ソ連の亡命ピアニストの告白 2016年09月29日 | 書評 音楽論を通じ痛烈な批判 2016年9月29日 ベートーベン、シューベルトなどの演奏で国際的に名高く、魂の音楽家といわれるV.アファナシエフが「ピアニストは語る」(講談社現代新書)を出版しました。40年前のソ連から亡命して自由を得て、演奏活動の花が開きました。読んでみますと、全体の3分の1が亡命の動機、亡命の行動計画、実施に割かれています。今、なぜ。そこに出版の大きな狙いが置か . . . 本文を読む