戦後70年、鎮魂の物語
2015年7月31日
今夏は戦後70年という節目です。悲惨な戦争の象徴でもある特攻隊員の鎮魂の物語を、知人がメールで送ってきてくれました。何年か前にまとめた文章を、目に触れなかった人もいるだろうと、添え書きして送ってきたのです。題名は「ホタルとツバメ」。他の人からの見聞記に自分の体験記を交えた文章です。物語をかいつまんでお伝え . . . 本文を読む
政策的にも手詰まり
2015年7月28日
自民党政治に対する風向きが急変し、突風が吹き荒れています。内閣支持率が急落して、不支持率が上回るという危機的な状況です。政策的にも手詰まりで、政権にとって今後、悪材料が多く、安倍政権が危機を抜け出すのは容易ではないでしょう。
野党は対案を立てる責任と能力に欠けるため、政策論争を避け、とにかく安倍政権に土 . . . 本文を読む
トップダウンの操作指示に絶句
2015年7月23日
東芝は日本を代表する大企業ですよ。社長が3代にわたってトップダウンで犯罪的行為を続けてきたとは、驚きました。組織ぐるみという甘いものではありません。部下の抵抗も押しのけて、社長自らが「不正」をせよと強制してきたとは。一流とされる大企業では、まず前例がなく、絶句します。
驚きは3代の社長の行 . . . 本文を読む
地震電磁気学による新しい手法
2015年7月21日
相変わらず各地で地震や噴火が絶えません。東日本大震災、阪神淡路大震災級の再来もありえます。伝統的な地震学では、地震の原因、構造分析はできても、地震の予知、予測は困難だというのが定説になっています。
そんな時に登場しているのが、電磁気的手法を使い、短期予知に絞って予測をしようという動きです。地震発 . . . 本文を読む
首相が白旗あげ白紙撤回
2015年7月18日
安倍首相がついに白旗を揚げて、白紙撤回しましたね。2020年の東京五輪向けの新国立競技場の建設問題は、久々に世論の勝利となりましたね。「よく決断してくれた」と、支持率が回復するのか、「まだ油断がならない」と、世論は当分、警戒を緩めないのか。まだまだ曲折があることでしょう。
最大の責任者は安倍首相でし . . . 本文を読む
本音を隠し「賛成」、「反対」
2015年7月16日
米国の元国務長官・キッシンジャーだったか、「日本人は安全保障の問題に無知だ」、「日本人に戦略的思考ができるか。多分ノーだ」とかいったことがあるそうです。その話を読んで、「失礼な奴だ。日本人をバカにしている」と、ハラが立った記憶があります。今回の安全保障関連法の衆院可決までの流れを見ていると、そういわれ . . . 本文を読む
無責任政治の歴史的記念物に
2015年7月14日
新国立競技場のずさんな建設計画は、政治家、五輪関係者の無責任体質を象徴していることがますますはっきりしてきました。無責任を通りすぎて、関係者からは放言としかいいようのない発言が繰り返されています。予定通りに、この歴史的構造物を建設するのでしたら、最高責任者にちなんで「アベドーム」と命名しましょう。
. . . 本文を読む
日のあたる時には登場
2015年7月9日
2020年の東京五輪のメイン会場となる新国立競技場の建設問題は、迷走どころか暴走を続け、財源手当てのメドがつかないまま、総工費2520億円の計画が承認されました。いったい誰の責任でしょうか。安倍首相に最終的な責任があると思います。残念なことに、この問題で責任ある発言はまだ聞いていません。
「費用は膨大、完成 . . . 本文を読む
したたかさに翻弄
2015年7月7日
日本の外交は甘いですね。日本人拉致被害者をめぐる北朝鮮の外交のしたたかさ、というかずるさ、さらにユネスコの世界資産登録をめぐる韓国外交のしたたかさ、というかずるさに、日本は翻弄されました。先週は北朝鮮がまたか、と思ったら、今週は韓国がまたか、日本の失点は立て続けですよ。
メディアは「不誠実極まりない」とか「極め . . . 本文を読む
副作用の問い合わせに返事がない
2015年7月6日
先日、ブログ「薬局は安価なジェネリックが嫌い」を書きました。医療費を含む社会保障費の削減のためになるのに、肝心の調剤薬局が嫌がっているという話です。そうしましたら、「安いからといって、ジェネリックを安易に勧めてはいけない」という指摘を頂きました。なるほど、と思うところも多く、紹介しましょう。
まず、大病院の院長も . . . 本文を読む
患者本位より利益本位か
2015年7月3日
財政再建に役立てようと、政府は医薬費の削減に力をいれることになり、ジェネリックといって、価格の安い後発医薬品の普及を打ち出しています。医院が処方してくれた薬を売る調剤薬局は、これをどうも歓迎していないようですね。
わたしの体験談をお話しましょう。ドライアイ(乾き目)の検査に3ヶ月に一度、近くの眼科医で . . . 本文を読む
首相の再建策は楽観的すぎる
2015年7月1日
ギリシャの通貨・金融危機について書いたところ、「随分と非難されていますね。自国がどういう状況かご存知でしょうか。日本が崖っぷちということをお忘れなく」というコメントが寄せれられました。「happyヨーロッパ移住」という肩書きを使っているので、日本から移住してお住まいなっている人でしょう。移住のお世話をし . . . 本文を読む