平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
日本一小さな衛星通信情報サイト

衛星通信記録8月16日(月)

2021-08-16 06:57:43 | アマチュア無線

本日午前7時雨19.7℃ 涼しい 雨5日目(この間日照なし) 藪入り お盆送り火

 【衛星への太陽の当たり具合】「RS-44」9月17日までは全日照です。夜でも衛星に太陽が当たっていることになります。この衛星は軌道高度が高いので、地球の陰になりにくいことを表しています。昨日示したとおり、AO-91やAO-92は軌道高度が低いので地球の陰になりやすく、日常的に日照不足となれば、内蔵バッテリーの充電状態が悪くなることになります。CubeSatを中心とする低軌道衛星は、日照不足による内蔵電源事情悪化は宿命と言えます。

【衛星と食】衛星と云えば「月」も地球の衛星ですが、私たちが日ごろ追っているのは「人工衛星」月には、常に太陽光が当たっています。満ち欠けがあるのは、地球から見ている角度によるものです。新月の時でも太陽光が当たっていない訳ではありません。でも、地球が陰になって、月に太陽光が届かない時があります「月蝕」です人工衛星では、気象や通信の静止衛星が、赤道上高度36,000kmで一番高いところを飛んでいる衛星ですが、やはり時々地球が陰になることがあるようです。

【Linar衛星の押さえるべきポイント】   逆ヘテロダイン リバースドップラー  ループ取り 二点間ドップラー差異  受信固定/送信固定/衛星固定

↑ FM衛星の場合は、これらのことは、ほぼ関係なくQSO出来ます。

Linear衛星の場合は、少し配慮が必要です。

  逆ヘテロダインについては、なぜそうするのかについて当blogで何度も記事を書いています。

 リバースドップラーは、逆ヘテロダインになっていることによる対応です。

 ループ取り FM衛星の場合は、たとえば周波数が1~2kHzズレたとしても了解度に影響ありませんが、Linar衛星ではそうは行きません。SSBの場合では500Hzもズレるとモゴモゴ言って、何を話しているか分からなくなります。そう言う意味でLinar衛星は「シビア」なのです。衛星はアップダウンの周波数関係が予め設定されていますが、どの衛星もピタリ合っている訳ではありません。そこで微調整が必要な訳です基本的には、自分のアップした信号が聞こえるように合わせるのが「ループ取り」です。

 二点間ドップラー差異 一つの衛星が飛来し、沖縄でも北海道でもその衛星が可視範囲に入っていたとします。この場合どうでしょう沖縄の局と北海道の局で追っている衛星のドップラー量は同じでしょうか。地上距離が2500km以上離れているので、追っている衛星のドップラー量は違うはずです。これが二点間ドップラー差異です。これによって何が起こるかと言いますと、例えば沖縄でRS-44のダウン中心周波数「435.640MHz」で自局のダウン(USB)が聞こえたとしても、北海道の局はその周波数435.640MHzでは聞こえないのです。なぜならドップラーに差異があるからです。これは極端な例ですが、現状関東と沖縄では、沖縄の各局は当局の周波数にピタリ合わせて呼んで来てくれています。そして支障なく交信出来ているので、二点間ドップラー差異を感じていません。これにはいつも疑問を持ちつつもなぜなのか明快な答えを持ち合わせていません。 

 衛星追尾ソフトでドップラーを含めたリグ自動コントロールしている場合 ①送信固定:送信する周波数を一定にしておいて、聞こえてくる自分のダウン信号を探しに行く ②受信固定:受信する周波数を一定にしておいて、そこに自分のダウン信号が聞こえてくるように、送信周波数を動かす ③衛星固定:ドップラーに対応したアップダウン周波数を両方動かす

【永遠の課題】私は衛星通信、この10月が来ると始めてから16年になりますが、送信固定/受信固定は永遠の課題になっているようです。私は、理にかなっているので「受信固定」ですが「送信固定だ」と主張される方も居ます。未だ混在で衛星通信が行われています。理にかなっていると思う点は、たとえばある周波数で当局がCQを出して、それを相手局が聞いたとしたら、当局が「受信固定」で運用していれば、相手局はずっとその周波数を動かさずに聞こえるはずです。それと、バンド幅内を動いて他の局の信号を探しに行く場合も聞こえたところで止めれば、自局の信号は動かずに相手局と交信出来るはずです。ややこしいでしょうかね。双方が受信固定で、双方の距離が200㎞以内なら、お互いダイアルに一切触ることなくずっと同じ周波数でQSOが可能です。もちろん双方が「送信固定」でも同じことが言えますが、この場合受信周波数は下へ動いて行っているはずで、同じところで聞こえない訳ですし、受信固定で運用している局の周波数を横切ることになります。

