今年4月13日のブログで冥王星に向かう「ニューホライズンズ」の話しを書いた。探査機が冥王星とその衛星「カロン」の間をすり抜けて行く予定日は7月14日になる予定だと。
明日である。
「ニューホライズンズ」に興味がある方は下記のURLから4月のブログも参考にして頂きたい。
http://blog.goo.ne.jp/jsp_blog/e/4b2af0a5a7e748f9a58dfad630eb1edf
この3ヶ月間に様々なことが起きた。個人的には長い3ヶ月だった気がするが、その間もただひたすら冥王星を目指して高速に飛びつつけていた「ニューホライズンズ」のミッションが成功してくれることを願ってやまない。少し前には通信が途絶えるトラブルが発生した。関係者一同肝を冷やしたことと思う。今は復旧し、搭載している7つの観測装置も問題無く稼働しているようなので、想像を超える発見があるだろうと期待している。
冥王星は準惑星と呼ばれることになったが、そのきっかけとなる冥王星似の星が続々と見つかっていて太陽系も水金地火木土天海冥などと呼んで惑星の名を覚えていた頃とは全く異なるにぎわいだ。しかもエリスだのマケマケだのと従来の惑星のように日本語風にアレンジできない名前が付いている星ばかりで太陽系が洋風になってしまったような感じがする。
宇宙は膨張している、と言われている。ダークエネルギーの力が強く、宇宙全体の質量を合計してもこの先この膨張を止める力にはなり得ない。そのためにいずれ遠方の空間に乗っている星も探査機も光の速さを越えて宇宙の水平線の彼方に消えて行ってしまうだろう。
銀河系にはとてつも無い数の星々が集まっている。太陽系は、その端のほうにちょこんと居座っている。私たちの銀河は、いずれ隣のアンドロメダ銀河と合体し、さらに大きな銀河になると言われている。その際、端のほうから中央近くに移動することもないだろうから地球から見ると天の川の星々が増えたように見えることだろう。
だが私たちの銀河以外の銀河は膨張する宇宙空間に乗って、光では観測できない彼方に消えてしまうだろう。やがて宇宙には私たちの銀河がひとつしかない状態が訪れるかもしれない。ただし、その頃には太陽系は年老いて次の形態に変化しているだろうから人類が今のまま太陽系で暮らしているとは思えない。
西部開拓を進めて国を作って行ったアメリカ人はフロンティア精神を大切にしている。同じ気持ちは私たち日本人にも強い。新しい世界を開拓する気持ちは人類共通の傾向だろう。
宇宙は残された最後のフロンティアである。フロンティアを目指す熱い気持ちが継承され続けるなら、人類はやがて太陽系を飛び出し、この銀河を飛び出し、遥か彼方の星域を旅する日がきっと来る。それを実現するためには、まだ文明開化前の今の時期に戦争や自然破壊などで滅んでしまってはもったいない。
やがて地球から何百光年も離れた遠い星の重力に捕まって衛星になっている古代の探査機が発見されるかもしれない。探査機には「ニューホライズンズ」と刻印されている、と宇宙考古学者が発表する。そんな妄想をしながら、ニューホライズンズの成果を待ちたい。(三)
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横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
明日である。
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http://blog.goo.ne.jp/jsp_blog/e/4b2af0a5a7e748f9a58dfad630eb1edf
この3ヶ月間に様々なことが起きた。個人的には長い3ヶ月だった気がするが、その間もただひたすら冥王星を目指して高速に飛びつつけていた「ニューホライズンズ」のミッションが成功してくれることを願ってやまない。少し前には通信が途絶えるトラブルが発生した。関係者一同肝を冷やしたことと思う。今は復旧し、搭載している7つの観測装置も問題無く稼働しているようなので、想像を超える発見があるだろうと期待している。
冥王星は準惑星と呼ばれることになったが、そのきっかけとなる冥王星似の星が続々と見つかっていて太陽系も水金地火木土天海冥などと呼んで惑星の名を覚えていた頃とは全く異なるにぎわいだ。しかもエリスだのマケマケだのと従来の惑星のように日本語風にアレンジできない名前が付いている星ばかりで太陽系が洋風になってしまったような感じがする。
宇宙は膨張している、と言われている。ダークエネルギーの力が強く、宇宙全体の質量を合計してもこの先この膨張を止める力にはなり得ない。そのためにいずれ遠方の空間に乗っている星も探査機も光の速さを越えて宇宙の水平線の彼方に消えて行ってしまうだろう。
銀河系にはとてつも無い数の星々が集まっている。太陽系は、その端のほうにちょこんと居座っている。私たちの銀河は、いずれ隣のアンドロメダ銀河と合体し、さらに大きな銀河になると言われている。その際、端のほうから中央近くに移動することもないだろうから地球から見ると天の川の星々が増えたように見えることだろう。
だが私たちの銀河以外の銀河は膨張する宇宙空間に乗って、光では観測できない彼方に消えてしまうだろう。やがて宇宙には私たちの銀河がひとつしかない状態が訪れるかもしれない。ただし、その頃には太陽系は年老いて次の形態に変化しているだろうから人類が今のまま太陽系で暮らしているとは思えない。
西部開拓を進めて国を作って行ったアメリカ人はフロンティア精神を大切にしている。同じ気持ちは私たち日本人にも強い。新しい世界を開拓する気持ちは人類共通の傾向だろう。
宇宙は残された最後のフロンティアである。フロンティアを目指す熱い気持ちが継承され続けるなら、人類はやがて太陽系を飛び出し、この銀河を飛び出し、遥か彼方の星域を旅する日がきっと来る。それを実現するためには、まだ文明開化前の今の時期に戦争や自然破壊などで滅んでしまってはもったいない。
やがて地球から何百光年も離れた遠い星の重力に捕まって衛星になっている古代の探査機が発見されるかもしれない。探査機には「ニューホライズンズ」と刻印されている、と宇宙考古学者が発表する。そんな妄想をしながら、ニューホライズンズの成果を待ちたい。(三)
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