大使、大使館員は早々に海外に離脱
2021年8月28日
新型コロナ対策、東京五輪パラリンピック、自民党総裁選による政治空白が重なる中で、日本は信じ難い失策をまた重ねています。アフガニスタンからの邦人、外国人スタッフの退避作戦の出遅れによる失敗です。
他国はすでに大規模な退避を実施しているのに、なぜ日本は出遅れたのか。官邸、外務、防衛省が連携して、早期に作戦を立て、実 . . . 本文を読む
菅氏延命で喜ぶ野党連合
2021年8月24日
横浜市長選で自民党が惨敗しました。民意がこれほどはっきり、政権に「NO」を突きるつけることはそう度々、あることではありません。
菅首相の地元、しかも首相が全面的に支援した小此木・前国家公安委員長の敗北は、菅首相の敗北と同義語でしょう。山中氏50万票、小此木氏32票、林氏19万票でした。ここまで大差がつくと予想した人は少な . . . 本文を読む
時代遅れの政治体質を変えよ
2021年8月21日
9月末の任期満了に伴う自民党総裁選に向け、岸田前政調会長、下村政調会長、高市前総務相らが立候補の構えを見せています。
総裁候補の人気投票では下位か、泡沫扱いの人物ばかりなのが不思議です。しかも首相になったら、新型コロナ対策を含め、どのような政治をするのかの態度表明もありません。揺さぶってみるが目的ですか。
&nbs . . . 本文を読む
「社会的実験」の視点を持とう
2021年8月14日
新型コロナの感染拡大は「予測不可能な大転換の時代を生きる」(世界の賢人が語る未来/講談社現代新書)契機ともなるはずです。
お盆シーズンの帰省も、単純に自粛を求めるのではなく、故郷を見直し、東京一極集中を是正するチャンスにしたらいいのに、そうした発想が政府や知事らには極めて乏しいと思います。
小池 . . . 本文を読む
閉幕しても五輪問題は終わらない
2021年8月9日
東京五輪では、競技場内の選手たちの躍動美の素晴らしさに酔いました。一方、競技場外の運営では、多くの問題が浮上し、多くの論点が浮き彫りになりました。五輪史上に残る大会となるでしょう。
運営側の不祥事の多発、コロナ危機、猛暑、政治的な思惑、経済的収支、開催都市の負担軽減、IOCの絶対的な権限への批判など、論点は拡散して . . . 本文を読む