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ブルゴーニュのAccolay村のさりげない村役場

2022-08-20 08:47:49 | フランス物語

 

Accolay村の朝の散歩時に、画像のようなMAIRIE、村役場を見つけました。
全体的に地味な感じです。MAIRIEの標示下には村のエンブレムがあるのかもしれません。よくわかりません。
Accolay村のHPによると、この村はブルゴーニュ・フランシュ=コンテ地域圏のヨンヌ県、オーセール郡、ジュ=ラ=ヴィル(カントン)に歴史的および行政的に位置しています、とのことです。
そして2017年1月1日以降、アコレーとクラヴァンの2つのコミューンで構成されるドゥ・リヴィエールと呼ばれる新しいコミューンに属しています、と書いてありました。
つまり合併したわけです。
ドゥ・リヴィエールとは二本の川という意味です。二川村という感じでしょうか。村内を流れているキュール川とニヴェルネ運河を表しているのでしょうか?どことなく人工的な村名ですね。
ただ、今でもAccolay独自のHPが存在するわけで、おらが村という意識はそう簡単には消えないようです。
2016年1月1日のアコレーの人口は419人です。
この村の歴史は6世紀、ガロ・ローマン(ローマ支配下のガリア)時代にはじまるそうです。
産業としては、ブドウ栽培、川を利用した木材搬出、などが行われ、20世紀からは国際的に評判の高いモダンアートの陶器の製造も行われているそうです。
また村内の教会 (11~18世紀) には、17世紀末の祭壇画によって、木製の丸天井の古典的な身廊から分離されたロマネスク様式の内陣と後陣があります。また、1695年にさかのぼる、歴史的建造物として登録された3つの彫像があります。
もう今はこの村役場はなさそうですが、合併しても引き続きAccolayとしての歴史も刻み続けています。
 


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