【Meteor-M N2】06:36 & 08:17 ロシアの気象衛星「メテオ エム エヌツー」メテオは「流星」の意 受信周波数137.100MHz SDR#1331 2回のパスの合成画像 相変わらず、厚い雲に覆われている日本列島

【去年の8月16日日本列島雲の様子】去年の同じ日の画像がありました。

【AO-27】07:34 V/U  FM ■交信 JH6QOK JL1MZP JE0KBP JA6EGM 混信度数「120」⇐普通は100でしょうが、余りに酷いという意味で120としています。

【AO-92】10:13 U/V ■交信(FM:Tone67.0Hz)JE0KBP JG1MPG JA2NLT 混信度数「100」後半OFFになりました。衛星の電源事情によるものでしょう。

【JO-97】11:18 U/V Linear -870Hz(SSB)良好なパスでした。

【PO-101】「DIWATA-2」フィリピンズオスカーワンオーワン 14:46 U/V ■交信(FM:Tone141.3Hz)JA4GVA JR6DI BA7LAE/6 JH6QOK JK4DHT ■受信 JH6MLB JR6RMK 混信度数「0」地上違法局の混信は、殆んどなし。正規局同士の重複呼び出しが混信と言えば混信

【RS-44】18:09 V/U Linear ■交信(SSB)JA3IKC JA2NLT JH1MKU JI0VWL/0(0903:上田市) JR6UEK ■受信(SSB)JL1MZP(CW)J○7MJB JO4JKL 7L1ETP/1 JR5FGP  

【AO-27】18:49 V/U FM ■交信 JA3IKC JE0KBP JR6DI UA0SUN BA7LAE/6 混信度数「20」 ON予測より19秒遅くONになりました。誤差補正値を修正する必要が出て来ました。 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

衛星通信記録8月15日(日)

2021-08-15 07:31:42 | アマチュア無線

本日午前7時雨19.2℃ 涼しい お盆 終戦記念日 八月も半分過ぎました 

雨4日目(この間日照なし)当地では今のところ河川の増水なし

  【衛星への太陽の当たり具合】AO-91は、まあまあですが、AO-92には日照率悪いです。

【Meteor-M N2】06:56 & 08:37 受信周波数137.100MHz SDR#1331 前線の雲の様子が良く分かります。

【FO-29】スケジュール運用 08:06 V/U Linear ■交信(SSB)JH7JHX/7(0503:鶴岡市)■受信(CW)JM1LRA

【JO-97】ヨルダンサット 09:28 U/V Linear ■交信(SSB)JH7JHX/7(0503:鶴岡市)

【JO-97】ヨルダンサット 11:04 U/V Linear ■受信(CW)JM1LRA JL1SAM 

【AO-73】16:03 U/V Linear ■交信(SSB)JE1XUZ JH4XSY/1 JA1CPA ■受信(CW)JK2XXK/9 JO2ASQ/2 共にパイルになっていました。

【AO-73の特徴】この衛星は、FUNCube衛星の一つですが、かなり長い間使えない状態が続いていて、復旧は無理ではないかと思っていましたが、今年6月10日前後に復旧して使えるようになりました。この衛星のアップダウンの周波数を中心周波数で見ると、Up 435.14000MHz Down 145.96000MHzです。この周波数関係で送信した場合、自分のDown(声)が聞こえて来るかと云うと聞こえて来ません。中継器の周波数関係がずれているからです。受信周波数を一定にして置いて、アップ周波数を動かして自分のダウンが聞こえて来るように調整します(受信固定でループを採る)どれくらい調整したら良いかと言いますと、6月19日(土)16:50の時のパスの例ではAOS直後は+8.1kHz、LOS近くになって+6.69kHzでした。この間、8分間で1.41kHz動いたことになり、ループを取り直さないでいると自分の声がモゴモゴ言い出す状態でした。↑ 上記、本日16:03のパスでも最初7kHz上にしておいてループ取りを始めましたが、合わせた後、どんどん下へずれて行きました。最終の周波数はメモし忘れましたが、中継器の周波数安定度が悪い状態と言え、この辺を注意して運用する必要があります。

