報道の自由が泣くか笑うぞ
2014年11月28日
韓国の朴大統領の名誉を傷つけた罪で起訴された産経新聞の前ソウル支局長の公判が始まりました。日韓関係がこじ . . . 本文を読む
冷め切った年越しソバ
2014年11月26日
安倍首相の解散表明をうけてメディアが一斉に世論調査をしました。世論、つまり社会の風は暴走し、政治をあおることもあるし、意外に冷めってしまっているときもあり、今回は後者のほうだと思います。さらにいえば、冷め切った年越しソバというのが正解かもしれません。
今朝の新聞をみて . . . 本文を読む
異次元緩和と財政再建の相克
2014年11月23日
自信満々だった黒田日銀総裁の表情に、不安と焦りの色を感じる人が増えてきているような気がしてなりません。解散・総選挙の期間中は、2人のすれ違いの話は封印されるでしょう。問題は選挙後です。2人の蜜月関係に変化が広がっていくような予感がしてなりません。
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「自問自答解散」かも
2014年11月19日
安倍首相が解散・総選挙を表明しました。12月14日の投開票で、この「なんのため解散」に有権者が「???」と反発するのか、「消費税の先送り」を歓迎して、安倍首相にもう4年間の任期を付託したと、本当にいえる得票結果なるのか、評価が難しい選挙になりますね。有権者も迷うことは間違いないで . . . 本文を読む
景気判断が最も難しい時
2014年11月18日
安倍首相の解散・総選挙は自民党とって「信を問う」には、最も難しい時期にぶつかりましたね。7-9月期のGDP(国内総生産)速報値が予想外のマイナス成長となりました。成長率の低下はともかく、マイナスはサプライズでしたね。安倍政権とっての正解は、消費増税も解散も先送りなのです。「望外のチャ . . . 本文を読む
勝敗ラインも不明
2014年11月15日
安倍政権が「消費増税の先送り」を最大の争点にしようとしている解散・総選挙をめぐり、不思議なことにその争点が消えかかっています。民主党が急に増税先送りに転換し、主だった政党の多くが先送りで勢ぞろいしてしまったからです。選挙に勝っても負けても、国会では先送り法案が可決されることなるわけです。ど . . . 本文を読む
国民はあ然、???
2014年11月13日
安倍首相が外遊先からの遠隔操作でしょうか、衆院解散の流れが突然、浮上し、メディアはあわてふためいて取材合戦に突入し、「12月14日の投開票」の見通しを伝えています。腹心の菅官房長官が国内で裏を仕切っているようで、野党ばかりか、与党の実力者の裏をかく戦術に、多くの国民は何が起きたのか . . . 本文を読む
意味不明瞭さの功罪
2014年11月11日
3年ぶりに日中首脳が会談し、日中関係の改善に向け、両国が対話を再開することになりました。こじれきっていた関係の悪化に歯止めがかかることを期待します。ここでいつも頭を離れない問題に触れたいのです。特に日中間となると、飛び交う意味不明瞭、奇怪で特殊な外交用語のことです。
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税率「10%」で息切れか
2014年11月8日
消費再増税の賛否について有識者から意見を聞く会合が始まり、一ヶ月後には安倍政権は結論を出しているでしょう。安倍首相は再増税を先送りしたいとの観測がしきりです。ここで考えるべき本質的な問題は、「政局が消費税を決める」という表面的なことではなく、引き上げの異常な難しさがはっきりし . . . 本文を読む
漂流する航海になる恐れも
2014年11月3日
黒田総裁が率いる日銀が、あっと驚くような大胆な金融緩和の追加を決めました。困ったことに、アベノミクス(安倍政権の経済政策)の中心的な役割を背負っている異次元金融緩和の最終的な評価を下すには、何年も必要になるかもしれないのです。金融緩和は景気回復にある程度、即効性がある一方、怒涛のように . . . 本文を読む