政治家の大言壮語に踊るな
2020年3月29日
新型コロナの感染者が世界全体で60万人を突破、死者は3万人となりました。トランプ米大統領は「自分は新型コロナと闘う戦時の大統領と思っている」と、また安倍首相は「経済対策はかつてない規模にする。経済をV字型に回復させる」と、大げさな言い方をしました。
誇大な表現は政治家の習性であり、それが職業になっている人たちです。有権者 . . . 本文を読む
東京の猛暑を避けるチャンス
2020年3月24日
東京五輪の夏の開催が見送られ、1,2年後に延期することが確定的になりました。後味の悪い「呪われた五輪」(麻生副総理)のイメージを払拭するためにも、夏の開催をやめるいい機会です。再び延期することがないように、2年後の「2022年秋の開催」に軌道修正するのがいいと思います。
「1、2年後」のうち、「1年後」の開催はリスクが . . . 本文を読む
だから活字離れが進む
2020年3月21日
五輪の選手側や複数の国の五輪委員会から「東京五輪の夏開催はもう無理」という声がどんどん発せられています。新型コロナの感染が衛生環境の悪いアフリカに拡大し、株暴落の中心的舞台のニューヨークでは従業員は出勤禁止(自宅勤務)です。
ニューヨーク・タイムズ紙は「五輪中止を(キャンセル・ザ・オリンピック)」という見出しの社説を掲載しま . . . 本文を読む
だから活字離れが進む
2020年3月21日
五輪の選手側や複数の国の五輪委員会から「東京五輪の夏開催はもう無理」という声がどんどん大きくなっています。新型コロナの感染がアフリカに拡大し、株暴落の中心的舞台、ニューヨークでは従業員は出勤禁止(自宅勤務)です。ニューヨーク・タイムズ紙は「五輪中止を(キャンセル・ザ・オリンピック)という見出しの論評を掲載しました。
他国で開 . . . 本文を読む
IOCの優柔不断が不安増幅
2020年3月19日
国際オリンピック委員会(IOC)は「東京五輪を予定通りに開催(7月24日から)する」と、声明を発表しました。「大会まで4か月以上ある」といいます。ぎりぎりまで見極めたい主催者側として、こうした言い方で逃げるしかない事情があるにしても、どうするか態度決定を保留していると、延期すらできず、最悪の中止に追い込まれる懸念があります。
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複合不況の懸念が強まる
2020年3月13日
新型コロナのパンデミック(世界的な大流行)との発表でNYダウがまた暴落し、2400㌦という史上最大の下げ、日本も一時1万7000円割れ、株暴落が世界全体に広がる「パンデミック」です。懸念されていたバブルの崩壊が始まったのです。
コロナ感染が終息すれば持ち直すという甘いものではなさそうです。政策当局が金融財政面から手を打って . . . 本文を読む
4月中の収束宣言は困難
2020年3月9日
新型コロナウイルスの感染国は100か国を超え、累計の感染者は10万人以上に達しました。こうした状況のもとで夏の東京五輪は開催できるのか、開催すべきか。それを決断するタイムリミットは国際オリンピック委員会(IOC)がいう「5月」ではなく、4月でしょう。
IOCや日本側の「5月に最終決断」は建前でしょう。「予定通り開催」ならと . . . 本文を読む
メディアは誘われても自粛を
2020年3月3日
共産党の赤旗新聞が首相の会食回数を数えたら「2月は25日までで11回」です。新聞の「首相動静」欄に毎朝、載っていますから簡単な作業です。コロナ対策で「国民にいろいろ自粛を求めているのに、宴席とは」と野党がかみつけば、首相は「様々な人と意見交換をしている。宴会ではない」と。
国会では、もっとまともな議論をしてもらいたい。首 . . . 本文を読む