理や「恨」の根底には、このトンデモ歴史知識にあるのです。
日本人は未開の土人だったから百済や新羅が文明を教えてやった
それなのに秀吉や日帝は恩を仇で返した
李王朝は世界有数の文化国家だったのに、秀吉の暴虐により国力を失った、それが為に日帝の植民地にされ、全て収奪された
李承晩政権発足から71年。
反日、民族主義教育が続けられて来ています。
ですから、現在の韓国は父母、祖父母、教師に至るまで、その様な教育しか受けていません。
それに育てられる若い世代も同じです。
現韓国大統領朴槿恵も、その様な教育を受けて育った1人です。
現代韓国人にとって、先に述べた赤太字の歴史認識は疑う余地のない絶対の事実なので、一切の反論を許しません。
その為に矛盾を指摘しようものなら火病を発症します。
実際には19世紀になっても、日本の弥生時代か縄文時代の様な生活をしていたのは明らかで、ヨーロッパ人が撮影した写真も残っているのです。
日本が統治する以前は、糞尿は通りで垂れ流し、山は禿山で染めの技術もないから着る物は生成りか白。識字率は2%程度。
そこに、そもそも収奪される様な物があったのかしら？
普通に世界史の素養があれば、そう考えます。
世界有数の文化国家が、何故遅れた土人の国に侵略されたのか？
秀吉が引き揚げてから300年たっても国力を回復させることが出来なかったのか？
国の指導者は余程の無能か？
こんなツッコミを入れ様ものなら、最大級の火病を起こし、手のつけようがなくなります。
先に述べた認識は韓国人が日本に言う正しい歴史認識なのです。
ですから『従軍慰安婦20万人』も歴史のお話しとしての歴史認識の一つのファクターと言う事です。
朝日新聞が吉田清治の証言に基づく記事を取り消してからは「強制連行」のトーンは落とし始めてはいるのですが、その代わり「強制性はあった」とか「女性の人権が」とか、変わり身の早さを見せています。
また慰安婦ではなく性奴隷と海外発信をしたりもしています。
その一方で韓国政府が募集し運営していた【米軍向け慰安婦】については、知らんぷり。
現在でも韓国人の売春は一大ビジネス、外貨獲得手段にもなっていて「売春させろ」と売春婦達がデモまでする始末です。
しかし韓国人は飽きる事なく「正しい歴史認識」を、我々日本人に強要します。
これは韓国人が言う【正しい歴史認識】に同調しろ！と言う事です。
日本も稲作をはじめとする進んだ文化は、朝鮮半島から渡って来た渡来人によってもたらされたと言う嘘の日教組教育の呪縛から抜けられない人々が多数います。
我々日本人も含め、韓国人は正しい歴史認識云々を語る前に正しい史実を学ぶことが必要でしょう。
稲作や日本文化、天皇渡来人説の嘘については次回話したいと思います。
それは日韓通貨スワップです。
通貨スワップてのは、お互いに融通し合うからスワップなんで、一体日本が韓国に融通してもらわなければならない事態があるんでしょうか？
反日だけども、金はくれ！
そういう事になってます。
だいたい漢字が読めずに悲喜劇を繰り返す韓国。
以前にもそれについてアップしました。
ここです。
今回は韓国研究でおなじみの室谷克実氏の著作や他の在野の学者達が出している研究発表などから、私流に話してみようと思います。
最新の研究からも解る【韓国の妄想】を考えてみようと思います。
妄想学者
韓国の民族派という組織が運営するサイトがあります。
そのサイトの目玉がパクソンス名誉教授の歴史エッセイなるものがあります。
シリーズ物らしく、大変人気らしいのですが…
その23回のタイトルが『百済が日本に国を建てた』というものです。
普通の感覚をもつ日本人なら「え？」と驚きますが…
中身はこんな感じです。
日本古代史は中国の史書『魏志倭人伝』に至って初めて出てくる。
それを見れば、倭人が何処にいたかというと、韓半島の『帯方郡』現在の黄海道から南へ降りて行けば韓国があって。また降りながら海を東南側に行けば狗邪韓国(くやかんこく)に出る。
倭人はすぐ其方に住む。
これはつまりは
韓半島南側に韓国があり、また海を渡って日本の土地には、もう一つの韓国『狗邪韓國』がある。
そういうことです。
どういう事かというと、日本には倭人が暮らしているけれど、その倭人を支配しているのは狗邪韓國という国だ！という事です。
日本には百済の植民地があったと、魏志倭人伝が伝えていると主張しているのです。
何をどう読んで解釈したら、そうなるのか？
普通の感覚の人ならめまいを起こすレベルです。
古事記を読む私には、昏倒しそうなレベルです。
更には、こうも述べています。