【AO-27】スケジュール運用 17:38 V/U FM ■交信 JE0KBP JS6DRQ JH6QOK JA2NLT ■受信 JG1MPG

↑ 混信度数「120」最初混信無かったのですが、後半強力な地上違法局トラッカーに完全に乗っ取られ状態「コンマ9、コンマ5…」相当パワーを入れているのではないか。アップ周波数は145.840ないし、145.860MHz 衛星通信にしか使えない周波数に日常的に堂々と出ている違法運用局が、私たち正規運用局を妨害している由々しき問題となっています。

【RS-44】17:46 V/U Linear ■交信(SSB)JA2NLT JK2XXK/9(2901:福井市)JR6DI JS6DRQ JR6UEK JE1XUZ JH8FIH -390Hz(SSB) 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

衛星通信記録8月14日(土)

2021-08-14 08:28:31 | アマチュア無線

本日午前7時雨22.1℃ 涼しい 雨3日目(この間、晴れ間無し)

【AO-92】09:26 U/V ■交信(FM:Tone67.0Hz)JF1EUY JA6EGM

【SO-50】13:11 V/U ■交信(FM:Tone67.0Hz)JH6QOK JE1XUZ/1

【AO-27】18:07 V/U FM ■交信 JA2NLT JH6QOK JR6AZ JE0KBP JA5OVF JA7TTU ⇐聞こえていたのでJA7TTU局を残り7秒で呼び出し、応答があり当局のCallSignとシグナルレポートが取れ「…ありが」で切れました。この場合交信成立で良いと思っています ■受信 BA7LAE/6 ⇐呼びましたが応答なし混信度数「0」ないし「30」⇐上がりずらい時があり、地上違法局の抑圧で変調が浅く聞こえる時があったので、その時を「30」としました。

【1回返して終わりにする】

 効率的な交信を考える AO-27は、スケジュール運用で、ONなる時刻が決まっています。そしてONになっている時間は朝のパスが4分間夕方のパスが3分30秒間です。限られた時間の中で多くの局が交信するためには効率良く交信する必要があると思います。

↑ 上記のパスでの交信の様子を紹介しておきます。当局の場合、ONになる時刻は調べてありますので、ONになった瞬間「こちらはJE1CVL」と送信します。上記のパスの例では、その瞬間JA2NLT局とJH6QOK局に同時に呼ばれました。わずかに早かったJA2NLT局を先に呼ぶことにし「2局同時に呼ばれました。JA2NLTこちらはJE1CVL 59」「JE1CVL JA2NLT 59です。ありがとうございました。」「ありがとうございました。JH6QOKこちらはJE1CVL 59」「JE1CVL JH6QOK 59です。ありがとうございました。」「ありがとうございました。」

当局は「こちらは」を必ず使っていますが、固すぎるでしょうかね。この語を使わなければもっと短くすることができるかもしれませんが、まったく初心者が聞いた場合(ワッチしていたとしたら)だれがどう返しているのか、おそらく分からないと思うのです。そこで「こちらは」を使っている次第です。使わないことを責めるつもりは全くありません。

「こちらはJE1CVL」とだけ送出するのは「CQではない」とお考えの人がいるかも知れませんが、電波の出所は明らかにしているわけなので、運用規則違反ではないでしょう。JE1CVLという局が電波を出した。交信を望んでいるかもしれない。呼んでみよう。このような形と考えています。「CQ不要」という考えではありませんので念の為

