トランプ批判とトランプ評価の交錯
2019年5月28日
トランプ米大統領が新天皇の国賓として来日し、安倍首相とは通算11回目の首脳会談が行われました。日米の蜜月関係という表現は平板すぎ、「日本は米国依存」を深め、「米国もまた日本依存」に傾斜してきたというのが日米関係の本質です。
メディアは「おもてなし外交」「対米追従外交」「恩を売られた日本」(朝日新聞)という感情的なレベルから . . . 本文を読む
事故防止装置の義務付けを
2019年5月21日
高齢運転者による痛ましい事故が目立っています。メディアによる批判が高まり、多くの高齢者は居たたまれない思いをしているようです。知人たちは「メディアは老人叩きに精を出すのではなく、冷静に安全防止装置の普及、高齢者の運転する車への装着義務付け、道路 . . . 本文を読む
令和に踊っている時でない
2019年5月17日
新元号の令和ブームもいい加減にしてほしいですね。何かにつけて令和と関連づけて語るメディア、識者、政治家があまりにも多い。「天皇が代わられるたびに、時代の予想を越えて変わることがある」「令和は新しい時代を切り開く」などの声を聞きます。そんなに簡単に新しい時代がくるわけではない。
そんな中で、経済同友会の前代表幹事、小林喜光氏は率直な . . . 本文を読む
NTTはサービス改善に怠慢
2019年5月13日
もう数十年は加入している家庭の固定電話の使用価値が急激に落ちています。スマホ携帯は高品質化し、生活必需品になっているのに、NTTは固定電話のシステム向上に無関心です。NTTは振り込め詐欺の手伝いをしているのではないかと、思いたくなります。
固定電話しか使えない高齢者世帯との通話を考えると、廃棄処分にするわけにもいかない。私の場合 . . . 本文を読む
リスクを減らす分散型行動
2019年5月9日
大津市の県道交差点で保育園児の痛ましい交通事故が起きました。こうした事故のたびに、私は行列や集団で行動すると、事故発生時に被害が拡大することが少なくないと、思ってきました。安全対策のはずの集団行動が裏目にでることがある。もっと論じるべきでしょう。
そのことを確認したくて、翌日の新聞に載った事故発生時の再現図をみました。案の定というか . . . 本文を読む
産経の天皇観には驚く
2019年5月6日
天皇陛下の退位、即位に始まる10連休中、新聞は皇室報道一色から始まり、ニュースのネタがないからなのか、次は何が何でも「令和」に結びつける紙面を作りました。「新時代の到来」を叫ぶわりに、新聞の想像力の不足が気になっていましたので、連休が終わり、やれやれです。
それでも各新聞の特色は浮かびあがり、新聞比較の材料にはなりました。中でも突出して . . . 本文を読む
童話で心が昇華される
2019年5月1日
天皇陛下が30日、退位されて上皇に、皇后さまも上皇后なられました。皇后さまとは、身近な距離でお話する機会がたまたまあり、「でんでん虫(カタツムリ)の悲しみ」というタイトルの児童文学を話題にしました。そのことを5年前ブログに書いたところ、今も読んで下さる方をお見掛けします。
カタツムリが自分の背中の殻には、重荷や悲 . . . 本文を読む