讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

TRIO_50MHzトランシーバー「TR-5200」

2013-07-30 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 

 このあたりになると、個別のカタログは持っていない。

 TR-5200 50MHzのAM/FMトランシーバーである。なんと、SSBが受信だけできた。井上電機の、IC-71という50MHz AM/FMトランシーバーがあったが、これに対抗してSSB受信を付けたのかも。しかし、受信感度が恐ろしく悪かった。ローカルが使っていたが、とにかく送受信のSが違いすぎた。最初は単にSメーターが重いのか、とかも思ったがそうでもなかったようだ。

・AC電源内蔵なので、AC100Vがそのまま使えた。
・50~54MHzまでカバーするが、52MHz以上はバンド用の水晶がオプションだった。

 当時の定価で、69,900円だった。決して安くなく、性能も良いわけでは無かったので、使っている人は少なかったように思う。それでもカッコは良かったので、持っている人はちょっと自慢だったかもしれない。

 ちなみに、IC-71もAM/FMだったが、FMはスロープ検波だったので、FMの受信音は非常に悪かった。送信は特に問題なかったので、相手が聞きにくいというようなことはなかった。

 SSBに移行するまえの過渡期の無線機である。

 おまけ

 TS-311 HFトランシーバー 真空管式なので、送信時にはPlate、Load、Driveつまみを調整しないといけなかった。普通はメーターを見ながら調整するのだが、これはランプがついており、このランプが一番明るくなるところを探せば良かった。我々の間ではカラータイマーと呼んでおり、3分以上調整にもたつくと死んでしまうと恐れられていた。

 TS-801 HFトランシーバー スペックは、TS-311と同等。モービルを意識して、DC/DCコンバーターが内蔵されていた。カラータイマーは無かった。定価は、TS-311より1万円ちょっと高かった。

 9R-59DS完成品 当初はキットも売られていた。バンドスプレッドがついており、アマチュアバンドでは微調整が効いた。中波や7MHzあたりでは実用的な感度だったが、ハイバンドになると感度不足はいたしかたない。中間周波数455KHzの普通のシングルスーパー。貧乏学生は、短波ラジオにBFOを付けたりして7MHzを聞いていた。9R-59シリーズを持っているのは、金持ちの息子だった。(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする