平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録5月19日(火)

2015-05-19 08:11:51 | アマチュア無線

本日午前7時曇り18.0℃ 雨模様

【Meteor-M N2】09:33 前半と後半、信号乱れました。偏波が合わないためのQSBによるものと思っていますが、これを検証するにはアンテナを円偏波のものに変えてみるほかありません関東は厚い雲に覆われていますが、九州、中国地方、四国の一部は雲がかかっていません。だんだん晴れてくるか。台風7号の雲がはっきり見えますが日本列島から1,500㎞くらい離れているでしょうか◆マニラあたりまでFootPrintに入っていますが、信号乱れて真っ黒

信号が乱れるとLockedが、外れたり掛かったりします。外れた時は筋になります。

【Meteor-M N2の周波数を考える】Meteor-M N2はその送信周波数「137.100MHz」となっています。当Blogは現状、SDRSharpにRTL-SDR/USBで受信していますが、RTL-SDRのControllerを開き、Freqency correction(ppm)で周波数を合わせてあります。しかしこれは、絶対値に校正してある訳ではないので、正確かどうか分かりません。Meteor-M N2を受信する場合、QPSKの位相を合わせてLockedが掛かるように、最初のうちは周波数を動かしてLockedを探したのですが、最近は周波数を動かしません。設定を「137.100MHz」のまま、信号強度が上がって来るまでじっと待ちます。信号強度が上がって来さえすれば「サッ」とLockedになります◆ここで、信号のDopplerをどう考えたらよいかですが、衛星ですから信号にDopplerがあることは間違いありません。先だってOrbitronでドップラーを掛けながら受信したら、SDRSharpの周波数が変化するたびにLockedが外れて実用になりませんでした。Dopplerを考慮しないで受信出来る仕組みがどうもよく分からないのですが、想像するに、周波数の変化量を検知して、QPSKの位相が合うように内部でCarrierを自動調整しているのではないかと思います。それが「QPSK Demodulator」ということなのではないでしょうか。事実、受信中LPF 120kHzの右側にある「Carrier(単位:Hz)」が高速で変化しています(-が付くことが多い)仮に137.100MHzでない周波数を設定して受信を始めたとしても、Doppler範囲内の周波数であればLockedになるのではないかと思います。

午後から一泊で出掛けますので、明日の記述夜になります。

コメント
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