【Meteor-M N2】18:36 受信周波数137.100MHz SDR#1331 日本列島も日暮れて、雨雲の様子分からず

【FO-29】スケジュール運用 20:55 V/U Linear当局のロケーションで、LOS3分前の21時07分にONになりました。これでは交信している時間がありませんが、たぶんEUへのサービススケジュールなのだと思います。北極圏を通ってEUへ南下するまでONが持続するのでしょう。それながら良好なパスで、CQを出すと自分のダウンは3分間明瞭に聞こえていました。探しに行きましたが他には誰も出ていない様子ながら、StatusにJA8KGGさんが 「使えた」のレポートを上げていましたので、上の方でCQを出していた可能性がありますが、行き違いだったのかも知れません。北海道だと5~6分間は使えたはずです。

【AO-92】21:33 U/V ■交信(FM:Tone67.0Hz)JH6QOK ■受信 JE1XUZ/1 太陽の当たり具合を確認していなかったので、衛星の電源温存のため、聞くだけにしようと思っていましたが、アクセス出来るか確認のためCQを出していたJH6QOK局を呼んだ次第ですプリアンプなしで受信しているとSメーターが0から7くらいまで動く深いQSBがあり、落ち込むとゼロ、上がって来ると「7」と言った感じでした。JH6QOKの信号は何時もと違い、変調がとても浅く感じられましたが、中継器の事情によるものでしょう。

【JO-97】ヨルダンサット 21:44 U/V Linear ■交信(SSB)JR6RMK ■受信(CW)BD5EHA JR6RMK JS2GGD

【CAS-4A】22:03 U/V Linear ■受信(CW)JK1LSE  良好なパス

【CAS-4B】22:21 U/V Linear ■受信(CW)JK1LSE  良好なパス   

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

衛星通信記録8月13日(金)

2021-08-13 08:29:42 | アマチュア無線

本日午前7時雨21.7℃ 涼しい 旧盆(13日~16日)菩提寺施餓鬼会 雨2日目

【AO-27】05:43 V/U FM ■交信 JA2XTV 混信度数「0」違法局の混信がないとこんなにもClearなのかと驚く

【AO-27】07:22 V/U FM ■交信 JA5OVF JH6QOK JA2XTV JE0KBP ■受信 JP3IVD 混信度数「120」西パスなので東南アジア違法局の混信が酷く、乗っ取られ状態

【Meteor-M N2】07:36 受信周波数137.100MHz SDR#1331 日本列島雲だらけ

【AO-27】16:58 V/U FM ■交信 JA3IKC JA3BLK JG1MPG JR6UEK ■受信 JA2NLT ⇐OFFになる直前聞こえていました当局以外を呼んでいるのが先に聞こえたのですが、重ねて呼ばれたので、本来待っているべきなのでしょうが、3分30秒間という限られた時間ですので、呼ばれたままに応答した次第です。

混信度数「80」最初はそれ程でもなかったのですが、西に向かって大陸に近づきましたので、韓国語らしき地上違法局の混信が出て来ました。

【AO-27】18:37 V/U FM ■交信 JA6PL UA0SUN JE0KBP JR6DI ■受信 JL1MZP JA5OVF ⇐OFF丁度に終わったJA5OVF局とJE0KBP局の交信は成立と認めます。 混信度数「10」正規局同士の重複呼び出しが混信と言えば混信

【Meteor-M N2】18:56 少し日が詰まって来たでしょうか。この時間になると日本列島日が差していません。

【AO-92】21:56 ダウン信号を確認しましたが、だれもアップしていませんでした。

【CAS-6】TO-108  22:01 後半になって断続的にONになりました。自分のダウンを確認しただけ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

衛星通信記録8月12日(木)

2021-08-12 07:34:05 | アマチュア無線

本日午前7時雨24.4℃ 前線が停滞し、暫く雨の日が続く予報

【Meteor-M N2】07:56 受信周波数137.100MHz SDR#1331 日本列島雲だらけ、天気悪い

【同時飛来】AO-27が先行して来ていましたが、追わず

【AO-92】10:11 U/V ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA1CPA JA3FWT JA2NLT JE0KBP JA2XTV ■受信 JH7JHX 7L1ETP JK4DHT JS2GGD JA1FMU 混信度数「0」ないし「100」地上違法局の混信がない時は良く上がっていました。

【AO-91】10:28 U/V ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA1FMU JA4GVA JH7JHX JE0KBP ■受信 JA1CPA JA2NLT JG1MPG JK4DHT 混信度数「0」ないし「100」地上違法局の混信がない時は良く上がっていました。

