義務としての在日駐留軍経費の分担
2016年11月27日
トランプ次期期米大統領は「アメリカ第一主義」(アメリカファースト)の名のもとに、日本にもかなりの難題をぶつけてくるでしょう。日本も受け身でなく、準備態勢に入ったほうがいいですね。トランプ氏が重視している安全保障予算、中でも在日駐留軍経費の負担問題は大きな焦点です。
以前から気になっていた . . . 本文を読む
違和感のある天皇観が目立つ
2016年11月24日
天皇陛下自らが健康上の理由などから望んでいるとされる退位問題で、有識者会議は2回のヒアリングを終え、最終回を残すだけとなりました。11人の識者の発言を読み返してみますと、ついていけない天皇観を述べる識者がかなり目立ちます。この人たちは、人間としての天皇より、天皇制という制度の維持、解釈に意識が集中している感じで . . . 本文を読む
警察庁の指導が論争呼ぶ
2016年11月21日
夜間、車で走る時、ヘッドライト(前照灯)の角度を上げたり、下げたりしますね。上げるのはハイビームで、100m先まで見え、下げるのはロービームで、40mまで見えます。警察庁は事故防止のため、視野を広げるハイビームの使用を奨励することになりました。あくまでも「状況」次第ではロービームなのに、「どんどんハイビームを使え」との受け止め方 . . . 本文を読む
「トランプはない」との断言の検証を
2016年11月19日
安倍首相がトランプ次期米大統領と会談し、いい雰囲気だったと、メディアは伝えております。そこで思い出すのは、本を書けばベストセラーになる池上彰氏が一年前に出版した「大世界史」(文春新書)での大予言です。「トランプ氏は勝てません」と断言しました。忘れていませんよね、池上さん。大統領選の結果を分析をするようお勧 . . . 本文を読む
他人の生命を守るための投資
2016年11月17日
高齢者ドライバーによる悲惨な事故が、各地で立て続けに起きています。死亡した人も悲劇だし、事故を起こした人も悲惨です。自働車保険でカバーできない部分もあるでしょうし、死亡された側にとっては、金銭問題ではすみません。高齢者ドライバーの比率が上がっており、この社会的悲劇への対応強化が必要です。
高齢者に免許証の自主返納を求 . . . 本文を読む
国が放置してきた影響も大きい
2016年11月13日
民進党代表の蓮舫氏が二重国籍という違法状態を20年以上、続けていたようですね。政権交代を目指す野党の党首が日本国籍と台湾国籍を持ったまま首相に就任したら、どちらの国益を尊重するか。この国籍法違反は四方八方から批判を浴びるだろうを思っていたら、意外に静かなのです。なぜなのだろうか。一つの手がかりを得ました。
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予想困難な非連続の時代
2016年11月10日
米大統領選に勝ったトランプ氏に敗北したのはヒラリー氏ばかりでなく、ヒラリーを支持した米大手新聞であり、結果を完璧に見誤った世論調査です。当初は泡沫候補扱いされたトランプ氏が勝ち、米国政治の王道を歩いてきたヒラリー氏が負けるとは、多くの日本人も考えなかったでしょう。
EU(欧州連合)からの離脱か残留かをめぐる英国の国民投票 . . . 本文を読む
豊洲問題で責任追及が先行の愚
2016年11月8日
小池百合子都知事が懸命になって、都政に山積する問題の解決に取り組んでいます。質疑応答もそつなくこなしています。そこまではいいとして、最も重大な課題が後回しになっているような気がします。豊洲市場のように大きなプロジェクトほど、俗受けする細かなところから手をつけるのではなく、最初から大きな核心にすばり踏み込むべきです。
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TPPの採決の混乱を狙う
2016年11月4日
したたかな国会議員がいるものですね。わざと失言して、国会を混乱させ、法案審議を遅らす。本人は失言の効果があったとほくそ笑んでいるのではないですか。山本農水相がTPP(環太平洋経済連携協定)法案の審議の最中に見せた不規則発言は、私も初め「失言」と思っていました。それが「失言」が繰り返されたのをみて、「これは計略だな」。
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失意の黒田氏の再任はない
2016年11月3日
黒田日銀総裁が消費者物価引き上げの公約について、5回目の先送りを決めました。達成時期を「2018年度ころ」としており、ご自分の任期が切れる18年4月までに間に合いそうにありません。つまり任期中の実現が困難になりました。景気はよくない、賃金は上らない状況の時に、物価だけ無理やり上げると、生活は苦しくなりますから、多くの国民はほっと . . . 本文を読む