平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録10月2日(木)

2014-10-02 08:55:35 | アマチュア無線

本日午前7時曇り18.6℃ どんよりと雲っています。

【AO-73】20:56 ■交信(SSB)JH1EKH/1 ■交信(CW)8J8JRCV/8(北見市) JA1EJD 11.80 kHz(最終)8J8JRCV:北海道無線赤十字奉仕団50周年記念局(Non JARL)

【AO-73概要】「FunCube-1」NORADカタログ№39444Linear Transponder「逆ヘテロダイン」搭載アップ周波数435.140MHz(LSB)ダウン周波数145.960MHz(USB)周波数の漂流(Drift)1分間で約552.5Hz(8分間で4.42kHz)衛星のスピンによるものと思われるQSBがあり、ダウン信号が非常に強い時があったかと思うと、極端に弱くなる時がある◆JAの夜間のパスでは、後半信号強度が落ちる通常日陰時に中継器ON週末等、日照時に中継器がONになるときは、特別にアナウンスがある〔補足〕SSBは目的の周波数から500Hzもずれるとモゴモゴ言って聞き分けることができなくなります。この衛星、1分間に550Hz余りもDriftがあるということは、1分間補正しないでいると自分のループを見失うことになります。自分のループを確保するために、常にアップ周波数を補正することが必要です(受信固定で運用する場合)では、最初どれくらい補正したら自分のループが見つかるかと言うとAOS直後で9kHz前後です。すなわちアップ周波数を435.14900前後にしてリバースドップラーを掛けて微調整すれば、自分のダウン信号が中心周波数の145.960MHzで聞こえて来るはずです【残る疑問】昨日紹介したDriftグラフのように綺麗な直線的周波数変化があると言うことは、ドップラーを掛けなくても大丈夫のように設計されている?リバースドップラーでなく、ノーマルドップラーで追尾出来るように設計されている?いずれにしても、どうしてあれだけ綺麗な直線的な周波数変化があるのかよく分からない。

コメント (4)
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