【AO-27】17:27 V/U FM ■交信 JA1FMU JE0KBP JH3BUM JA2XTV JA4GVA JA2NLT ■受信 JG1MPG JS6DRQ局を呼んでいる局が居ましたが、当局には聞こえませんでした混信度数「0」切れる4秒前で繋ごうとしていたJE0KBP局とJG1MPG局との交信は「成立」と認めます何故か、地上違法局の混信が無かったので、皆さん普通に交信出来ていました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

衛星通信記録8月11日(水)

2021-08-11 07:55:04 | アマチュア無線

本日午前7時快晴 29.8℃(参考)

【季節】令和3年8月中旬

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

衛星通信記録8月10日(火)

2021-08-10 07:29:00 | アマチュア無線

本日午前7時快晴 34.2℃(参考) 気温40℃近くになる予報

【記録】一応記録しておきます。我が家の庭木の下、百葉箱とほぼ同じ条件の所の気温。午後0時35分「40.5℃」でした。

【Meteor-M N2】06:58 受信周波数137.100MHz SDR#1331 NOAA-19が同時飛来、周波数が同じため、混信で画像全く取得出来ず。

【Meteor-M N2】18:15 昼間撮影モード LOS近くになってNOAA-19の混信が少しありましたが、Meteor-M N2の信号の方が強かったので、支障なし。

【AO-27】07:10 V/U FM ■交信 JH6QOK JE0KBP JA5OVF JK3HFN JH6QOK局がJA2XTV局を呼んでいましたが、当局には聞こえず混信度数「120」東南アジアの違法局に乗っ取られ状態

【AO-27 ON時刻予測】

① AO-27はスケジュール運用されていますので、中継器がONになる時刻を予測することが出来ます。

②中継器をONにする基準の時刻は、AO-27が昇交点を通過した時刻です。朝のパスではブラジルの北で昇交点を通過してから38分40秒後(8月10日時点)にONになります。

③夕方のパスでは、ニューギニアの北で昇交点を通過してから10分05秒後(8月10日時点)にONになります。

④昇交点通過時刻の求め方ですが、CALSAT32で時間を戻したり、進めたりしてAO-27のFoot Printをアナログ的に目視して求めます。この場合、赤道通過を「昇交点通過」と見立てています。画像:8月10日(火)朝の2番パスの例

⑤今朝の2番パスでは、06時37分18秒に昇交点通過と見立てました。これに38分40秒を加算すると07時15分58秒となります。実際にONになったのは、07時16分00秒でしたから、誤差2秒でした。

⑥朝のパスでは、最初20秒間Telemetryが送出されて、その後中継器が4分間使えるようになります。OFFになったのは07時20分20秒でしたから、中身はスケジュール通りの運用でした。

⑦Telemetryを解読すれば、衛星の健康状態(House Keeping Data)が分かるはずなのですが、何回か挑戦しましたが、どうしてもデコード出来ないので、解読は諦めています。

【夏】☆☆☆

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

衛星通信記録8月9日(月)

2021-08-09 08:33:11 | アマチュア無線

本日午前7時曇り27.0℃ 昨日「山の日」(祝日)の振替休日

↑ 本来の「山の日」11日をオリンピック閉会の日、昨日8日に持って来て祝日とし、今日を振替休日にした。したがって、11日は普通の曜日となる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

衛星通信記録8月8日(日)

2021-08-08 07:04:31 | アマチュア無線

本日午前7時雨24.9℃ 山の日(祝日) オリンピック閉会式 

結局、オリンピックマラソン中継を2時間半ばかり見ていました。

夕方になって日が差して来ましたが、スッキリ晴れません。極度に高い湿度

【Meteor-M N2】07:35 受信周波数137.100MHz SDR#1331 

【KLATracker】日本時間の午前9時までは、UTCで土曜日。何故か土曜日は見えます。9時過ぎるとたぶん見えなくなる?

