犬神スケキヨ~さざれ石

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国体を見れば日本の成長がある...4

2018-05-08 10:03:56 | 連続
成熟した国家である日本に成長する分野があるのか?と、言う問題に直面します。

しかし、よくよく考えたると実は沢山あることに気付きます。

まずわかっている事から話せば、例えばメタンハイドレートですね。
更に熱水鉱床。

メタンハイドレートは凍った天然ガスで、これはもう実用化にこぎつけました。
2020年、東京オリンピックの電気はもしかしたらメタンハイドレートによる火力発電を利用したものになるかもしれません。

熱水鉱床に至っては、そこに埋蔵されているレアアースは世界の600年分に相当するとか。

資源が原因で戦争をやり、原爆まで落とされ無辜の民の大虐殺に会い、ボロボロに負けた敗戦国が、世界でも有数の資源国になる

そんな日が、もう間近に迫っているのです。

しかし、我々は資源の奪い合いで戦争が起きる事はしない。
それは明治天皇の御製にある四方の海を大御心として知っているからです。

まだまだ発展の途上にある国々には安く分ける。

それが遡って考える『大東亜共栄圏』の理念。

人種を超え皆同胞(はらから)と思う。

人は個性を発揮し尊重しながら、しかし統率のとれた社会。
それが我が国の国体であり、理念です。

そう言うと『国境を無くすのか?』と言われてしまいますが、決してそうではありません。
それはグローバリズムというものです。
グローバリゼーションとは国境をなくし、同じ基準で世界を支配しようとするものです。
先に述べた様にグローバリズムは一部の既得権のみが利益を生むもので、このグローバリズムの基準に合わないものは徹底的に排除するものですから、到底個性などありません。

もうそんな時代は終わったのです。
今やっているのは、グローバリゼーションの残滓であって、その残滓にすがっている程度の話しで、トランプ大統領はそれに気づいている。
日本でも政治家でそれに気づいているのは安倍晋三と言う男だけでしょう。

官僚などはあまり気づいていないし、変わったことをして失敗すれば出世に響くのですから、官僚には新しい時代の流れに乗る事は無理です。
この辺りは安倍晋三と言う政治家の外交を見返してみれば気づくはずです。

この辺りがトランプと安倍晋三の蜜月さに出ているのではないでしょうか。

そして、神話に遡って考えると天照大御神は天孫である邇邇芸命に地上世界を『知らせ』と言って天孫を地上に遣わせた。

『知らせ』とは、広く世界を知れと言う事です。
知らせは知るの命令語です。
知る事で地上を統治しなさいと言われたのです。

我々の神話はそのまま国体へと繋がります。

知るは、これは『学ぶ』と言う事でもある。
我々日本人は『学ぶ』時、最大の力を発揮するものです。

我々はアジアを学ぶ事です。
支那を学び、韓国を学び、あの北朝鮮も学び、東南アジア諸国を学び、アジア全体を学び。
そして本当に付き合っていく国を選べば良い。
何も仲良くするだけが国交ではありません。
お互いの利益を上げ合える国々と付き合って行けば良い。

我が国の歴史や伝統を見ればやはりアジアの盟主としての振る舞いを要求されるのです。

我々は学び、力を発揮する

それは江戸期、取り分け幕末期の志士を見てもわかります。
例えば坂本龍馬、吉田松陰、高杉晋作、他にも沢山いますが、彼らは学ぶ事で世の中を変えてしまった。
西欧列強の支那における支配。
他のアジア諸国への植民地支配。
これらをよく学んだ。

学んだ上で、このままでは日本は白人に食い物にされると明治維新を起こして世の中を変えてしまった。
夷狄を打ち払えと攘夷を断行した。

明治維新後、今度は近代化を図るために打ち払ってきた西欧列強から学んだのです。
その学びの力は凄まじく、あの世界最強のバルチック艦隊を打ち破り日露戦争に勝った。

有色人種が遂に白人に勝ったのです!

勝った事で学びを忘れた我々は大東亜戦争に負けた。
そして我々を負かしたアメリカから学んだ。

アメリカのグローバリズムを学んで敗戦国が世界有数の経済大国となったのです。

しかし、それと引き換えに我々『国体』を蔑ろにしてきたのです。
国体を蔑ろにしたからこそ、我々後世の為にこそ命を捧げて頂いた先輩を、同じ日本人を悪者にして、引き換えに豊かな暮らしを手に入れたのです。

5へ続く

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