コンピエーニュ城の庭園周辺の空堀を写真に撮っていました。
空堀を中心にして、両側に連なる並木に、一種の美を感じたからかもしれません。
遠近法の消失点が、空堀の先になっています。
この空堀について詳しいことはよくわかりません。
コンピエーニュの場合、城といっても、要塞的なものではなく、城館というか宮殿という建物なので、堀自体は特に必要ありません。
それでも大切な場所なので、空堀でも一応あった方が、侵入されにくくなるため、それなりの効用はあるのでしょう。
夜間にヤカラが庭園に乱入して、ばか騒ぎされるのも困ります。
威厳を保ちながら、今もコンピエーニュの庭園をさりげなく守っている空堀なのでした。
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