防衛職員が連日のコメンテーターの異様
2022年4月30日
ロシアのウクライン侵略の報道で、連日連夜、防衛研究所のスタッフがテレビ番組に登場するのを見て、「ジャーナリズムの一環に食い込んてしまったようで、やりすぎではないか」と、思ってきました。国家・国家機関とメディアは適度の距離を置いた存在でならなければならないのです。
防衛研の存在は知る人は知っていても、私を含め . . . 本文を読む
100年以上前にロシア極東に大挙移住
2022年4月24日
外務省は22年度版の外交青書で北方領土について「日本固有の領土であるのに、ロシアに不法占拠されている」と記述し、19年ぶりに「不法占拠」という表現を復活させました。
北方領土返還を期待して、ロシアを刺激したくないとの遠慮があったのでしょう。そんな気遣いと無関係に、ロシアのウクライナ侵略で返還交渉は断絶しまし . . . 本文を読む
政府はシェルターの有無を示せ
2022年4月19日(写真はスイスの地下要塞)
ブログ「首相官邸に緊急事態に備えた地下シェルターはあるかーウクライナ戦争からの教訓」(4/14 )を書きましたら、19日に「マリウポリ抗戦/製鉄所に地下要塞」(読売新聞)という記事が掲載されました。
マリウポリの市長顧問がSNSに地下施設の見取り図を投稿し、「戦闘は難しくなり、ロシア軍は地 . . . 本文を読む
少子化でシニア受講生が増加
2022年4月18日
若い頃、遊び半分で習っていたピアノ演奏を45年ぶりに再開、音楽教室に通い始めて数年になりました。ボケ防止のためです。指、腕、聴覚、視覚、頭など全部を使う。6、70歳を過ぎたシニアには、なによりもいいのです。
やってみますと、指が思うように動かない、美しい響きにならないという不満が募るばかりでした。そこで思い切った決 . . . 本文を読む
ウクライナ戦争からの教訓
2022年4月14日
ロシアのウクライナ侵略に刺激され、「憲法に非常事態条項を明記すべきだ」との主張、さらに「核シェア(共有)を」との声が聞かれます。その前にはっきりさせておくべき重大な問題が忘れられていると思います。
それは非常事態の発生や核戦争の懸念が生じた場合などに備え、首相官邸の機能をそっくり移して指揮をとれる地下シェルター(避難所 . . . 本文を読む
記者は政治家の代行業ではない
2022年4月9日
新聞協会賞も受賞している朝日新聞の著名記者の行動が批判の的になっています。安倍元首相の核シェア(共有)論を巡るインタビュー記事が絡んだ問題ですから、SNSやネット論壇でも賛否が沸騰しています。
ネット社会では断片的なコメントが飛び交います。ネット論壇のアゴラでも、ツイッターなどのコメントを集めて特集をしています。それ . . . 本文を読む
橋元批判などより大事なこと
2022年4月5日
ロシアのウクライナ侵略の残虐ぶりは目を覆うばかりです。首都キーウ近郊で地元住民ら何百人もの遺体がみつかり、地雷を仕掛けられていた遺体もあった。次々に流れてくる映像が示すのは、歯止めがかからず人間とはいえなくなった独裁者の恐ろしさです。
プーチン大統領によるウクライナ併合というより、正気を失った独裁者個人の集団虐殺(ジェ . . . 本文を読む
データ分析ジャーナリズムに活路
2022年4月1日
読者の新聞離れが急速のうえ、コロナ対策の影響で情報源との接触が細り、新聞記者の取材力が低下し、新聞社は四苦八苦です。コロナ危機やロシアが仕掛けるウクライナ戦争の記事を満載し、かろうじて紙面を作成してきたものの、読者には飽きがきています。
そうした中で経済専門紙・日経が新手の調査報道に活路を見出そうとしているようです . . . 本文を読む