日本列島に渡った韓国人は百済人ばかりでなく、伽耶、新羅、高句麗の人々がいた。
私達の三国史記には、その様な記述はないが、日本には記録は勿論、遺跡や遺物が多数ある。
日本の各地に国を建てたのは韓国人だ。
日本人はまだまだ野蛮で国をどの様に建てるかわからなかった。
日本に国が建ったのは7世紀のこと。
百済が660年に唐・新羅連合軍の攻撃に敗れ滅びたのが、正に7世紀だった。
この時、多数の百済王族が舟に乗って日本に渡ったのは、そこが百済だったからだ。
と、述べています。
もう、どうかしたのか？のレベルです。
ツッコミ所満載過ぎて、どこからツッコミを入れたら良いかすらわからないぐらいの妄想っぷり。
捻じ曲げ過ぎです
真面な日本人なら、こんな主張をする人は韓国人でも極端な右翼か民族主義者だろう…
とか考えてしまいそうですが、右派民族主義は間違いないようですが。
このパクソンス名誉教授はソウル大学史学科、高麗大学大学院史学研究科を卒業し、大学教員を務め、その後に政府機関の国史編纂委員会の委員に選ばれ、編史室長まで歴任しています。
経歴だけ見れば輝かしいものです。
ところが韓国の国史編纂委員会とは、そもそも右派民族主義歴史学者の牙城です。
しかし、形式的には韓国史学界の最高峰でもあります。
しかもこの名誉教授は韓国歴史学者の権威です。
それが「倭人を支配しているのは狗邪韓國」とか「日本に百済の植民地があった」とか言い出す始末です。
その根拠があろうことか魏志倭人伝だと言っているんです。
全くツッコミ所しかないエッセイ
魏志倭人伝は正確には『魏志』倭人伝です。
倭人伝の一つ前には『魏志』韓伝があります。
卑弥呼と同時代の朝鮮半島南部を伝えています。
それによると、朝鮮半島南部は韓族が馬韓、辰韓、弁韓の3地域に分かれて住んでいたけれど統一国家はまだなかったと伝えています。
馬韓は54の小国に分かれていて、百済はその中の1国に過ぎないのです。
魏志韓伝によると冒頭は次の通りです。
韓在帯方之南、東西以海為限、南興倭接
(韓は帯方郡の南にあり、東西は海を以って限りとなし、南は倭と接する)
と、あります。
末尾には弁韓・辰韓24ヶ国の一つである斯盧国(しろこく)をあげて興倭接界(倭と界を接する)としています。
つまり朝鮮半島の南部は倭人の地であると魏志韓伝は言わば【証言】しているのです。
魏志倭人伝では、魏の直轄地である帯方郡から倭国の本拠に向かうルートも示しています。
循海岸水行、歴韓国乍南乍東、到其北岸狗邪韓國、七千里、始度一海千里、至封海国(海岸にしたがい水行し、韓国をへて、南し東し、その北岸狗邪韓國に到る。七千里にしてはじめて一海を渡る。千余里にして対馬国に至る)
この一文は因みに『魏志倭人伝』です。
これには狗邪韓國は『其北岸』としています。
つまり倭国の北岸に当たるとしています。
恐らく、この記述には日本の敗戦後教育を受けてきた日本人にも？ではないでしょうか。
しかし、倭人伝にそう書いてあるのです。
狗邪韓國が「韓」というのも、韓族が半島南部の韓地にあるからでしょうか。
狗邪韓國の民族構成も韓族より倭人が多かったのだろうと推察されます。
しかし、国を支配しているのは倭人。
倭人が支配する倭国があり、その倭国の本拠は日本列島とするけれども、朝鮮半島南部にも広がっていたのです。
ですから、倭人伝は狗邪韓國を『其(倭国の)北岸』と書いているのです。
これは『南は倭と接する』とする韓伝と同じだと理解できます。
歪曲デマ
三国史記には明確に書いてあるのです。
と、なると先の名誉教授の主張は一体なんでしょうか？
もうトンデモ解釈と言うよりは原典無視の歪曲デマではないかと思いますね。
そうでないならば、現在我々日本人が読む魏志倭人伝や魏志韓伝は、韓国人が読むそれとは記述内容が違うことになります。
この名誉教授が大学院の史学研究科まで出ていて、まさか漢字が読めないのでしょうか？
しかし、一般の韓国人は漢字が読めません。
漢字が読めないからこそ、この名誉教授の『トンデモエッセイ』が通用するのです。
日本人なら漢字を読めますから、読めば大凡の理解は出来ます。
学校で漢文の素養もあります。
実際には、韓国人右派民族主義というのは古代史のこうした部分は知らないのです。
この手のサイトにある論文や論考、エッセイの類いは読み手を理論武装させる意味合いがあるのです。
日本では左派サイトに良く見られる傾向ですね。
これは『精緻には知らないけど漠然と知っている』と言う事です。
我々日本人も、歴史を『漠然』とは知っているものです。
