科学的根拠を欠いた自賛と自虐
2020年6月29日
新型コロナウイルスの累計感染者数が全世界で1000万人を超え、死者は50万人に達しました。100年に一度あるかないかの歴史的な大異変とみて、いろんな分野の著名な識者たちがコロナ危機を論じています。日本は「コロナ対策の優等生」、その逆の「危機管理意識の落第生」と様々です。
日本を含むアジアは欧米と比べ、感染者数、死者数 . . . 本文を読む
科学的根拠を欠いた自賛と自虐
2020年6月29日
新型コロナウイルスの累計感染者数が世界で1000万人を超え、死者は50万人に達しました。100年に一度あるかないかの歴史的な大異変とみて、いろんな分野の著名な識者たちがコロナ危機を論じています。日本は「コロナ対策の優等生」、その逆の「危機管理意識の落第生」と様々です。
日本を含むアジアは欧米と比べ、感染者数、死者数は . . . 本文を読む
メディアも乱発する具体性を欠く議論
2020年6月19日
河井克行・前法相と妻の案里議員が公職選挙法違反容疑で逮捕されました。安倍首相は「法相に任命した者として責任を痛感している」と述べました。「責任を取る」といえば退陣を意味しますから、そうは言わない。「責任がある」「責任を痛感」というだけで何もしないつもりでしょう。
首相の7年に及ぶ長期政権下で、何人もの閣僚が辞任 . . . 本文を読む
紙とネットの連動に工夫を
2020年6月18日
コロナ対策に追われた通常国会が終わり、河井前法相・案里議員(自民)の逮捕で政局が波乱含みになり、小池氏の圧勝と思われる都知事選が始まります。節目の週を迎えた新聞メディアをみると、コロナ対策の三密自粛で、思うように取材ができないせいか、各紙とも似たような紙面です。
発行部数トップを強調する読売、「リーディング・ペーパー(主 . . . 本文を読む
住所や宛名もなくポンとポストに
2020年6月14日
賛否が渦巻いたアベノマスクの全世帯配布が15日に終わるそうです。各世帯2枚ずつとして、1億3000万枚、合計460億円です。ネット投稿をみると「やっと届いた。もうあまり役立たない」「住所、宛名も書かれてなく、ポストにポンと投げ込まれていた」などの声が聞かれます。
私のところには、2週間ほど前に配布されました。透明の . . . 本文を読む
首相は「日本モデルでコロナ収束」を吹聴したいか
2020年6月11日
東京五輪組織委員会と国際オリンピック委員会(IOC)は、大会の簡素化、参加者や観客数の削減などで合意し、来年夏の開催に向けて準備を進めることを確認しました。コロナ対策で3月に1年延期の決定、6月には大会の簡素化の合意と、なんとも慌ただしいことです。
日本の国民は「そんなに無理してまで東京五輪を開催す . . . 本文を読む
欧米を見て過剰反応をした日本
2020年6月4日
「日本の死亡者数は42万人も」という専門家会議の西浦博・北大教授による警告で日本中が震え上がりました。結果は900人です。「何も手を打たなければ」という前提があったにせよ、あまりの落差に驚く。死者数の900人を100倍しても9万人、500倍してやっと45万人です。
誤差どころではない。欧米と同じようなことが日本でも起こ . . . 本文を読む
コロナ危機で霞む存在感
2020年6月1日
吉村大阪知事(44)、鈴木北海道知事(39)ら小泉進次郎・環境相(39)と同世代の政治家がコロナ危機対策で注目されています。彼らの活躍が目立つ中で、「将来の首相候補」のランキングでは常に上位を走ってきた小泉氏はすっかり影が薄くなっています。
小泉氏に政治家として飛躍したいという意思があるのならば、永田町(国会)を離れて、県知 . . . 本文を読む