【FO-29】スケジュール運用 09:15 オリンピックマラソンを見ていてQRVせず夕べ、スコットランドの2M0SQL局が22:31からのパスで「使えた」としています。日本時間22:16にこの日3回目のONになり、そのままヨーロッパへ飛んで行って「使えた」ということだと思います。

【AO-92】10:10 U/V ■交信(FM:Tone67.0Hz) JA1FMU JG1MPG JK2XXK/2(1917:岐阜県飛騨市)JL1MZP ■受信 JA2XTV JJ1GLK JA2NLT JH6QOK 混信度数「0」ないし「50」10時45分47秒までは全く混信ありませんでしたが、その後地上違法局の混信が出ました。

【JO-97】ヨルダンサット 10:30 U/V Linear ■交信(SSB)JA1FMU JA6EGM JA2NLT -500Hz(SSB)

【AO-91】10:42 U/V ■交信(FM:Tone67.0Hz)JH6QOK JA1FMU JL1MZP JJ1JZE JG1MPG 混信度数「0」ないし「50」後半、大陸(中国)の地上違法局の混信がありました。

【CAS-6】「TO-108」11:12 U/V Linear ■交信(SSB)JA1FMU JG1MPG 960Hz(SSB)時間は計りませんでしたが、一定時間毎に間歇でONになります「ピューーガサゴソ」と聞こえて来た後、使える状態になります。

【CAS-6を使った交信を考える】 ↑ CQを出す局がいても、探している間にOFFになってしまいますので、交信に手間取ります。考え方としては、ピタリ中心周波数でCQを出すのが良いと思っています。当局はそうしているつもりですが、リグ環境にもよりますので中心周波数「145.925000」が相手局もピタリこの周波数とは限りません。JA1FMUさんがCQを出していましたが、私より870Hz上の145.925870MHzでした。SSBは通常500Hzもずれるとモゴモゴ言って何を言っているのか分かりませんので、当局もそこまで動いて呼びました。JG1MPGさんが同じ周波数でJA1FMUさんを呼びましたので、当局もそこでJG1MPGさんを呼んで交信成立となった次第です。すなわち、この衛星の帯域は広いと雖も、現状1チャンネルの形で交信するのが効率的と思っています。

【SO-50】15:43 V/U ■交信(FM:Tone67.0Hz)JH6QOK JR6UEK ■受信 JR6AZ BD5EUA JR6DI JA2NLT 混信度数「20」

【AO-27】17:44 V/U FM ■交信 JS6DRQ JR6DI JA3IKC JE0KBP JA2NLT JA2XTV JH6QOK ■受信 JG1MPG BA7LAE/6 混信度数「0」この時間、違法局の混信は感じられませんでしたが、正規局同士の同時アップがあり、それが混信と言えば混信

↑ このパスON予測時刻 17時51分10秒予測時刻どおりにONになりました(スケジュール、誤差時間加算10分05秒)持続時間3分30秒

【Meteor-M N2】17:16 & 18:55 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

衛星通信記録8月7日(土)

2021-08-07 19:21:55 | アマチュア無線

本日午前7時曇り(晴れ間少しあり)32.5℃(参考)

【AO-27】18:13 V/U FM ■交信 JK2XXK JA2NLT JR6DI BX2ABT ■受信 BA7LAE/6 JR5FGP 混信度数「10」

【RS-44】18:22 V/U Linear ■交信(SSB)JH1MKU JG1MPG JA2NLT JH7JHX JK3HFN/3(27016E:兵庫県多可郡多可町)-140Hz(SSB)

【Meteor-M N2】17:36 & 19:15 受信周波数137.100MHz SDR#1331 昼間撮影モードであり、夜間撮影モードには相変わらず変わらないようです。したがって、夕方2回のパスの合成画像は、明るさが変わってしまうので不自然です。

【FO-29】スケジュール運用 20:21 V/U Linear LOS近くの20:33にONになりました。EUへのサービスパスのスケジュールが組まれたようです。UVC(アンダーボルテージコントロール)が動作するまでONになっているはずなので、ヨーロッパの上空でもONの可能性があります。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

衛星通信記録8月6日(金)

2021-08-06 08:37:00 | アマチュア無線

本日午前7時快晴26.2℃

【AO-27】07:27 V/U FM ■交信 JH6QOK JA2XTV JE0KBP 混信度数「120」ONになった時刻 07時33分18秒 予測とピタリ合いました(38分40秒加算)

