●本日午前7時快晴12.4℃ 秋晴れ、良い天気
【TIGRISAT】周波数435.000MHz TelemetryをFSK 9600bpsで降ろしています。信号は強力です。FMモードで受信◆435.000MHzという区切りの良い周波数なので、どれだけDopplerを掛けて受信しているか、直読周波数がそのままDoppler量なので分かりやすい◆Telemetryの内容は、House Keeping data とも呼ばれ、言わば衛星の「健康診断書」です◆信号を受信し、デコードしたデータを解析して表示させるのですが、この衛星は、また一つ違った方法で表示させるようになっています。それはWeb site(HP)上にデータをプロット(Plot)して結果をそこに表示させるという方法です◆注意点が2つあります。一つはHEXデータを貼り付けるということ、二つ目はデータを貼り付けた時「データの最後が改行になっていると計算しない」ということです。先頭に「A5」とか「D3」という表示のある行だけをコピーペイストします。その他の行は試していませんが、今後、表示対象のデータであるのかも知れません◆DK3WN Mikeさんの多くのデコーダーは、Kissファイル、ダンプファイル、HEXファイルが生成取得出来るようになっていますが「Online kiss plus」ソフトの場合、HEXファイルは選択して生成させるようになっているので、イニシャライズファイルを覗いて選択行が「Yes」になっているかどうか、予め確認しておかないとHEXデータが取れません◆繰り返しですが、この衛星のサイト(HP)は、不定期に更新作業をしていて、その時は繋がらないようです。しばらく経てば繋がります◆当Blogの場合、データを表示させた時、データの数字が枠の下側に寄ってしまっていますが、これは閲覧しているWebブラウザによるものと思っています。真ん中に綺麗に数値が表示されるのが本来です。
【ひまわり 8】もう、かなりいい軌道になって来ました。打上げからこの間、搭載小型ロケット(スラスター)を使って軌道を調整していたものと思われます。ほぼ静止軌道になったのではないでしょうか。まだ微調整はあるでしょう。当Blogのロケーションから、ほぼ毎日同じ位置に見えるようになりました。本格的な観測開始はまだまだ先と思われます。
HIMAWARI 8
1 40267U 14060A 14290.81014828 -.00000289 00000-0 00000+0 0 101
2 40267 0.0847 287.8531 0002708 37.4825 133.3488 1.00274302 133
【CALSAT32】「オーバーフローしました”プロジャー6”」というメッセージが出てリセットが掛かってしまいます。衛星グループを切り替えて行くとそうなるのですが「RS-39」の軌道要素が残っていたためでした。ELEM.txtとGROUP.txtファイルから「RS-39」を削除したら、通常に戻りました。大気圏再突入に近いTLEが入れてあり、すでに実在しない軌道となったためエラーチェックが掛かったのです。RS-39は最終段階でも消息の情報はどこにもありませんでしたが、もうとっくに大気圏再突入したことは間違いないようです。