新聞記者OBが書くニュース物語 中村仁のブログ

全国紙の元記者・中村仁がジャーナリストの経験を生かしたブログ
政治、経済、社会問題、メディア論などのニュースをえぐる

秘密保護法めぐる不毛の対立

2013年11月27日 | 政治
 法案に反対か機密保全に反対か                       2013年11月28日  特定秘密保護法案をめぐって国論が二分されています。法案には欠陥が多いから反対なのか、国家機密の保全を強化すること自体に反対なのかが、もっとも本質的な問題だとわたしは思います。 . . . 本文を読む

(怒り)歯科医の過剰のツケ

2013年11月24日 | 社会
   (おじさんは怒っている)       患者の負担増に 2013年11月25日  街を歩くと、やたらと歯医者の看板が目に入ってきます。わたしの住んでいる町の駅周辺だけでも20箇所ほどの歯科医院があります。内科、眼科、皮膚科などに比べとにかく多いのです。明らかに過当競争状態で、市場経済下では普通なら商品、サービスの価格、料金は値下がりするはずです。そうはなっていないどころか、割高に . . . 本文を読む

猪瀬知事、あなたもか

2013年11月23日 | 政治
 現金が語る後ろめたさ 2013年11月23日  東京都の猪瀬直樹知事が医療グループ「徳洲会」から5000万円を受領した問題で、「あなたも大金を現金で受領したのか」という思いを抱きました。政界の人たちは現金が好きなのですね。小沢一郎氏もそうでした。    猪瀬氏は昨年12月の知事選で大勝しました。本人の実力で史上最多の434万票を獲得できたと考えている人はまず、いないでしょう。橋下 . . . 本文を読む

(怒り)金正恩は最高指導者でない

2013年11月20日 | 海外
 (おじさんは怒っている)2014年11月20日                       語感をもっと大切に    北朝鮮というならず者の国家のトップを、メディアがしばしば最高指導者と呼ぶぶことに以前から不快感を持っておりました。今朝のNHKの朝のラジオ放送で「北朝朝鮮の最高指導者の金正恩氏が米国のプロスポーツ選手と会いました」とかいうニュースを流しておりました。相手はバスケット . . . 本文を読む

みずほ銀事件が象徴するもの

2013年11月16日 | 経済
  第三者委ばやりを嘆く                                           2012年11月16日    みずほ銀行による暴力団関係者への問題融資は、銀行自身による調査、第三者委員会の調査報告書発表という段階から、金融庁の立ち入り検査の開始へと発展しています。エリート集団であるはずのメガバンクで、企業としての自浄能力が不十分だったことは、日本の企業 . . . 本文を読む

(怒り)老舗出版社、ミスを17年も放置

2013年11月14日 | 文化
 (おじさんは怒っている) 2013年11月14日             モーツアルトが泣いている  (おじさんが怒っている)シリーズの第三回は、老舗の音楽出版社が出版している楽譜に多数のミス、誤植があり、それを17年も放置している、という話です。モーツアルトのソナタの名曲集で、音符や記号の間違いがあるのに、これまで訂正してこなかったのです。この楽譜通りにピアノを弾くと、妙なメロディーとなり . . . 本文を読む

ある知日派中国人の安否を懸念

2013年11月11日 | 海外
 朱建永教授に対する取調べ                               2013年11月11日    中国の動乱,動揺期が拡大、深刻化する中で、日中関係について日本のメディアで積極的に発言してきた朱建永・東洋学園大学教授の消息、安否を多くの日本の中国関係者が心配しています。わたしは中国専門家ではありません。あるきっかけから勉強会で、直接、お目にかかり、懇談したことが . . . 本文を読む

(怒り)星野監督、「勇気」はおかしい

2013年11月09日 | 社会
 (おじさんは怒っている)   日本一の仙一さん、正しい言葉を  2013年11月10日  プロ野球の日本シリーズで、楽天が巨人を下し、日本一になりました。星野仙一監督にとって巨人は宿敵であり、はちきれるばかりの喜びようは、この胴上げ写真からはっきり分ります。星野監督のファンでもない私ですら、感動するいい写真です。    史上まれにみる豪速球投手、田中将大の怪腕に巨人がおびえたの . . . 本文を読む

(怒り)コンビニの喫煙コーナーを廃止せよ

2013年11月07日 | 社会
    (おじさんは怒っている ) 2013年11月8日              街の健康を守れ  このブログで、「おじさんは怒っている」というテーマで、日常生活、地域社会、町、街で起きていることへの怒り、憤懣などを時折、掲載することにしました。わたし、わたしの隣人、友人、知人がニュース・ソースです。身近なところにころがっている問題、些細であるけれども見過ごせない問題を . . . 本文を読む

不祥事の公表が遅れた企業に厳罰を

2013年11月05日 | 経済
 どこかおかしい企業批判 2013年11月6日   食材の虚偽表示といい、メガバンクの暴力団員への融資といい、企業の不祥事が次々に発覚しています。企業は自主的に調査し、処分を発表し、社会やメディアも厳しい批判を浴びせています。「もぐら叩き」に終わらせるのではなく、法的制裁、社会的制裁の方法をもっと工夫しようではありませんか。「いつか来た道」を繰り返してはなりません。  「いつか来た道 . . . 本文を読む