政治家の持病
2014年2月25日
森元首相は「あの子は大事な時には必ず転ぶ」との失言に対し、浅田真央ちゃんのひと言「森さんは後悔していると思います」で、一本とられましたね。さすがに世界的レベルのフィギュア選手は頭も表現力も鍛えられています。これで人気がまたあがります。森元首相はもともと、失言癖という持病があり、語録がまた増えまし . . . 本文を読む
人材流出、士気低下の悪循環
2014年2月23日
東京電力の福島第1原発の敷地内で、汚染水の流出などトラブルが相次いでいます。「東電は何をやっているのだ」という批判が高まっているのは、当然でしょう。当然だからといって東電バッシングを続けていると、東電や関連会社から人材や従業員の流出が激しくなるか、士気が低下し、それがまた次のトラブルや . . . 本文を読む
安倍さん、しっかりして
2014年2月19日
NHKの会長、経営委員たちの常識はずれの発言がまだ尾をひいています。今朝の朝日新聞には、2月12日の経営委員会での籾井新会長の発言がまた、物議をかもしたという記事がのっています。経営委員の発言も関係国を怒らせています。これらは失言というものではなく、本音でしょう。本音にしてもまともな人の . . . 本文を読む
反原発一神教の限界
2014年2月16日
中部電力が浜岡原発(静岡県)の再稼動に向けて、原子力規制委員会に安全審査を申請しました。都知事選で「原発即ゼロ」の細川・小泉連合が敗北したのをみて、タイミングを計って、申請したのかも知れません。
原発そのものの安全性が新しい規制基準を満たしたとしても、南海ト . . . 本文を読む
読み違えた争点
2014年2月13日
舛添氏の圧勝に終わった都知事選は、当初、新聞メディアが予想したシナリオとは相当に違った展開になりました。とくに反原発路線を走ってきた朝日、毎日新聞は序盤戦から掲げてきた社論との大きなずれに戸惑った様子で、選挙結果の論評は苦し紛れのつじつま合わせに苦労していたように見受けられました。
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後世の評価を予想する
2014年2月10日
今回の都知事選はめったにないほど話題性に満ちておりました。二人の元首相が連携したこと、原発の是非が争点になったこと、選挙の争点を一点に絞るべきか否かといったことなど、話題性はたくさんありました。選挙結果の解説、分析は書きつくされているように思いますので、わたしのブログでは、10、20年後には . . . 本文を読む
過剰マネーの報復
2014年2月6日
世界の株式市場が動揺しています。日経新聞が「歴史的な株高が映す期待を現実に」(12月31日付け社説)という見出しを掲げたのは、つい最近のことで、昨年の大晦日の日でした。「現実」とは、「実体経済の好転」のことでしょう。それが、年が明けると、市場の様子がだんだんおかしくなり、2月にはいると「世界で株安 . . . 本文を読む
反原発派のショックは深刻
2014年2月2日
2月9日投票の都知事選で、原発即ゼロを最大の争点にしようとしてきた細川氏の敗北がほぼ確定しましたね。二人とも元首相で、かつては圧倒的な人気があった細川・小泉連合ならブームを起せると考えた作戦は惨敗に終わるでしょう。元厚労相の舛添氏が勝つ見通しで、細川氏は共産党推薦の宇都宮氏に次ぐ3位の可能 . . . 本文を読む