rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

プロダクト検波

2008年10月07日 19時01分19秒 | 無線
きっかけは気象ファックスのJMHをおと綺麗に受信出来ないかということ。
(なぜか朝晩はドリフトが多いし、午前中でないと電波が安定しない…etc.)

BFOの信号をのせた状態でゲルマニウムダイオードで検波、というのもつまらないと思い、DBMをカマしてBFOの信号を入れ、プロダクト検波の実験をしてみた。

DBMは0.3MHzぐらいから扱えるモノがあったのでこれを使ってみた。
インピーダンスマッチングなんて考えず、とりあえず実験だ。

結果、挿入損失が想像以上にでかくてこりゃイカン!
急遽NJRCの386でバッファを作るモノの、あまり効果がない。
ここはインピーダンスマチングが取れていないので8Ω:1KΩのトランスをカマしてみる。

それでも劇的な効果はない。
回路図を再検討してみると…どうやらLOを入れる場所が違っていたようだ。

正規の場所に付け替えると多少音声出力が大きくなったが、386無しでは心許ない(パワーアンプじゃなくてプリアンプを繋げるべきなのだが、手持ちがなかった…)。

この状態だと大出力局(NHK)はそれなりに復調出来るが、CRTなどの弱い局はビートがかすかに生じる程度。どうやらAGCなんかも効いてないの?って感じだ。まぁ、単に音声出力が弱すぎるんだろうけど…

JMHもそれなりに復調できたが、やはりレベルが低い。このままでは普通に放送を聴くことは出来ない。

結局ダイオード検波に戻してしまった(ついでに倍電圧検波にしてみた)。
倍電圧検波は多少DXに効果があるようだが、大出力局では音声が歪むだけかも?

予想以上に挿入損失というか変換損失が大きくてこれはダメだね。
IF段でもっと高出力のアンプを一段噛ませばまだ良いのかもしれないけど…

LMF501Tなんかがあると試せたんだけどねぇ(あ、でも検波もしちゃうのか)。