【Meteor-M N2】08:16 受信周波数137.100MHz SDR#1331

【RS-44】19:52 V/U ■交信(SSB)JH1MKU JA2NLT ■受信 UA0STM JA3BLK ⇐2局とも呼びましたが、応答ありませんでした。-150Hz

【AO-92】21:29 U/V ■交信(FM:Tone67.0Hz)JH6QOK 混信度数「80」この時間でも地上違法局の混信がありました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

衛星通信記録8月5日(木)

2021-08-05 07:16:08 | アマチュア無線

本日午前7時快晴 30.5℃(参考)

【AO-27】06:16 V/U FM ■交信 JA2NLT JA2XTV JH6QOK JE0KBP ONになった時刻 06時22分04秒 それから20秒間Telemetryが出て、4分間Linear TransponderがON 混信度数「90」

【Meteor-M N2】06:55 受信周波数137.100MHz SDR#1331

【AO-92】09:45 U/V ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA1FMU JA2NLT JA1CPA ■受信 JA1XTV 混信度数「100」AO-91と同じ症状で時々落ちます。Toneを入れて長押し送信するのですが、直ぐONにならない状態です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

衛星通信記録8月4日(水)

2021-08-04 06:12:05 | アマチュア無線

本日午前7時快晴 25.0℃~(参考) 熱帯夜 朝からジリジリ暑いです。猛暑日の予報

【自然】午前8時20分過ぎ「クマゼミ」の鳴き声が聞こえます「ガチャガチャガチャガチャ」うるさく、騒音以外の何ものでもないセミ。関東には居ないセミでしたが、温暖化で北上して来たようです。大迷惑

 NEWS みなさんご存知だと思いますが AO-92が復活 したようです。日本時間8月2日未明のパスで使えたとのレポートをN8MH局が上げています。JAではすでにJK2XXK、JA3FWT両局が使えたとのレポートを上げています。当局のロケーションで今日4日(水)午前10時08分に最大仰角47.0のパスがあります。

【AO-92】使えることを確認 10:08 U/V ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA2NLT JH7JHX JK4DHT 混信度数「100」AO-91と同じで、正規局がToneを入れてONにした後は、Tone無しの違法局が上がってしまう状態DUV(Data Under Voice)は出ていませんでした。

 【AO-92「Fox-1D」経過】
【2020年】
8月 AO-92 L/Vモードに3週連続切り替わらず
8月 AO-92 夜間SafeModeになること多し
8/30 AO-92の現状(JE1CVL Blog記事)
9/13 AO-92日本時間01:31以降使えない状態となる
9/19 AO-92 地球画像撮影成功
9/19 AO-92一時復活するも直ぐ停波
10/13 AO-92一時使える状態になるもすぐ停波
12/26 AO-92 復活
12/27~29 AO-92で11回交信
【2021年】
1/2~5 AO-92 QSOパーティで11回交信
1/23 AO-92 JP7XDO局と交信
1月~7月 管制局が止めている状態続く
8/2 日本時間未明、使えるとのレポート

【AO-73】05:09 U/V Linear ■交信(SSB)JO1LDY/1 JH4MGU ■受信(CW)JA1OJA

【AO-27】06:45 V/U FM ■交信 JG1MPG JH6QOK ■受信 JE0KBP局が聞こえた気がしたが… 混信度数「120」東南アジア違法局に乗っ取られ状態

【Meteor-M N2】07:15 受信周波数137.100MHz SDR#1331 日本列島真夏

【AO-91】09:21 U/V ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA2NLT JF1EUY 混信度数「120」地上違法局に乗っ取られている状態⇐誰かが、Toneを入れてONにした後は、Tone無しで上がる状態ということ。

【SO-50】17:24 V/U ■交信(FM:Tone67.0Hz)JH6QOK JR6DI JK4DHT JA2NLT JE0KBP ■受信 BA7LAE/1 混信度数「10」

【AO-27】18:01 V/U FM ON時刻予測 18時08分17秒(持続3分30秒間)

【AO-27】18:01 V/U FM ■交信 JA2NLT JA5OVF BA7LAE/6 JE0KBP ■受信 JR6DI JH6QOK JG1MPG 混信度数「10」実際にONになった時刻 18時08分29秒(誤差12秒)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

衛星通信記録8月3日(火)

2021-08-03 07:27:13 | アマチュア無線

本日午前7時快晴 29.0℃(参考)

