●本日午前7時快晴19.5℃ 暑くなる予報
09:28のVO-52 ■交信(SSB)JA1CPA ★890Hz
09:34のSO-50 ■交信JH4BTI JR8LWY
16:28のSO-50 呼んでいただきましたがCallSign取れず JA2ME○
【二点間ドップラー差異②】
この図式で考えてみると、九州と北海道ではドップラーによる周波数シフト量と周波数変化のスピードががまったく違うのです。単純に言えばこれが「二点間ドップラー差異」です。すなわち、その衛星の最大仰角(MEL)付近(九州の局)では受信周波数の変化量は最大、周波数のシフト量は最小です。逆に北海道の局はAOS直後ですから周波数の変化量(変化する速さ)は最小で、シフト量(中心周波数よりずれている度合い)は最大です◆くどいようですが、もう少し噛み砕いてAO-50のDown周波数の場合で考えてみましょう。九州の局も最初AOSの時「周波数のシフト量が最大」の訳ですが、AOS直後435.300MHzの中心周波数より約10kHz(理論値)高く聞こえてきます(当然のことながらDoppler)ところが最大仰角付近になると中心周波数で聞こえます。中心周波数で聞こえるということは周波数シフトが無い「シフト量最小」ということです。しかし最大仰角付近では周波数の変化量は最大です。435.300の中心周波数ピタリで受信出来る時間は一瞬です。つづく