つまり、敗戦後教育では間違った歴史教育をされますから『漠然』としか知らないのです。
精緻に教えたら、戦前を肯定してしまう部分をも教えなければなりませんから、これは都合が悪いですね。
この地味ブログを読んで下さる皆様は、歴史の事実をよく勉強されてると思います。
そういうのは、現在の日本社会では「よろしくない人」とか言われます。
その漠然としか知らない歴史を、トンデモ解釈で刷り込みをしたいのが日本の左派教育です。
これが韓国だと、右派勢力となる訳です。
おおまかな『歴史構図』として韓国人一般には我が民族が日本列島に国作りを含めた文明文化を教えてやったと思い込んでいるのです。
この辺りの妄想は古事記と合わせて考えると、韓国のムチャクチャ振りが理解出来様というものではないでしょうか。
韓国の学校教育では、教師も不足しているし高校でも週1時間程度しか『世界史』教育をしません。
『国史』も『世界史』も大学入試の必須科目ですらありませから、高校生は歴史を勉強することもなければ、しようとすらしません。
しかし、男子には兵役があります。
入隊すると初年兵教育として『国史』を教育されます。
そこで将校が教える訳ですが…
「世界五大文明の一つである古代韓文明が…」と、ありもしないトンデモ歴史に始まり「未開の倭奴に我が民が文明を教えてやった」となるのです。
ですから、歴史構図のトンデモ解釈は特に韓国人男性は信じきっているのです。
疑いもせず…
韓国人の古代史知識とは先に述べた程度のものです。
その漠然とした歴史知識程度の一般的な韓国人に向かって『政府の国史編纂委員会幹部』だった名誉教授という肩書きを持つ権威が
「そうした事実は、宗主国様の魏志倭人伝に書いてある」
と、歪曲と嘘とで塗り固めた理論武装的資料を提供しているのです。
そんな韓国人の論理や「恨」の根底には、このトンデモ歴史知識にあるのです。
日本人は未開の土人だったから百済や新羅が文明を教えてやった
それなのに秀吉や日帝は恩を仇で返した
李王朝は世界有数の文化国家だったのに、秀吉の暴虐により国力を失った、それが為に日帝の植民地にされ、全て収奪された
李承晩政権発足から71年。
反日、民族主義教育が続けられて来ています。
ですから、現在の韓国は父母、祖父母、教師に至るまで、その様な教育しか受けていません。
それに育てられる若い世代も同じです。
現韓国大統領朴槿恵も、その様な教育を受けて育った1人です。
現代韓国人にとって、先に述べた赤太字の歴史認識は疑う余地のない絶対の事実なので、一切の反論を許しません。
その為に矛盾を指摘しようものなら火病を発症します。
実際には19世紀になっても、日本の弥生時代か縄文時代の様な生活をしていたのは明らかで、ヨーロッパ人が撮影した写真も残っているのです。
日本が統治する以前は、糞尿は通りで垂れ流し、山は禿山で染めの技術もないから着る物は生成りか白。識字率は2%程度。
そこに、そもそも収奪される様な物があったのかしら？
普通に世界史の素養があれば、そう考えます。
世界有数の文化国家が、何故遅れた土人の国に侵略されたのか？
秀吉が引き揚げてから300年たっても国力を回復させることが出来なかったのか？
国の指導者は余程の無能か？
こんなツッコミを入れ様ものなら、最大級の火病を起こし、手のつけようがなくなります。
先に述べた認識は韓国人が日本に言う正しい歴史認識なのです。
ですから『従軍慰安婦20万人』も歴史のお話しとしての歴史認識の一つのファクターと言う事です。
朝日新聞が吉田清治の証言に基づく記事を取り消してからは「強制連行」のトーンは落とし始めてはいるのですが、その代わり「強制性はあった」とか「女性の人権が」とか、変わり身の早さを見せています。
また慰安婦ではなく性奴隷と海外発信をしたりもしています。
その一方で韓国政府が募集し運営していた【米軍向け慰安婦】については、知らんぷり。
現在でも韓国人の売春は一大ビジネス、外貨獲得手段にもなっていて「売春させろ」と売春婦達がデモまでする始末です。
しかし韓国人は飽きる事なく「正しい歴史認識」を、我々日本人に強要します。
これは韓国人が言う【正しい歴史認識】に同調しろ！と言う事です。
日本も稲作をはじめとする進んだ文化は、朝鮮半島から渡って来た渡来人によってもたらされたと言う嘘の日教組教育の呪縛から抜けられない人々が多数います。
我々日本人も含め、韓国人は正しい歴史認識云々を語る前に正しい史実を学ぶことが必要でしょう。
稲作や日本文化、天皇渡来人説の嘘については次回話したいと思います。