【AO-27】07:15 V/U FM ■交信 JH6QOK JP3IVD JE0KBP 混信度数「120」地上違法局に乗っ取られ状態

↑ ONになり、20秒間のTelemetryが送出された時刻 07時21分05秒(予測より16秒遅かった)スケジュール、誤差時間調整を「38分35秒」にする必要ありか。

【Meteor-M N2】07:35 受信周波数137.100MHz FM SDR#1331 関西がすっぽり雲に覆われています。

【RS-44】08:45 V/U Linear ■交信(SSB)JA6EGM JH1MKU JA2NLT JR6UEK JH1UVJ/4 ■受信(CW)JF3PGU -40Hz(SSB)良好なパスでした。

↑ 軌道高度が高く、滞在時間が長いので落ち着いて交信出来ます「何時も使えるFO-29」と表現していますが、FO-29がスケジュール運用なのに比べて、飛来の度に使えますので、現在一番使い易い「Linear衛星」と言えます。

【AO-91】09:01 U/V ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA3FWT 混信度数「120」地上違法局に乗っ取られ状態

【国際宇宙ステーション】「ISS」「ARISS」国際宇宙ステーションにはアマチュア無線機器が搭載されていて、様々な運用が行われています。Statusによれば、今日現在はISS-DATA(Digipeater:Packet)が運用されています。主なアマチュア無線周波数での運用 スクールコンタクト:搭乗の宇宙飛行士と地上の児童生徒が直接交信する 搭乗宇宙飛行士の直接アマチュア無線運用 SSTV信号を降ろす Digipeater Packets交信が出来る Cross Band Repeater 145.990MHz FMで上げて437.800MHz FMで降りて来る。Tone67.0Hz必要

【JO-97】「ヨルダンサット」10:06 U/V Linear ■交信(SSB)JA2NLT JG1MPG JA4GVA ■受信(CW)JA8FXG -1,280Hz~470Hz(SSB)

↑ CW運用局はCWモードに加えてフィルターを使っているためか、SSBと被っているのが分からない様子でした。衛星でのCW運用は当局もやらないことはないですが、当然のことながらUSBモードで聞きます。帯域を広くしないとドップラーで信号を追い掛けきれない時があります。

【AO-7 Aモード】Statusに「Aモードが使えた」とのレポートが上がっています。日本時間8月1日の19:16からのパス。レポートはWO3TとWB8OTH 2局がレポートしているのですから間違いないでしょう。この衛星はLinear Transponderを積んでいてAモードの場合、アップ145.900MHz ダウン29.450MHzです。多くのLinear衛星はSSBモードの場合LSB/USBですが、AO-7の場合はUSBで上げUSBで聞きます。USB/USB

↓ そこで、お馴染みの物語登場

【AO-7物語】この衛星は1974年11月15日に打ち上げられ、1981年の中頃バッテリーの故障で動作を停止するまで6年半、稼動していました。音信不通であった衛星が「ある日突然」テレメトリーの発見となります。動作を停止してから実に21年後の2002年6月21日のことです。発見者はパットゴーウェン(G3IOR:2017.08.17死去)現在、打ち上げから46年も経過していながら交信に使えるのは、まさに奇跡「不死鳥」そのものです。(03.Aug.2021記述)Aモード 145.900Up 29.450Down Bモード 432.150Up 145.950Down 日本ではバンドプランの関係で使えるのはAモードのみ

【AO-27】スケジュール運用 18:30 V/U FM ■交信 JH6QOK BA7LAE/6 JE0KBP JG1MPG JA2XTV ■受信 JH3BUM ONになった時刻18時39分00秒 AOSから8分後、ON持続時間ピタリ3分30秒ON予測時刻より13秒遅れてONになりました。予測は付いていると雖も待っている時間は長い。予測を立ててないとONにならないのではないかと思ってしまうかも知れません。それながら当局を含めて7局QRVでした。 

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

衛星通信記録8月2日(月)

2021-08-02 08:58:43 | アマチュア無線

本日午前7時快晴 29.3℃(参考)

【夏枯れ】衛星通信夏枯れ状態 活況指数「25」(普段を100とした場合)猛暑、オリンピックの影響と思われます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする