こないだ、福岡県内の某市に行った時、7MHzのCWでも出てみるかということで、車のルーフサイドにダイヤモンドアンテナのモービルホイップ、HF40FXを取り付けたのである。
だいたい、10~20局くらいQSOできれば御の字なのだが、その時はコンディションが良かったのか、ロケーションが比較的良かったのか、しばらく呼ばれ続けたのである。リグはFT-747GX(50W改)で、既定のフルパワーで送信していた。多くの局は、Sメーターをリアルに9まで振って入感する。
調子よくQSOしていたら30分を過ぎたころだろうか、ばふっという音とともにリグの電源が落ちたのである。ちなみに9月の中旬で、残暑厳しい晴れの日だった。
「なんで?、どうして?」
リグの電源コードをチェックしたが問題ないようだったので、大元の電源が落ちた可能性がある。ということで、リアトランクの電源DM-330MVをチェックしてみたら、出力がないようです。車はハイブリッド車で、純正のDC/ACコンバータを搭載しているので、AC100Vを直接取ることができます。このAC100Vは、仕様上1500WまでOKなので、無線機の運用には十分余裕があります。
電源が止まった時は、リアトランクのさらに下の部分に押し込んでいたので、放熱が悪くて熱暴走が起こり保護回路が働いて出力がシャットダウンされたようです。すぐに電源を取り出し、風通しの良い場所に移動してトランクを開け放しました。
電源はOFF/ONにより復旧しているので、すぐに無線機をONにして運用を続けました。まだまだパイルアップは続いており、さらに5分ほど経つと再びばふっという音とともに、無線機の電源が落ちました。どうやら、電源自体が十分に冷え切らないうちに運用を再開したためと思われます。
いやいや、待っている人もいるのになぁ、もう少し頑張ってくれ。クーラーボックスに保冷剤が入っていることを思い出し、緊急に冷やすため保冷剤をいくつか電源に乗せて復旧させました。
結局1時間ほど呼ばれ続け、58QSOをなんとかこなし、呼ばれなくなった時点で終了しました。電源の保護回路が働く前は、サイドトーンが濁ったような音になり若干パワーダウンするので、そろそろ来るかなという事は分かります。おそらく、送信波のトーンも濁り出したと思います。
保冷剤の効果は抜群で、それ以降のシャットダウンは免れました。DM-330MVは最大32A定格となっており、FT-747の50W送信だと消費電流は12A程度と思われるので、タカをくくって大丈夫と判断したのが甘かったようです。周辺温度が高い場合は、要注意です。
【教訓】
①電源の最大容量にかかわらず、放熱には注意しろ。
②一度保護回路が働くと、しばらく放置して機器を十分に冷やさないと、すぐに再発する可能性がある。
③保冷剤は有効だった。
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追記
ア〇ゾンで、中華製のファンを買いました。
USB給電で風量切り替え付という、今回の目的にぴったりです。
電源には、100均で買ったゴムベルトを使って取り付けてみました。DM-330MVには、シガープラグ用のコネクタがあるので、そこにDC12V⇒DC5V_USBのシガーソケットを取り付けました。通常、V/UHF機(TM-V708)でワッチしている時が多いので、風量は弱にしておきます。HFで運用する場合に、中または強にしようかと思います。
これで、しばらくは様子見とします。
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さらに追記
空気の流れが良くなるように、かまぼこ板を切ってファンを少し浮かしてみました。
だいたい、10~20局くらいQSOできれば御の字なのだが、その時はコンディションが良かったのか、ロケーションが比較的良かったのか、しばらく呼ばれ続けたのである。リグはFT-747GX(50W改)で、既定のフルパワーで送信していた。多くの局は、Sメーターをリアルに9まで振って入感する。
調子よくQSOしていたら30分を過ぎたころだろうか、ばふっという音とともにリグの電源が落ちたのである。ちなみに9月の中旬で、残暑厳しい晴れの日だった。
「なんで?、どうして?」
リグの電源コードをチェックしたが問題ないようだったので、大元の電源が落ちた可能性がある。ということで、リアトランクの電源DM-330MVをチェックしてみたら、出力がないようです。車はハイブリッド車で、純正のDC/ACコンバータを搭載しているので、AC100Vを直接取ることができます。このAC100Vは、仕様上1500WまでOKなので、無線機の運用には十分余裕があります。
電源が止まった時は、リアトランクのさらに下の部分に押し込んでいたので、放熱が悪くて熱暴走が起こり保護回路が働いて出力がシャットダウンされたようです。すぐに電源を取り出し、風通しの良い場所に移動してトランクを開け放しました。
電源はOFF/ONにより復旧しているので、すぐに無線機をONにして運用を続けました。まだまだパイルアップは続いており、さらに5分ほど経つと再びばふっという音とともに、無線機の電源が落ちました。どうやら、電源自体が十分に冷え切らないうちに運用を再開したためと思われます。
いやいや、待っている人もいるのになぁ、もう少し頑張ってくれ。クーラーボックスに保冷剤が入っていることを思い出し、緊急に冷やすため保冷剤をいくつか電源に乗せて復旧させました。
結局1時間ほど呼ばれ続け、58QSOをなんとかこなし、呼ばれなくなった時点で終了しました。電源の保護回路が働く前は、サイドトーンが濁ったような音になり若干パワーダウンするので、そろそろ来るかなという事は分かります。おそらく、送信波のトーンも濁り出したと思います。
保冷剤の効果は抜群で、それ以降のシャットダウンは免れました。DM-330MVは最大32A定格となっており、FT-747の50W送信だと消費電流は12A程度と思われるので、タカをくくって大丈夫と判断したのが甘かったようです。周辺温度が高い場合は、要注意です。
【教訓】
①電源の最大容量にかかわらず、放熱には注意しろ。
②一度保護回路が働くと、しばらく放置して機器を十分に冷やさないと、すぐに再発する可能性がある。
③保冷剤は有効だった。
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追記
ア〇ゾンで、中華製のファンを買いました。
USB給電で風量切り替え付という、今回の目的にぴったりです。
電源には、100均で買ったゴムベルトを使って取り付けてみました。DM-330MVには、シガープラグ用のコネクタがあるので、そこにDC12V⇒DC5V_USBのシガーソケットを取り付けました。通常、V/UHF機(TM-V708)でワッチしている時が多いので、風量は弱にしておきます。HFで運用する場合に、中または強にしようかと思います。
これで、しばらくは様子見とします。
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さらに追記
空気の流れが良くなるように、かまぼこ板を切ってファンを少し浮かしてみました。